TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
東山    ひがしやま 1015.9m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 音水湖
 
【2018年1月】 No.17 2018-11(TAJI&HM)
 
    929mピークの近くより  2018 / 1

 2018年に入って1月第2週は寒波到来となった。さぞや播州北部は雪が降ったのではと思えて、東山でスノーハイクを楽しもうと出かけたのは、おおよそ一週間後の第三土曜日のことだった。ところがフォレストステーションに着いてみると、雪はほとんど無かった。路面にも山の斜面にも雪は見られず、駐車場の片隅に除雪で積まれた雪を見るだけだった。どうやら寒波の後に暖かい日が続いたことで、雪はすっかり溶けてしまったようだった。そこで車を尾根コースの登山口まで進めて、そこから登り始めることにした。車をフォレストステーションに止めなかったのは、階段の道が長々と続く樹林コースを歩きたくなく、尾根コースをピストンしようとの考えからだった。靴は冬用を持ってきていたのでそれを履くことにしたが、スパッツは付けずほぼ夏山スタイルで歩き出した。曇り空のためか気温は6℃とさほど冷えておらず、風もほとんど無いとあって気楽な感じで登って行けた。足下の落ち葉はひしゃげていたので、やはり一度雪は積もったものの溶けてしまったようだった。おかげでしっとりとした踏み心地だった。929mピークに着くと、そこからは少し北の方向が眺められて、陽射しを受けた一山が眺められた。その北はガス雲が広がっていた。主尾根歩きとなっても雪はほとんど現れず、ごく僅かに残った雪をみる程度で気楽な登りに変わりなかった。易しい尾根歩きのあと上り坂となり、尾根を横切る林道を越した。もう山頂まで400mほどとなったが、依然雪は無し。山頂が近づくと雪は多くなるのではと思っていたのだが、それも無くアセビの木で青々とした山頂に着いた。登山道では誰にも会わなかったが、山頂も無人だった。上空を見ると相変わらず曇り空で、少し風が出てきたためか肌寒さを感じた。まずは展望台に上がって周囲を眺めた。曇り空の上にうっすらとした視界とあって、フラットな見え方になっていた。少しはっきり見えていたのは暁晴山と黒尾山ぐらいだった。展望台から下りると、展望台の下で早めの昼休憩とした。山頂で休んでいたのは20分ほど。次のハイカーが現れたのを潮時に下山とした。予定通り再び尾根コースに入って、往路と同じ道を戻った。天気は少しは良くなるだろうと思っていたのだが、空はときおり青空が覗く程度で、あまり変化は無かった。むしろ北部の空はガス雲が増えてきたように思えた。登山口に戻ってきたのは12時。山頂での休憩時間を除くと2時間も歩いていなかったので、1月の東山とは思えぬ気楽なハイキングになっていた。
(2018/1記)(2020/3改訂)
<登山日> 2018年1月20日 10:12尾根コース登山口スタート/10:36[929m]ピーク/11:10~29山頂/12:02[929m]ピーク/12:21エンド。
(天気) 薄黒い雲が広がる空だったが、所々で青空が覗いていた。尾根の気温は6℃で、山頂は5℃だった。山頂では少し風を受けた。また小雪がちらつくときがあった。視界はうっすらとしていた。北の方向はガス雲が広がっていた。
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フォレストステー
ション波賀に着く
と、雪は全くと言
ってよいほど無か
った

  入口に登山道の書
  かれた案内板が立
  っていた
尾根コースの登山口近くに車を止めて、登山開始とした 登山コースの案内図は古くなってきていた 登山口に入った

コース案内に従
ってジグザグに
登った

雪のかけらも見な
かった
石ころが多くあって歩き難い所があった アセビが茂る所を通った 落ち葉はひしゃげていた 一度雪が積もって溶けたと
思えた
尾根が近づいても雪は全く無かった 山頂が望めるときがあった 山頂には少し雪が見られた
尾根を歩くようになった 北が開けて一山が現れた そちらは陽射しを受けていた 一山も雪は少ないようだった
僅かだが雪を見るようになった 929mピークに着いた 四等三角点(点名・上東山)を見る
南西方向を見ると、メイプルプラザが見えていた 主尾根を歩いて行く 陽射しを受けることがあった 進む方向に山頂が望めた
尾根の西側は植林地が広がっていた 緩やかな上り坂となった 植林地の中を歩いた

山頂まで600m
を過ぎると前方が
開けてきた

荒れ地に出ると作
業道を横切った
横切った先で山頂方向を示す標識を見た 緩やかな道として登山道は続いた 後200mとなって、樹林コースに合流した
裸木の広がる中を歩いた 一気にアセビが増えてきた 山頂に建つ展望台が見えてきた

山頂にも雪はほと
んど無かった


   三角点のそばには
   以前に見なかった
   ケルンが作られて
   いた
展望台に上がった 東の方向を眺めた この日はうっすらとした視界だった

 上の写真に写る千
 町ヶ峰を大きく見
 る


  同じく暁晴山を大
  きく見る

北の方向を見るも
氷ノ山は雲に隠さ
れていた

藤無山を大きく見

東の方向を見る 荒尾山より右手はガス雲に隠されていた 黒尾山を大きく見る

鉾立山を大きく見


足下で茂るアセビ
を眺めた これは
北側だった
南側の足下を見る 展望台を下りてきた 風があったので展望台の下で休憩とした
蕾を付けているアセビを見た 霜柱を見た 山頂に居たのは20分ほど 下山は往路を引き返した
また雪を見ない尾根歩きだった 植林地へと近づいて行く 前方に阿舎利山を見る
前方に一山を見る 尾根にはベンチが置かれていた 929mピークまで戻ってきた

荒尾山の方向を見
ると、植松山のガ
スが薄れている

姿を現した植松山
を大きく見る
尾根を離れて登山口の方向へと向かった 丸太の階段道を下って行く 登山口に戻って来た