TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
東山    ひがしやま 1015.9m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 音水湖
 
【2019年1月】 No.18 2019-05(TAJI&HM)
 
    929mピークへのコース上より  2019 / 1

 2018年は年末にドカ雪があって兵庫の高峰は雪山となった。その雪山を楽しもうと新年に入った四日目に向かったのは東山だった。メイプルプラザからのコースは兵庫の雪山としては初心者コースと言える易しいコースなので、ごく気楽な気持ちで向かった。メイプルプラザ前に着いたのは9時半のこと。上空は快晴で澄んだ青空が広がっていた。メイプルプラザの辺りは雪は少なめだったが、それでも山上は十分に雪があることを窺わせる山の姿だった。往路は尾根コースを歩こうと、まずはメイプルプラザ前の道路を北へと歩き出した。何度も歩いたコースなのでそのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。新年二日目も快晴だったのでトレースは付けられているのではと予想していたが、その通りでグループが歩いたのかしっかりと踏まれたトレースがずっと続いていた。おかげでスノーシューの必要を感じず無理なく歩けた。尾根の雪は30~40センチ程度で、どうやら新年に入ってあまり雪は降らなかったようだった。その尾根にもはっきりとしたトレースがあってスノーシュー無しで歩いていたが、スノーシューを使いたくなって途中からスノーシューを履いて登った。山頂に着いたのは尾根コースに入ってから70分後だった。山頂は陽当たりが良いとあって、雪は30センチ以下ではと思われた。その山頂に着いたときは雲の広がる空に変わっていたが、山頂で休むうちに雲は減ってきた。高峰は雲に隠されていたが、始めに植松山が現れると次に三室山が現れて、最後は氷ノ山も姿を現した。おかげで快晴の下で360度の眺望を楽しめることになった。風は僅かな上に陽射しを浴びるとあって、冬期だというのに山頂で一時間ばかり過ごした。そして下山に移った。下山はコースを変えて東山登山コースを下った。こちらはほぼ植林地を下るため展望は少なく、また丸太階段の丸太部分でよく滑って歩き難かった。その東山登山コースの登山口に下りて来ると後は林道歩きだった。何度も歩いた道なのでごく気楽に歩いていたのだが、道が二手に分かれた所で勘違いして「東山名水」の方向に歩いてしまった。途中で誤りに気付いたものの「東山名水」の先も歩けるものと思っていたところ、「東山名水」で行き止まりとなった。これは勘違いした位置まで戻るのかと少々気落ちしたが、遊歩道の存在に気付き、その遊歩道歩きで戻った。おかげで10分ほどの遅れだけでメイプルプラザに戻ってきた。そこはソリ遊びを楽しむファミリーで賑わっていた。
(2019/1記)
<登山日> 2019年1月4日 9:37メイプルプラザ駐車場スタート/9:49メイプルロード2号線に入る/10:03東尾根コース登山口/10:29[929m]ピーク/11:05作業道を横切る/11:15~12:14山頂/12:19東山登山コースに入る/13:02東山登山コース登山口/13:33東山名水/13:51メイプルプラザ駐車場エンド。
(天気) 快晴。一時雲が増えて来るも山頂で休むうちに減って、また快晴の空となった。尾根の気温は途中では0℃まで下がった。山頂では1℃だった。風は僅かに吹くだけだった。視界は十分に澄んでいた。
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(←)
フォレストステー
ション波賀は雪景
色だったが、雪は
多くなかった

 (→)
 メイプルプラザを
 見る
尾根コースの登山口目指して歩き出した 路面に雪を見るようになったが、除雪はされていた メイプルロード2号線が近づいて除雪区間は終わった
メイプルロード2号線に入った 予想通りトレースがあって無理なく歩けた メイプルロード2号線は緩やかな上り坂だった
登山口手前に建つ作業小屋が見えてきた 振り返って西の方向を見る 植松山は雲に隠されていた 作業小屋に着いた
尾根コースの登山口を通る 道が二手に分かれたが、左手が登山コースだった 斜面を登って行く
尾根を登るようになってもトレースは続いていた 木々の切れ目から一山を見る 気楽なスノーハイキングだった
右手に東山の山頂を見る 陽射しを受けながら登った 929mピークに着いた
四等三角点(点名・上東山)を見る 929mピークから南西方向を見る 山頂を正面に見ながら歩くようになった
あと1km地点に着いた 登山口から40分だった 北が眺められると、そちらは雲が広がっていた 植林地を歩くようになった 
暫く植林地歩きだった その辺りの雪は少なかった 植林地を抜け出してやや急坂を登るようになった 阿舎利山を大きく見る

山頂が近づいて
きたとき作業道
を横切った

植松山の方向を見
ると、植松山を隠
す雲は少し減って
いた
右手から東山登山コースが合流した その頃には雲が広がってきており陽射しは消えていた アセビが増えてきた
山頂が間近になった 山頂に到着した 少し雲の広がる山頂だった 三角点は雪の下だった

展望台に上がっ
て展望を楽しむ
と共に昼休憩を
することにした

北を見ると、阿舎
利山の背後に見え
るはずの氷ノ山は
すっかり雲に隠さ
れていた
山頂で休むうちに雲が減ってきた 高峰を隠していた雲も消えてきた 南西から北西にかけてを眺めた
北西から北、北東、東にかけてを眺める 雲に隠されていた氷ノ山が少し姿を現していた
東から南東、南にかけてを眺める うっすらと瀬戸の島々が眺められた

雲の消えた植松
を見る

植松山を大きく見

展望台から足下のアセビ群落地を眺める 氷ノ山は姿をあたわしたが、幾分雲は残っていた 藤無山の高峰に妙見山が見えてきた
三室山を大きく見る 須留ヶ峰を大きく見る 千町ヶ峰を大きく見る
暁晴山を大きく見る 三辻山の辺りを大きく見る この日は瀬戸の島も眺められた
山頂で1時間ほど休むと、下山は往路を引き返した 振り返って展望台を見る すっかり晴れ上がっていた 陽射しを受けながら戻った
尾根コースを戻らず東山登山コースに入った こちらのコースにもしっかりトレースが付いていた 植林地に入ると雪はぐんと減ってきた
コースが大きく曲がる所があった 植林地の下りが続く 階段の丸太が滑り易かった 沢沿いを下って行く
登山道の一部は水の流れになっていた 東山登山コースの登山口に下り着いた 後は林道歩きでメイプルプラザに戻るだけだった

この位置から右
手に進むのが正
しいのだが、東
山名水の名に惹
かれて左の道に
入った

小さな池のそばを
通った 池はほぼ
氷っていた
「東山名水」の先も道が続いていると思っていたが 「東山名水」に着くと、その先に道は無かった 少し戻って遊歩道4号線に入った
遊歩道の先はファミリーで賑わう芝生広場だった 山の斜面を使ってソリ遊びを楽しんでいた メイプルプラザに戻ってきた