TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
暁晴山    ぎょうせいざん 1077.1m 宍粟市・神河町
 
1/2.5万地図 : 長谷
 
【2021年11月】 No.8 2021-153(TAJI&HM)
 
    峰山高原リゾートより  2021 / 11

 兵庫の千メートル峰で一番易しく登れるのは暁晴山のホテルリラクシアからのコースではと思える。標高差は150mでしかなく、しかも山頂直前まで舗装路が通じているので、むしろ登山対象として登る山では無いとも言えそうだった。その一番易しいコースを登ろうと向かったのは2021年11月の勤労感謝の日だった。目的は単に骨折した足のリハビリ登山としてで、足に優しいコースとして選んだ次第だった。リラクシアの広い駐車場に着いたのは10時40分のこと。暁晴山では2017年12月にスキー場が出来ており、リラクシアの前がリフトの出発地点だった。そのリフトがシーズンが目前とあって運転開始の準備が行われていた。そろりそろりと動くリフトを横目に舗装路歩きを開始した。標高差150mに対して山頂までの距離は2.2kmあるので、ずっと緩やかな道だった。山頂まで車道は続いているものの途中にゲートがあり、そこからは一般車は進入出来なくなっていた。ずっと緩やかな道とあって休まず歩いた。ただ両ストックを使ってゆっくりとしか歩けず、山頂まで52分かかることになった。播州南部こそこの日は晴れていたが、暁晴山は北部の天気に影響されるのか雲の広がる空だった。しかも寒気も流れてきており、山頂に着いたときは7℃だった気温が休むうちに4℃まで下がってきた。冷たい風もあってもう冬の寒さだった。展望も西の空は時雨れているのかガス雲が山並みを隠していた。北にはかろうじて氷ノ山が見えていた。それに反して南の方向は晴れており、瀬戸の海が光っていた。風の冷たさに体の芯から冷えてきたので、昼食を済ませると下山に移った。歩いて来た道を戻るのみ。緩やかな上り坂は足への負担は少なかったが、それが下り坂となって長々と続くと、治癒途上の足には辛いことで、コース途中からは足の痛みを我慢しながらとなった。それでも休まず歩くと、山頂から53分で駐車場に戻ってきた。往路とほぼ同じ時間だった。リハビリ登山にはもう少し距離の短い山が良さそうだった。
(2021/11記)
<登山日> 2021年11月23日 10:46リラクシアの駐車場スタート/11:10ゲート/11:38〜12:07山頂/12:35ゲート/13:00駐車場エンド。
(天気) スタート時は上空に青空を多く見たが、その後は雲が広がってほぼ曇り空となった。所々に青空が覗くだけだった。山頂に着いたときの気温は7℃だったが、北部の寒気が南下してきたのか休むうちに4℃まで下がってきた。底冷えのする風がやや強く吹いていた。視界は悪くなかったが、一部は時雨れているのかうっすらとしていた。
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(←)
ホテルリラクシア
の広い駐車場に車
を止めた 手前の
建物はトイレだっ


 (→)
  車道を引き返す形
  でスキーに向かっ
  た

ゆっくりとリフト
が動いていた

シーズンが直前と
なって、準備が進
められていた

山頂へ向かえる車
道の分岐点に着い
た 山頂までの距
離は2.2kmだ
った
スキー場のセンターハウスを見る 真新しさのあるコンクリート舗装の道を歩いた 一度、緩やかに下った スキーコースに近づいた

(←)
スキーコースに沿
って歩いた

 (→)
  調整池のそばを通
  った
調整池の先で砥峰高原への道が右手に分かれた 分岐点の標識を見る 車道がスキーコースを横切ったとき、山頂を眺めた

(←)
東屋のよばを通っ


 (→)
  右手に山頂への道
  が分かれると、そ
  こにゲートを見た
ゲートを抜けて、山頂へと管理道路を歩いた アセビが茂るそばを通った 東に夜鷹山を見る
右手にリフトの頂上駅を見る 右手から別のコースが合流した 合流点の標識を見る
山頂の電波塔が見えてきた 電波塔は四基建っていた 車道は最後は未舗装路になった

車道の終点に着い


終点位置のそばが
山頂だった

(←)
一等三角点(点名
・暁晴山)を見る

 (→)
  北の空は薄黒い雲
  が広がっていた

東の方向を見る

そちらも雲が多か
ったが、青空も覗
いていた
上の写真に写る笠形山を大きく見る 南の方向を眺めると、瀬戸の海が光っていた

(←)
瀬戸の海に浮かぶ
のは男鹿島と家島
だった

 (→)
  男鹿島を大きく見
  る
山頂からホテルリラクシアを見る リフト頂上駅の隣の骨組みはアスレチック施設だった 30分の休憩を済ますと、往路を引き返した

(←)
アスレチック施設
を間近で眺めた

 (→)
  ゲレンデのそばを
  通ったとき、南の
  尾根が眺められた
三辻山の尾根を少し大きく見る 山頂を見上げた ススキの茂るそばを通った
管理道路は真っ直ぐに続く所があった ゲートの位置まで戻ってきた 青空が広がるときがあった
夜鷹山に陽射しが当たっていた スキー場のセンターハウスまで戻ってきた ホテルリラクシアへと近づいた