TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
千ヶ峰    せんがみね 1005.2m 神河町・多可町
 
1/2.5万地図 : 丹波和田
 
【2019年11月】 No.9 2019-174(TAJI&HM)
 
    加美区丹治の春蘭荘より  2019 / 11

 紅葉の季節に紅葉と共に展望も楽しめる山として千ヶ峰に向かったのは2019年11月の第四土曜日のこと。前日の曇り空とは一変して朝から雲の無い澄んだ青空が広がっていた。向かったコースは三谷コースで、三谷渓谷の紅葉を楽しむためだった。三谷コースの登山口に着いたのは10時前。広い駐車場には既に20台ほどの車が止まっていた。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。登山道に入ると沢沿いを登るようになり、小さな橋を渡って右岸側に出た。その先は三谷渓谷の紅葉を眺めながらだった。沢沿いはカエデの木が多いようで、今が盛りの真っ赤な紅葉を目にすることが出来た。沢には滝もありナメ滝状になっているのは雌滝で、その先でまた小橋を渡って左岸側に出ると、沢に大ぶりの滝を見た。それが雄滝だった。その雄滝の辺りはカエデの紅葉が一段と見事だった。その後も紅葉を眺めながらの登りが続き、また小橋を渡った。渓谷を過ぎると植林地の急坂の登りが始まった。道がはっきりしているので単純にしっかり登って行くだけだった。ロープの張られている箇所もあった。三谷渓谷は谷筋のため展望は無かったが、急坂の尾根登りとなっても周囲は概ね植林地で展望は無かった。その急坂登りの途中で左手から岩座神コースが合流した。その先で植林地は終わり、登山道は緩やかとなった。その登山道がまた急坂となって山頂に近づいた。後方には展望が現れて篠ヶ峰の尾根が眺められた。その感じのまま山頂に着いた。千ヶ峰は人気の山だけに好天のこの日は既に大勢の登山者で賑わっていた。この日は気温が適度な上、視界も澄んでおり、山頂で憩うには絶好の日だった。山頂のベンチに腰掛けて、のんびりと千ヶ峰山頂を楽しんだ。山頂で休んでいたのは50分ほど。下山はすんなりと往路を戻った。三谷渓谷に入ると再び紅葉を楽しんだのは言うまでもない。
(2020/2記)
<登山日> 2019年11月23日 10:03三谷コース登山口スタート/10:21雄滝/10:53岩座神コース合流地点/11:12〜12:00山頂/12:22岩座神コース合流地点/12:50雄滝/13:06三谷コース登山口エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は無く、周辺に少し見るのみだった。山頂の気温は14℃で、風はほとんど無し。視界はまずまず良かった。
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三谷コース登山口の駐車場は広々としていた 登山口へと車道を歩く 前方の建物はトイレだった 三谷コース登山口の標識を見る
登山道に入った すぐに紅葉したカエデが現れた 雄滝まで20分の標識を見た
快晴の空の下を登って行く 沢に架かる小橋を渡った また鮮やかに紅葉したカエデを見た
周囲が植林地になることがあった 足下は三谷渓谷だった 緩やかな滝が現れた それが雌滝だった
また小橋を渡った 木々の隙間から雄滝を眺めた 雄滝の辺りは紅葉の最盛期だった
黄色もきれいだった 小さな滝が現れた 見頃の紅葉が続いた
登山道は落ち葉が積もっていた またまた小橋を渡る 沢は細ってきていた 植林地の中を登るようになった
登山道の傾斜はきつくなっており、ロープも見た 階段になっている所もあった 左手から岩座神コースが合流した
植林地を抜けると、また紅葉を見るようになった 山頂まで20分の標識が現れた 登山道は緩やかになっていた
後ろを振り返って大井戸山と篠ヶ峰の並ぶ姿を見た 登山道がまた急坂になってきた 木々が減って、後方に風景が広がってきた
登山道の傾斜がきついまま山頂に近づいた この階段を登り切れば山頂だった 山頂に着くと、大勢のハイカーで賑やかだった

コース案内図を見
るとコースは縦走
コースを含めて七
つあった

最高点に少し近づ
いた 最高点も賑
わっていた

この日は快晴の上
に視界も澄んでお
り、展望を十分に
楽しめた

南東から南にかけ
てを見る
上の写真の右手を見る 南から北西にかけてだった

(←)
笠形山を大きく見


 (→)
  桧和田山の背後の
  山並みを見る

白岩山と高畑山の
間に暁晴山を見た

暁晴山を大きく見


北西から北にかけ
てを眺めた

上の写真に写る氷
ノ山から妙見山に
かけてを少し大き
く見る
北から東、南東にかけてを眺めた 遠方は少しうっすらとしていた
粟鹿山の方向を見る 三国岳を大きく見る 岩屋山とカヤマチ山の並ぶ姿を見る
上の写真に写る竜ヶ岳から篠ヶ峰にかけてを少し大きく見る 左の写真に写る三嶽を大きく見る
西光寺山を見る 人がいなくなったタイミングで最高点に立った 石碑のそばに二等三角点(点名・千ヶ峰)を見る
山頂で50分ほど休むと、下山は往路を戻った 真っ赤な紅葉はドウダンツツジのようだった 前方の風景を見ながら急坂を下って行く
ロープを頼らず下った 急坂を過ぎて緩やかな道となった 岩座神コースの分岐点まで戻ってきた
急坂の植林地を下って行く 三谷渓谷にに入った 沢に沿って下って行く
また三谷渓谷の紅葉を眺めながら下った 渓谷美が続く 午後に入って鮮やかさが増したようだった
紅葉の木はほぼカエデ類だった 最後の小橋を渡った 登山口に戻ってきた