TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
東山    ひがしやま 1015.9m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 音水湖
 
【2024年7月】 No.24 2024-116(TAJI&HM)
 
    鳥ヶ乢トンネルの近くより  2024 / 7

 久々に重登山靴を購入した。どの山で試し履きをしようかと考えたとき、すっと思い浮かんだのが東山の尾根コースだった。それなりの距離が歩けて、しかも新靴を汚したくないとの希望に叶うコースだった。車道を長々と歩きたくなく、車は尾根コースの登山口に近い作業小屋のそばとした。先着の車が2台あった。
 重登山靴の新靴とあって、ゆっくりとしか登れなかった。コースの始めは小石が多くあって歩き難さがあったが、アセビが茂る辺りまで登るとスムーズに歩けるようになった。この日良かったのは尾根上を涼しい風が通っていたことで、しかも強い風だった。麓が蒸し暑い上に30℃を越す暑さになっていたのに、尾根上は別天地だった。自然林の尾根を歩いて929mピークまで22分。その先は植林地だった。一部で急坂があったものの、ほぼ緩やかな尾根が続くとあって、のんびりと涼しさを楽しみながら歩いた。植林地を抜けると作業道を横切った。そこから山頂まで300mだった。また自然林に包まれるようになり、その中にアセビが増えてくると、程なく山頂到着となった。以前と変わらず展望台が中央に建つ山頂だったが、よく見ると展望台が新しかった。2年前は老朽化で立入禁止になっていたが、どうやら全く同じ設計で立て直されたようだった。その展望台に上がると、そこは尾根よりも強い風を受けた。その予想外の涼しさは、陽射しを受けていても十分にお釣りが出るくらいだった。その風のおかげか視界は十分に澄んでおり、氷ノ山がくっきりと眺められた。その展望台から下を見ると、アセビの海であるのは以前のままだったが、南の方向から作業道が山頂まで来ていた。どうやら展望台の建て替え工事のときに作られたようだった。展望台の上で昼休憩を済ませると、下山の前に作業道を少し歩いてみることにした。南へと歩くと、すぐに登山道が分岐した。五蔵山からの登山道で、その登山道も少し歩いてみることにした。登山道は灌木の小枝が伐られており、歩き易くなっていた。その登山道がはっきり下り坂になると、歩くのはそこまでとして引き返した。作業道に戻って作業道歩きの続きに入った。その作業道は尾根コースと交差すると予想していたが、その通りで作業道の方向は東から北へと変わった。風があると言っても作業道は日当たりが良いため、暑さに少々辟易することになった。歩く方向が西へと変わると、程なく尾根コースの合流点に着いた。そこからはほっとする思いで登山道に入った。やはり東山を楽しむには、作業道に入らず素直に登山道を歩くのが正しいと思えた。後はほぼ下る一方なので、気楽な尾根歩きだった。植林帯を抜けると、自然林の風情を楽しみながら登山口へと戻って行った。ところで試し履きは登言えば、まだしっくり感は無く、もう数回はすべきかと思った。 
(2024/7記)
<登山日> 2024年7月7日 10:13尾根コース登山口そばの作業小屋スタート/10:35点名・上東山/11:10~50山頂/12:11尾根コースに合流/12:38点名・上東山/12:57作業小屋エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は27℃。風が強かった。尾根も涼しかったが、山頂も十分な涼しさだった。風のおかげか視界は澄んでいた。
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尾根コースの登山口に近い作業小屋からスタートした 登山口に入った 山頂まで2.4kmだった 登山道の表土が流されて、小石がごろごろしていた
標識に従ってジグザグに登って行く 歩き難さのある道が続いた アセビが茂る辺りまで来ると、歩き易くなった
尾根を歩くようになると、周囲は美しい自然林となった 緑の壁紙を見る思いだった 雰囲気の良い尾根道を歩いて行く
山頂を見ることがあった 緩やかに929mピークに近づいた 929mピークに着いた そこは開けていた
929mピークで四等三角点(点名・上東山)を見た 929mピークから黒尾山を見る ピークを越すと、歩く方向は南に変わった
緩やかな尾根歩きが続く 右手が植林帯に変わった 植林帯を歩くようになった 山頂まで1kmの標識を見る
イワヒメワラビの群落が現れると、はっきり上り坂になった 樹林帯を抜け出ると、作業道を横切ることになった
山頂まで300mほどだった
優しげな樹林帯に入った
樹林帯を抜けて行く アセビの中を歩いて山頂に近づいた 山頂に着いた

(←)
一見、以前と変わ
らぬ山頂だったが

 (→)
  展望台が全く同じ
  設計で建て直され
  ていた

この日の視界は良
かったので展望を
楽しむことにした

南東から南西にか
けてを眺めた

上の写真の右に続
く山並みを見る

南から西にかけて
だった

上の写真の右に続
く山並みを見る

南西から北西にか
けてだった

上の写真の右に続
く山並みを見る

西から北にかけて
だった

上の写真の右に続
く山並みを見る

北西から北東にか
けてだった

上の写真の右に続
く山並みを見る

北東から南東にか
けてだった

上の写真の右に続
く山並みを見る

東から南東にかけ
てだった

氷ノ山の方向を少
し大きく見る

(←)
氷ノ山の左手に赤
谷山を見た

 (→)
  南東に見える三辻
  山を大きく見る
黒尾山を大きく見る 日名倉山を大きく見る 三室山を大きく見る
藤無山を大きく見る 笠杉山を大きく見る 暁晴山を大きく見る

三室山の左に天児
童山を見る

須留ヶ峰の左に御
祓山を見る
展望台の上で休憩とした 足下はアセビアセビの海だった 山頂には新たにベンチが二つ設置されていた
展望台から南を見ると、以前は見なかった作業道が山頂まで来ていた 展望台工事で使われたと思われた その作業道を歩いてみることにした 作業道は尾根コースに合流すると判断してのことだった 南へと作業道を歩くと、作業道から登山道が分かれた
その登山道も少し歩くことにした
登山道は小枝が伐られており、スムーズに歩けた 登山道が少し荒れてきたのを見て引き返した 作業道に戻ってきた
歩く方向が北へと変わった 木々の空いた所から見えていたのは一山だった 西へと向かうようになると、尾根コースに近づいた
尾根コースが左手から合流した 後は尾根コースを下って行く 前方に氷ノ山を見る
植林地を抜けて行く 植林地が終わって自然林の尾根となった 929mピークに着いて、一休みとした

929mピークか
ら植松山の方向を
眺めた

歩く方向が西へと
変わった
雰囲気の良い登山道を歩く 尾根を離れると、石のゴロゴロとした登山道となった 登山口に戻ってきた