TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
東山    ひがしやま 1015.9m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 音水湖
 
【2020年1月】 No.20 2020-09(TAJI&HM)
 
    奥組山より  2019 / 11

 2020年は正月から暖かい日が続いた。その暖かさの中で播州北部の山に雪は積もっているのだろうかと、その状況を知りたくなった。そこで展望の良い東山に登って周囲を眺めることにした。向かったのは1月13日の成人の日で、播州南部は朝からほぼ雲を見ない快晴の空だった。その空は旧波賀町に入っても変わりなかった。谷橋を渡ってフォレストステーションに通じる道に入っても、雪どころか霜も見なかった。そのままフォレストステーションに着くことになった。周囲を見ても雪は無いので、東山尾根コースの登山口まで車を進めて、この日は尾根コースをピストンすることにした。その様子は下の写真帳をご覧いただきたい。登山道を登り出しても雪は欠片も見ず、929mピークに着いて漸く見るも、それは前夜に降ったと思われるごく僅かなものでもう溶け始めていた。その後も雪を見ない尾根歩きが続き、あっても前夜に降ったもので、ごくうっすらと地表を覆っているだけだった。山頂が近づいてもその状況は変わらず、夏道を歩く感じで山頂到着となった。登山口から一時間だった。山頂は陽当たりが良いだけに、前夜の雪ははや消えようとしていた。展望台に上がって周囲を眺めると、この日の視界は悪くなく360度の眺望を楽しめることになった。周囲の山並みを眺めても白くなっているのは三室山と氷ノ山ぐらいで、それも例年よりもずっと少なく、12月半ばに見る姿に似ていた。展望台の上は陽射しを受けられたが北風も強く受けることになり、一通り展望を楽しむと下山に移った。下山は往路を戻るのみ。山頂で少し休んでいただけで前夜の雪はもう消えている所もあり、午後にはすっかり溶けそうだった。929mピークまで戻って来ると、そこは風が少ないようで休むには手頃な感じになっていた。昼が近づいていたこともあって、その929mピークで昼休憩とした。その休む間に徐々に雲が増えてきた。どうやら午後は雲の多い空になりそうだった。休憩を終えると、快晴の山頂に立てたことを感謝しながら登山口へと戻って行った。
(2020/1記)
<登山日> 2020年1月13日 9:49作業小屋のそばよりスタート/10:12[929m]ピーク/10:21あと1km地点/10:42東山コースと合流/10:47~11:06山頂/11:28あと1km地点/11:36~47[929m]ピーク/12:02作業小屋エンド。
(天気) 快晴、雲は僅かだった。山頂の気温は4℃で、少し強い北風を受けた。視界は良かった。下山中に少しずつ雲が増えてきた。
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全く雪を見ないとあって、すんなりと作業小屋のそばまで車を進めてスタートした すぐに尾根コース登山口に入った 登山道に入っても雪の欠片も見なかった つづら折れの道を登って尾根に向かった
つづら折れの道は荒削りで、小石が多かった 尾根筋に入って易しい道となった すっかり遊歩道を歩く感じだった
落ち葉の上に木の影を見る 緩やかに高度を上げた 一山が見えると、雪は積もっていなかった
阿舎利山も雪の無い姿だった すっかりプロムナードの雰囲気となった所を歩いた 南の空に東山の山頂を見た
緩やかに登って929mピークに着いた 前夜に降ったのか、ごくうっすらと雪を見た 四等三角点(点名・上東山)を見る
929mピークからは南に向かって歩いた 程なく植林地を歩くようになった 山頂まで1km地点を通過する
植林地の尾根は続いた 徐々に標高を上げた 地表を前夜の雪がうっすらと覆っている

作業道を横切る位
置まで来た

一度樹林を抜けて
広々とした中を歩
いて行く
一見、真っ白な所が現れたが、うっすらとだった 緩やかに山頂に近づいた 東山コースが合流すると、山頂まで200mだった
山頂が間近になった この樹林を抜ければ山頂だった 地表には霜柱が出来ていた 山頂の展望台が見えてきた
山頂に到着した 登山口から1時間だった 山頂の二等三角点(点名・上野)を見る 展望台に上がった 雪はもう溶け始めていた
この日は快晴で、視界も澄んでいた 南西から北西にかけてを眺めた
日名倉山を大きく見る 植松山を大きく見る 波佐利山を大きく見る
北西から北東にかけてを眺める 本当に雪は少なく氷ノ山も少し白い程度だった
少し白いだけの氷ノ山を大きく見る 三室山にも雪を見た
赤谷山は白くなかった 藤無山を大きく見る 銅山を大きく見る
北東から南東にかけてを眺める 全く雪は見なかった

(←)
須留ヶ峰の方向を
眺めた

 (→)
  笠杉山を大きく見
  る
南東から南西にかけてを眺める 瀬戸の海ははっきり見えなかった
暁晴山を大きく見る 雪彦の尾根を見る
展望台から三角点の辺りを眺めた 山頂で20分ほど休むと、往路を引き返した 雪がどんどん溶けていた
ここも雪はほぼ消えていた 前方が見えると、氷ノ山は雲に隠されていた 植林に入った
前方に見えていたのは929mピークだった 上りで易しい尾根は下りとなっていっそう易しかった 929mピークまで戻ってきた

(←)
929mピークは
少し展望があり、
黒尾山を眺めた

 (→)
  929mピークで
  は昼食もとり、お
  もむろに尾根歩き
  を続けた

南の方向に展望が
現れた 山頂より
も視界ははっきり
していた

男鹿島を大きく見

緩やかに下って行く 木々が空いた所より一山を大きく見る 良い感じの尾根歩きが続く
つづら折れの道に入った 登山口に戻ってきた 駐車地点に戻ってきたときは、雲が増えていた