TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
日名倉山    ひなくらさん 1047.1m 宍粟市・佐用町
美作市(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 千草
 
【2022年8月】 No.12 2022-97(TAJI&HM)
 
    千種町岩野辺より  2022 / 8

 暑い季節の登山は短時間で登れる上に山上で涼しい風に出会える山を選びがちになる。その上展望が良ければ最上である。それに叶う山として思い浮かんだのが日名倉山だった。2022年8月の最初の山として日名倉山に向かったのは2日のことで、朝から快晴の空だった。但しすぐには日名倉山に向かわず、道中で寄り道する形で波賀町上野の城山を先に訪れた。その城山は山上の駐車場まで車を進めたので、登山とは呼べず波賀城を訪れる単なる城巡りと言えそうだった。城山を離れるとすぐに日名倉山に向かった。短時間で登るとなると、ベルピール公園コースの一択だった。そのベルピール公園の駐車場に着いたのは10時過ぎのこと。快晴だった空には雲が増えていたが、まだまだ晴れと呼べる空だった。しかも澄んだ視界だった。この日はリュパンベールの鐘には向かわず、ベルピールホールのそばから始まる遊歩道を歩いて行くことにした。その遊歩道に入ると道はすぐに二手に分かれた。そこは直進するのが正しいのだが、先に目に付いた右手の急坂側に入ってしまった。その小径はリュパンベールの鐘の近くで終わってしまい、本来の遊歩道がある方向はすっかりカヤトのヤブだった。仕方なくそのヤブを突っ切って遊歩道に合流した。後は山頂まで遊歩道歩きだった。登山コースの全長は1050mしかない上にコースはつづら折れでもあったので、終始易しく登って行けた。そして合流点から20分も登れば、もう山頂が見えてきた。この日名倉山の山頂で有り難いのは山頂のベンチが木陰になっていることで、期待通り涼しい風を受けながら休めることになった。またこの日の視界は澄んでおり、くっきりと氷ノ山が望めただけでなく、遠くは那岐山や三国山など岡山鳥取の山も望めた。山頂で休んでいたのは40分ほど。下山は忠実に遊歩道を辿ったところ、ヤブに入ることも無くベルピールホールのそばへと戻ることが出来た
(2022/8記)
<登山日> 2022年8月2日 10:09ベルピール公園駐車場スタート/10:16遊歩道に合流/10:22あと700m地点/10:39〜11:17山頂/11:34あと700m地点/11:45駐車場エンド。
(天気) 雲の多い晴れだった。山頂の気温は27℃。風は弱いながらも涼しさを感じた。視界は澄んでいた。
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ベルピール公園の駐車場に着くと、くっきりと那岐山が眺められた リュバンベールの鐘がある鐘楼を見上げた この日は鐘楼には向かわず、ベルピールホールに向かった

山頂に向かえる遊
歩道はベルピール
ホールの右手から
始まっていた

遊歩道に入ると案
内板が立っていた
少しヤブっぽい所が現れた ヤブの先で道は二手に分かれていたのだが、何気なく右手の急な道に入ってしまった すぐに階段となり、易しく歩けるようになった
鐘楼のそばに出てきた ここで道誤りに気付いた 鐘楼の手前より、遊歩道の続きが始まっていた このまま山頂に通じる遊歩道に通じると思ったが
突然の感じで遊歩道は終わってしまい、その先は草ヤブだった 草ヤブはカヤトだった 引き返すことはせず、遊歩道の方向へと突っ切ることにした 草ヤブの距離は長くはなく、無事遊歩道に合流した
後は易しい遊歩道歩きだった 右手に鐘楼を見た 植林地を登るようになった
山頂まで700mの標識を見る 展望広場を通った 展望は以前よりも悪くなっていた イワヒメワラビが周囲に増えてきた
山頂まで350mの標識を見る 北に後山を見る 相変わらず易しい道だった
山頂まで150mとなった 後は真っ直ぐ東へと歩くだけだった 山頂が近づいても緩やかな道だった

山頂が目前となっ


始めにヤブコギを
するアクシデント
もあったが、駐車
場から30分で山
頂到着となった
山名標識と三角点を見る 一等三角点(点名・雛倉山)を見る 山頂の祠を見る

山頂には幾つかベ
ンチが置かれてい


木陰になっている
ベンチで休憩とし
た 涼しい風があ
り、良い感じで休
めた
北の風景を眺めた この日の視界は澄んでいた

那岐山の方向を眺
めた
大倉山の方向を眺めた 左の写真に写る高鉢山を大きく見る

三室山を眺めた

駒の尾山を大きく
見る
40分ほどの休憩を終えると、往路を引き返した 下山は遊歩道を最後まで歩く予定だった 展望広場まで戻ってきた
展望広場の先で展望が現れた カヤトの雑草地まで来るも、遊歩道歩きを続けた
柵に沿って駐車場の方向に向かうようになった 往路で、誤って入った遊歩道を左手に見る 遊歩道の入口に戻ってきた