TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
日名倉山    ひなくらさん 1047.1m 宍粟市・佐用町
美作市(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 千草
 
【2021年8月】 No.11 2021-131(TAJI&HM)
 
    美作市後山より  2021 / 8

 2021年8月の暑い盛りに日名倉山に向かったのは、岡山の山を登っての帰路のことだった。前日は津山市街に近い山を登って、その夜は津山駅前の新しいホテルに泊まっていた。この日も当初は津山市の山を登る予定にしていたのだが、高温の中での登山を考えたとき、既知の易しい山を登ることにした。そこで思い付いたのが、帰路の途中で立ち寄る形となる日名倉山だった。ベルピールの丘からのコースなら暑い中でも易しく登れそうだった。
 梅雨明け以降は快晴の日が続いており、この日も雲が多いながらも青空の広がる空だった。津山市街からはほぼ国道429号線を走って志引峠に至り、そしてベルピールの丘に着いたのは11時前のことだった。そこから簡単に登れると思っていたところ、彫刻広場の先から始まる登山道を少し登った辺りで、登山道は草ヤブに覆われていた。そこは北東方向に突っ切れば草ヤブを抜けて登山道の続きに入れるはずだったが、簡単な山でもあるので往路は登山道を登らず作業道を歩くことにした。ヤブに入って南西方向に登ると、すぐに作業道に出会った。その作業道を登って行ったのだが難点があった。それは陽射しをまともに受けたことで、暑さを我慢しながらの登りとなった。ただ作業道とあって道はゆったりとしていた。その作業道で西面側へと回り込んだとき。左手に上り坂の作業道が分かれた。その上り坂に入って少し歩いた位置で、作業道を離れて急斜面の植林地に取り付いた。作業道が山頂方向から離れ出したためだった。その急斜面登りで山頂に近づいたとき、また作業道に出会った。どうやら日名倉山の西面側は作業道が延伸しているようだった。その作業道で改めて山頂へと近づき、また作業道を離れて植林地の斜面に取り付いた。今度は僅かな距離で登山道に出た。もうそこから山頂までは数十メートルの距離だった。予定外の行動となったが、駐車場から33分で山頂到着となった。山頂にはベンチが幾つか置かれており、木陰になっているベンチで休憩とした。やはり千メートル峰ともなれば風には涼しさがあり、良い感じで休めた。またこの日は視界が澄んでおり、展望も楽しめた。北西方向遠くには三国山の尾根がくっきりと見えていた。下山はすんなりと登山道を下った。最後の草ヤブの部分は最短距離にすれば10メートルほどだった。この下山は山頂から駐車場まで20分だった。
(2021/8記)
<登山日> 2021年8月7日 10:53ベルピール自然公園駐車場スタート/11:00作業道出会い/11:15作業道を離れる/11:18再び作業道に出会う/11:23作業道を離れる/11:26〜12:13山頂/12:24展望地/12:32駐車場エンド。
(天気) 晴れとは言えたが、雲の多い空だった。山頂の気温は29℃で、ときおり涼しい風を受けた。視界は澄んでいた。
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ベルピール自然公園駐車場に着いて北向かいとなる後山の尾根を眺めた 雲の多い空だった 前回と同じく鐘楼の先から始まる登山コースを登ることにした まずは鐘楼へと階段を登った
彫刻広場に出た 登山コースとなる階段道に入った 階段の先の登山道は、雑草に隠されていた
往路は作業道を歩こうと、作業道の方向にヤブコギした すぐに作業道に出た まずは作業道を西へと歩いた
歩く方向が南となって坂を登るようになった 山頂に近づける方を歩いて行く 山頂から離れ出したとき、作業道を離れることにした
植林地の急斜面を登る また作業道に出会った  その作業道で山頂に近づいた
山頂が間近と思われて、再び作業道を離れた すぐに登山道に合流した 登山道で山頂へ もう数十メートルの距離だった

(←)
山頂に着いた こ
こまで駐車場から
33分だった

  (→)
  一等三角点(点
  名・雛倉山)を
  見る
上空の雲は増えていたが、視界は悪くなかった 北向かいの山並みを眺める

上の写真の右手と
なる北東方向を望

駒の尾山を大きく見る 同じく後山を大きく見る 同じく荒尾山を大きく見る

北西方向は、三国
山の尾根がくっき
りと眺められた
三国山を大きく見る 穂見山の背後の山並みを見る
那岐連山を大きく見る 氷ノ山を大きく見る
下山は登山道のままに下ることにした 日名倉山の登山道は緩やかとあって何とも気楽だった 展望地を通過する
ヤブの位置まで下りてきた 鐘楼を目指すと、すぐにヤブを抜けた 階段の先に駐車場が見えていた