TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
千ヶ峰    せんがみね 1005.2m 神河町・多可町
 
1/2.5万地図 : 丹波和田
 
【2015年8月】 No.7 2015-77(TAJI&HM)
 
    市原峠コースで第三展望台を過ぎて  2015 / 8

 千ヶ峰の市原コースは麓からじっくり登ってこそ山頂に立てる喜びはひとしおとなるのだが、どうも市原峠まで簡単に車で行けるようになると市原峠からハイキングを楽しむ人がほとんどとなり、ファミリー向けのコースになってしまったようである。そこでじっくり楽しむのは冬場として、特に暑い季節の千ヶ峰は市原コースを市原峠から簡単に登って山頂展望を楽しむことに徹しようと思うことにした。その考えで向かったのは2015年8月の最終土曜日だった。前日は近江の山を楽しんでおり、この日も近江の山をもう一山登ることにていたのだが、滋賀の天気は良くなかった。そこで登山を諦めて帰路についたのだが、兵庫県の空は思ったほど悪くなかった。そこで軽いハイキングをしようと、千ヶ峰を市原峠コースで登ることを思い付いたものである。
 舞鶴自動車道を春日ICで離れて春日和田山道路に入り、氷上ICで高速道を離れた。後は県道7号線から県道78号線へと走って、清水坂トンネルを抜けて多可町に入った。国道427号線に出るとすぐに千ヶ峰の標識が現れて、後は標識に従って走って市原峠に到着となった。時間は既に11時半になっており、登山口の手前には数台の車が止まっていた。やはり休日は確実にハイカーが訪れる人気の山になっていると思った。一般的なコースでもあるので、そこからの登山の様子はここには記さないので、下の写真帳をご覧いただきたい。距離にして2km、標高差は230mしかないとあって、ゆっくり登っても50分で山頂だった。山頂には数人のハイカーがおり、山頂の台座や幾つかあるベンチで憩っていた。その山頂で目に付いたのはススキの穂で、涼しい風と共に秋を感じさせてくれた。ただ残念だったのは視界がうっすらとしていたことで、遠くの山並みははっきり見えていなかった。山頂では昼食をとったりして休んでいたのは20分ほど。下山はすんなりと往路を引き返すと40分で登山口に戻って来た。
(2015/9記)(2020/2写真改訂)
<登山日> 2015年8月29日 11:33市原峠駐車場スタート/12:01三つ目の展望台/12:22〜44山頂/13:25エンド。
(天気) スタート時の空は薄晴れだったが、山頂に着いた頃は薄曇りになっていた。気温は24℃ほどで、涼しい風があって快かった。視界はうっすらしていた。山頂で休むうちに、南の空から黒みを帯びた雲が増えてきた。
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(←)
前回と同じく市原
峠の登山口から歩
き始めた


  (→)
   すぐに最初の展望
   台が現れた
市原峠コースはハイキングの名に相応しいコースだった 登山道を歩いていると、ときおり陽射しを受けた 登山道と言うよりも遊歩道と言えそうだった

(←)
登山道の雰囲気は
悪くなかった


 (→)
  東の方向に展望が
  現れた

(←)
登山口の方向を見
ると、その先に続
く林道が望めた


 (→)
  右手前方に千ヶ峰
  の山頂が見えるよ
  うになった
二つ目の展望台のそばには三角点が置かれていた その四等三角点(点名・水谷南)を見る アセビが茂る所を通った
イワヒメワラビが茂る所を通った 三つ目の展望台が現れた 山頂に向かって登るようになった
南東方向に妙見山を見る 丸太の階段道が続くようになった 山頂方向を見ながら階段を登った

(←)
右手に林道が現れ



 (→)
  林道と出会った位
  置で後ろを振り返
  った
山頂まで200mとなった 山頂が間近に見えるようになった 休まず山頂へと階段を登った
山頂に着くと、最高点から少し離れた位置で休憩とした もう辺りはススキの穂がいっぱい出ていた
一息つくと、展望を楽しんだ 北から東にかけてを眺めた けっこううっすらとした視界だった
またに山を大きく見る 篠ヶ峰を大きく見る 南東に見える妙見山を大きく見る


北西から北にかけ
てを眺める

(←)
最高点に立って笠形
山の方向を眺めた


 (→)
  左の写真に写る高畑
  山を大きく見る
山頂を後にして下山の途についた 往路を戻って行く 下りとあって、階段道も楽だった
アセビ帯に入った 前方に展望台が見えてきた 緩やかな尾根歩きとなった
この辺りは散歩の雰囲気だった 登山口の駐車場が見えてきた 先に登山口に着いてパートナーを待った