TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
東山    ひがしやま 1015.9m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 音水湖
 
【2016年3月】 No.16 2016-21(TAJI&HM)
 
    作業小屋のそばより  2016 / 3

 2016年の1月、2月は、ほぼ瀬戸内側の山ばかり登っていたので、3月に入って少し北の山を登ろうと、久々に宍粟市北部に向かった。この冬は暖冬だったので、東山の雪は少なかろうと、冬支度としてはスパッツだけを準備した。
 メイプルプラザ前に着いてみると林道に雪は無く、山肌にちらりと見る程度だった。気温も10℃を越えており、もう春山の雰囲気だった。この日は登山コース以外を歩こうと、往路は東山コースの手前から分かれるメイプルロード1号線を歩いた。登れども雪は現れず、東山はすっかり冬シーズンを終えていた。途中から作業道に入ると、舗装路からダート道に替わって少し歩き難くなった。そのダート道にも雪は無かった。このコースは展望の良いコースで、登るほどに西の山並みが広く眺められるようになった。この日の視界はうっすらとしており、山の姿は薄ぼんやりとしか見えなかった。三室山も見えていたが、その姿はおぼろげだった。尾根に着くと東山尾根コースの登山道に合流した。もう山頂まで400mほどだった。山頂が近づいてアセビ帯に入るも、雪は無かった。そして山頂もすっかり消えていた。その雪解けの早さには、少々呆気なさを感じた。まずは展望台に上がって一休みとした。山頂は陽射しを受けて十分な暖かさだったが、陽射しが消えると途端に冷たい風が現れて寒さを感じた。展望台から足下を眺めるとアセビが広く茂っている様が眺められたが、雪解け直後のアセビは葉を総て垂らしていた。目を周囲の山並みに向けると、北の空は雲が多いようで、氷ノ山の姿は見えなかった。すっきりとした視界でも無かったので、山頂での休憩は20分ほどにとどめて、あっさり下山に向かった。下山は尾根コースを歩く予定だったので、まずは往路を引き返したが、アセビ帯の途中で登山道を離れてアセビ帯の中に入ってみた。アセビこそ青々としていたが、下生えのイワヒメワラビは枯れている上に雪で押しつぶされており、何となく日本庭園を見る風景になっていた。そこを横切って作業道に出た。作業道で尾根コースへと向かって行くと、作業道は尾根の東側となるためか雪が残っており、残雪期の風景となっていた。尾根コースに入ると尾根道歩きとなるも、その尾根コースを歩道1号線が分岐する位置で離れて、歩道1号線を下った。名の通りに易しい遊歩道で、気楽な下りだった。その歩道1号線がメイプルロード2号線に合流すると、トラバース道の感じで北へと歩いた。メイプルロード2号線は途中で荒れた所もあって、林道としてあまり使われていないように思えた。そのメイプルロード2号線に尾根道コースが合流すると、そのすぐ先が作業小屋だった。そこからは舗装路歩きとなって、メイプルプラザに向かった。この日は主として作業道歩きだったためにハイキングらしい雰囲気は少なかったが、お馴染みのコースではないコースで周回歩きが出来たのは良かったと思いながらメイプルプラザに近づいた。
(2016/3記)(2020/6改訂)
<登山日> 2016年3月5日 10:02スタート/10:15メイプルロード1号線に入る/10:27作業道に入る/11:03尾根コースに合流/11:12~34山頂/12:20尾根コースを離れる/12:27メイプルロード2号線に出る/12:48メイン道路に出る/13:00エンド。
(天気) スタート時の空は、雲が半分ほどを占めるも、青空も広がっていた。青空の色は薄かった。陽射しが現れたり消えたりを繰り返していた。林道の気温は11℃、山頂は10℃だった。山頂ではよく陽射しを受けたが、陽射しが消えると冷たい風が吹いてきた。視界はうっすらとしており、遠くははっきりしなかった。下山中に薄晴れから薄曇りの空に変わってきた。
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メイプルプラザを見る 辺りに雪は全く見なか
った
東山登山口方向へと林道を歩いて行く 芝生広場のそばを通る 芝生広場も雪は無かっ
林道が二手に分かれると、左手の道へ 登山口まで行かず、メイプルロード1号線に入
った
メイプルロード1号線は緩やかな林道だった

 途中で分かれた作業
 道に入った


   作業道は少し荒れた
   荒れた感じで始まっ
   た
作業道も緩やかな道だった 西に展望が開けてきた うっすらとした視界だった 三室山も望めたが、ぼやけて見えていた
周囲は植林地で、伐採部分も多かった 前方がなだらかな地形になってきた 登れども雪は現れなかった
風景に広がりが出てきた 後ろを振り返る
尾根が近づいてきた 作業道にネットがかかっていた もう一度ネットを通ることになった
ネットを越えて東山尾根コースに合流した 高原散策の雰囲気で山頂に向かう 右手からもう一つの登山コースが合流した
アセビ帯を進む 山頂が近づいても雪は無かっ
樹林が現れると、落ち葉は雪で押しつぶされて
いた
山頂の展望台が見えてきた

 山頂に着いた 山頂も
 雪は無かった


    パートナーが先に展
    望台に上がって休ん
    でいる

 山並みがうっすらと
 しか見えないのは残
 念だった

 東の方向を見る

 やはりうっすら
 とした視界だっ


 南東に暁晴山を
 見る
展望台より北の方向を見る 展望台より南の方向を見る
展望台の階段の先に三角点があった 展望台を下りて二等三角点(点名・上野)を見る アセビは葉が総て垂れ下がっていた

 下山は尾根コース
 を歩こうと、まず
 は往路を引き返し
 た

   すぐにアセビ帯に
   入って東へと横切
   ると作業道に出た

 作業道を歩いて
 尾根コースに向
 かった


   一山を望めること
   があった

 作業道に雪が現れ
 ることがあった


   尾根に出て東山尾
   根コースに入った
尾根コースを下って行く 尾根コースも雪は無かった 一度、前方が開けるときがあった
歩道1号線が分岐する位置で一休みとした 尾根コースを離れて歩道1号線に入った 落ち葉に覆われた歩道1号線を下る
丸太の階段道を下る メイプルロード2号線に合流した メイプルロード2号線はほぼ平坦な道だった

 東山尾根コースが
 北から合流した


   作業小屋が見えて
   きた

 メイプルロード
 2号線は舗装路
 になった

 植松山の方向を
 大きく見る
メイン道路に合流する 後はメイン道路を歩いてメイプルプラザを目指す メイプルプラザが近づいてきた