TAJIHM の 兵庫の山めぐり <南但馬 
 
粟鹿山    あわがやま 962.3m 朝来市・丹波市
 
1/2.5万地図 : 矢名瀬
 
【2024年10月】 No.6 2024-180(TAJI&HM)
 
    氷ノ山より  2024 / 11

 2024年10月の第二週は、後半に入って快晴が続いた。しかも視界は澄んでいた。そうなると好展望の山頂を楽しみたくなり、日曜日に向かったのが粟鹿山だった。コースとしては「山東自然の家」からのコースを登ることにした。前回も「山東自然の家」からのコースを登っていたが、往路は北尾根を登っており、下山に正規コースを下っていた。今回は気楽に登りたく、正規コースをピストンすることにした。山東自然の家の手前にある駐車場に着くと、何台もの車が止まっていた。せいぜい数台も止まっておればと思っていただけに意外だった。まずは車道を歩いて山東自然の家の前を通って行く。林道に入るとすぐ先にゲートがあり、ゲートを通っても今暫く舗装林道を歩いた。コテージ風の建物の前に出ると、そのそばが登山口だった。山頂までは4.2kmだったので、ロングコースと言えた。標識に従って登山道を登って行く。目印テープが点々と付いていたが、道ははっきりしていたので、登山道のままに登る感じだった。周囲は概ね植林地で、自然林に替わることもあったが、また植林地に戻った。堰堤の前を通ると、一度林道に出ることになった。標識に従うと、すぐにその林道を離れて作業道に入り、更に斜面を登るようになった。やや急坂になっており、山頂まで通じるもう一つの林道へのショートカットコースだった。その斜面の道は二つあるようで、古い道は崩壊が進んで歩き難くなっていた。舗装林道に出ると、そこは山頂まで2kmほどの地点だった、その合流点には展望台が建っているのだが、ほぼ周囲の樹林に展望を塞がれていた。山頂へと通じる林道は山頂に建つ電波塔の管理道路でもあったが、展望は無いとあって少々退屈さがあった。それでも進むうちに展望が現れて、丹波の山並みを見ることがあった。山頂の電波塔が見えてくると、程なく公衆トイレが現れた。そこまで来れば、山頂まで残り200mだった。その山頂が近くなると、マイクを通しての大きな声が聞こえてきた。訝しく思いながら山頂に着くと、大勢の人が集まっていた。この日は地元の登山大会があったようで、マイクの声は集まっている人に対しての説明のようで、山頂展望などが話されていた。これで駐車場に車が多かった理由が分かった。その集団はすぐに下山に移ったので、後はパートナーと二人きりで過ごすことになった。前回も澄んだ視界を楽しんでいたが、この日の視界も十分に澄んでおり、遠くは若狭の青葉山も見えていた。ただ氷ノ山は山頂に雲がかかっていた。視界もさることながら山頂はひたすら涼しく、その空気感を楽しんだ。おかげで山頂では一時間余り過ごすことになった。下山は忠実に往路を戻った。ゆっくりゆっくりと下っていても、先に下っていた集団の足どりは遅いようで、中腹辺りで追いつきそうになった。それでも追い抜くことはせず、更に足どりを遅くして、距離を保って駐車場へと戻って行った。
(2024/11記)
<登山日> 2016年10月13日 9:56「山東自然の家」駐車場スタート/10:02ゲート/10:12登山口/11:21〜27展望台/11:47山頂まで1km地点/12:05:〜13:14山頂/13:53展望台/15:00登山口/15:10ゲート/15:17駐車場エンド。
(天気) 雲の多い晴れ。植林地の気温は18℃で、山頂は16℃だった。山頂では風を僅かに受けた。爽やかさのある山頂だった。視界は良かった。
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立雲峡のそばを通って山東町に入ったとき、前方に粟鹿山が眺められた その山頂は雲に隠されていた 「山東自然の家」の駐車場に着くと、意外と多くの車が止まっていた 駐車場を離れて、「山東自然の家」に向かった
「山東自然の家」に入った 宿泊棟の前を通った 林道滝ノ口線に入った
すぐにゲートが現れて通過する 林道の先が登山口であることを示していた 粟鹿滝の標識が現れたが、林道を直進した
緩やかに林道は続いた 小屋が現れると、そのそばが登山口だった 登山口に入った
登山口の標識を見る はっきりとした登山道だった 植林地を登るようになった
離標識が現れると、山頂まで3.8kmだった 自然林の中を歩くこともあったが また植林地を歩いた
堰堤の前を通った 斜面を登って行く 林道に出た 山頂に繋がらない林道だった
標識に従って林道を南へと歩いた 標識に従って作業道に入った 作業道を登って行く

(←)
標識に従って作業
道を離れることに
なった

 (→)
  その辺りは展望が
  あって、北西方向
  が眺められた
斜面を登って行 登山道は二つあり、古い道を近くに見た 林道に合流した 山頂まで続く林道だった
合流点のそばに建っていたのは、展望台だった 展望に期待はしていなかったが、展望台に近づいた 展望台に上がると、やはり展望は無かった

木々の切れ目から
かろうじて見えて
いたのは蘇武岳だ
ったが、山頂は雲
に隠されていた

林道に戻った

林道は山頂に建つ
電波塔の管理道路
でもあった
山頂へと林道歩きに移った 山頂までおおよそ2kmあった 退屈な林道歩きだったが、歩くうちに山頂方向は青空が広がってきた 山頂まで1km地点を過ぎた ずっと緩やかな林道だった

(←)
前方に山頂の電波
を見るようになっ


 (→)
  すっきりと展望も
  現れて、南東方向
  を見る
前方に公衆トイレが見えてきた ここまで来れば、山頂まで200mほどだった 正面に山頂の電波塔を見る
石垣のそばを通った 山頂に着くと、大勢の人が集まっていた 三角点の位置へと向かった 子供も多かった

(←)
地元の登山大会のよ
うで、記念撮影を終
えると下山に移った

  (→)
   パートナーと二人き
   りとなり、すっかり
   静かな山頂だった

別の角度から山頂
を眺めた

一等三角点(点名
・粟鹿山)を見る

(←)
車道に下りて、車
道側から山頂を眺
めた

 (→)
  誰もいない山頂で
  展望を楽しんだ
雲は多かったが、視界は良かった 南西から西にかけてを眺めた
上の写真の右に続く風景を見る 西から北にかけてだった
氷ノ山を隠す雲は薄れても。山頂は現れなかった 来日岳を大きく見る 鉄鈷山を大きく見る
北東に京都府の山も望めた 南西方向に見える法道寺山を大きく見る

建屋山の背後に鉢
伏山を見た

建屋山の手前に竹
田城跡を見た
南西方向に後山を見た 西には須留ヶ峰を見た
北麓の町並みは旧山東町の中心部だった 山頂を離れて下山に移った 電波塔のそばに展望地があり、そこにも立ち寄った
展望地からは山頂からは見えなかった南の方向が眺められた

(←)
上の写真に写る篠
ヶ峰を大きく見る

 (→)
  三国岳を大きく見
  る

南西方向を眺めて
青倉山の背後に生
野高原を見た

展望地を離れて林
道に下りてきた

前方に公衆トイレ
を見る
公衆トイレを過ぎて北へと向かいだしたとき、北から東、南東へと展望が広がった
上の写真に写る五台山の方向を大きく見る
上の写真に写る五台山の尾根を大きく見る その背後に多紀アルプスを見る

若狭の青葉山を大
きく見る

カヤマチ山の背後
に白髪岳を見た
林道歩きを続ける 林道を離れる位置まで戻ってきた 斜面を下って行く
作業道が足下に見えてきた 作業道を経てもう一つの林道に入った その林道も離れて登山道の続きに入った
植林地内の登山道を下って行く 登山口に戻ってきた 後は舗装林道を戻るだけだった
ゲートの位置まで戻ってきた 「山東自然の家」の前を通る 駐車場に戻ってきた