TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
日名倉山    ひなくらさん 1047.1m 宍粟市・佐用町
美作市(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 千草
 
【2019年2月】 No.9 2019-34(TAJI&HM)
 
    千種町岩野辺より  2019 / 2

 兵庫の雪山を考えたとき、日名倉山のベルピール自然公園コースは簡単なコースの代表と言えそうだった。但し登山口となるベルピール自然公園の駐車場にスムーズに着けることが条件となるが。2019年2月に入ってそのベルピール自然公園コースを登ってみたくなった。向かったのは第三月曜日の18日のこと。天気予報は晴れとなっていたが、千種町の空はごく薄い雲が広がって薄晴れ状になっており、太陽は淡い輪郭を見せていた。室橋を渡って室集落を抜け、県境へとやや急坂の国道429号線を走った。雪は道脇に少し見る程度だった。志引峠を越して岡山県側に入ると、すぐにベルピール自然公園への車道が分かれた。その車道は除雪されていたものの路面の一部に凍った雪が残っており、慎重に車を進めた。そして無事ベルピールホールの前に到着となった。ホールの入口には臨時休業の紙が貼られており、駐車している車は無かった。そこからのスノーハイキングの様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。駐車場から山頂までの距離は僅か1100mほどしかないが、雪は20センチ程度と少ない上にトレースが出来ていたので、予想以上に簡単な登山となった。ただトレースを追って登って行くだけだった。雪は少し凍っていたため、潜ることはほとんど無かった。天気の条件も良く、ほぼ無風とあって気楽な感じで登って行けた。おかげで35分も歩けばもう山頂だった。山頂は陽当たりが良いためか地表の現れている所も見られた。山頂も風は無く、ひたすら穏やかな感じだった。視界も良く、北向かいの後山の尾根だけでなく、その右手後方には真っ白な氷ノ山も望めた。その風景を楽しみながら早めの昼食タイムとした。そして30分ほどの休憩を終えると、下山はすんなりと往路を戻った。下山は更に易しく歩けて、22分で駐車場に戻ってきた。山頂展望は楽しめたものの、日名倉山のベルピール自然公園はどうも雪山としては簡単過ぎて少々物足りなさが残ってしまった。
(2019/2記)
<登山日> 2019年2月18日 10:36ベルピール自然公園駐車場/10:50あと700m地点/11:11〜45山頂/12:07エンド。
(天気) 薄晴れ。北の空には青空が見えていた。山頂の気温は4℃で、風はほとんど無し。視界はまずまず良かった。
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(←)
ベルピールホ
ールの前に着
いた 駐車場
に車は見なか
った

 (→)
 駐車場から後山
 の尾根を眺めた
まずはリュバンベールの鐘がある鐘楼へと階段を登った 鐘楼に着くも、その扉は閉まっていた 鐘楼の隣は彫刻が置かれた広場だった
広場の一角から遊歩道が始まっていた 遊歩道は一度消えるも、東へと向かうとまた辿れた 少し雪が増えてきた

(←)
登山道には多くの
踏み跡が残ってい


 (→)
  右手に鐘楼を望め
  るときがあった
植林地内を登ることがあった 標識が現れて、山頂まで700mだった 登山道の途中にベンチの置かれた所が現れた
登山道の傾斜がきつくなってきた 山頂まで150mとなり、真っ直ぐ山頂に向かった 登山道の幅は一気に広くなって山頂に近づいた

山頂が間近にな
ってきた

日名倉山の山頂に
着いた 雪は少な
く、地表の現れて
いる所もあった
山名標識を見る 三角点は一等三角点(点名・雛倉山)だった 近くにはベンチの並ぶスペースがあった
山頂からは後山の尾根が雄大に眺められた 白くなった駒の尾山を大きく見る

(←)
後山と船木山の
並ぶ姿を大きく
見る

 (→)
  上の写真の右手
  を見る

三室山の左手後
方には真っ白な
氷ノ山が望んで
いた

氷ノ山を大きく見

奥海越からのコースにトレースは無かった 東に見える植松山を大きく見る 南東に見える黒尾山を大きく見る
三室山から植松山にかけてを眺めた 植松山を大きく見る

(←)
上の写真の右手
を見る

  (→)
  穂見山を大きく見
  る
上空は薄雲が広がっていた 冬枯れのカラマツを見上げた 下山は歩いてきた道を引き返した
植林地へと入って行く 急坂部を下る 少しずつ雪が減ってきた
鐘楼が見えてきた 鐘楼に近づいた 駐車場へと階段を下る