TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
阿舎利山    あじゃりやま 1087.4m 宍粟市
1/2.5万地図 : 音水湖
 
【2020年2月】 No.10 2020-33(TAJI)
 
    一山より  2020 / 2

 前回の2017年1月の登山は、一山を阿舎利集落からのコースで登ろうと向かったところ、阿舎利林道に雪が無いのを見て阿舎利峠まで進められるものなら、先に阿舎利山を登ろうと考えた。そして期待通りに峠まで車を進めることが出来て、1月の阿舎利山を登ったものだった。
 それから3年後の2020年の2月も、雪の一山を阿舎利集落からのコースで登ろうと向かったのだが、この年は3年前よりも更に雪は少なそうだったので、一番雪の多いはずの季節ながら阿舎利峠まで車を進められるのなら、阿舎利山も登ろうと再び考えた。いざ阿舎利集落に着いてみると、阿舎利林道に雪は無かった。そこで阿舎利峠を目指して林道に入った。漸く雪を見るようになったのは一山への作業道が分岐する辺りからで、その雪も数センチ程度だったので、そのまま峠を目指した。そして峠まで400mほどとなったとき、雪では無く悪路に阻まれた。道が抉れており四駆車なら通れそうだったが、こちらは無理をしたくなく悪路部分の手前から歩き出すことにした。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。登山口まで12分ほど歩いて阿舎利山の南尾根に入った。始めに植林地を登って行くが、さすがに雪はあり雪を踏んでの登りとなった。但しその雪は前日に降ったもののようで新しく、それも5センチ程度だった。おかげでスムーズな登りだった。阿舎利峠からのコースは最短コースとなるので、登山口から36分で山頂到着となった。その山頂も雪は少なくやはり5センチ程度だった。ただ山頂から見える氷ノ山はさすがに白かった。暫時の休憩で引き返すと、登りとほぼ同じ時間で峠に戻ってきた。2月と言うのに何とも簡単に阿舎利山を登ってしまった。
(2020/3記)
<登山日> 2020年2月24日 10:01駐車地点スタート/10:13阿舎利峠登山口/10:41[1080m]ピーク/10:49〜11:01山頂/11:25〜30三室山の見える展望地/11:39阿舎利峠登山口/11:52エンド。
(天気) 快晴。雲は見なかった。尾根の雪は5センチまでだった。山頂も同じ程度ながら、北斜面では10センチほど積もっていた。山頂の気温は5℃で、風はほとんど無し。視界は良かった。下山時の林道歩きでは、気温は10℃まで上がっていた。
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悪路部分の手前から歩き始めた 駐車地点は展望があり、南に東山を見る 悪路部分に来た 四駆車なら余裕で通れそうだったが
雪の無い林道を歩いて行く 歩くうちに右手に一山を見るようになった 右手前方にちらりと藤無山を見た
藤無山は雪を纏っていた 登山口が近づくと展望が良くなった

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阿舎利峠の登山
口に着いた

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  登山口標柱を見る
ネットに沿って登って行く アセビの茂る所を通った 右手は伐採地とあって展望が広がっていた
一山の姿が良かった 尾根にうっすらとながら雪を見るようになった ブナを見上げた
植林地の中を登って行く 雪は次第に増えてきたが、5センチ程度だった ときおり標識を見た
山頂手前の1080mピークを通過する 鞍部で源流モニュメントの標識を見た 雪面の足跡はタヌキのようだった

(←)
山頂が目前になっ


  (→)
  3年前と同じく
  雪の少ない山頂
  だった
山頂の三等三角点(点名・引原山)を見る 北面側は雪が多かったが、10センチ程度だった その北面に小動物の足跡を見る

北には以前と変
わらず氷ノ山が
望めた

さすがに氷ノ山
は白かった
氷ノ山の山頂を大きく見る 木々を通して三久安山と藤無山の並ぶ姿を見る フジナシヤマを大きく見る
山頂に戻って二ツ橋コースの方を眺めた 山頂で10分ほど休むと、下山は往路を戻った また易しい尾根歩きだった
小さなピークを越して行く 右手の間近に作業道を見るようになった その右手に西の展望が現れたのでそちらに寄ってみた

(←)
後山から三室山に
かけてが眺められ


 (→)
  三室山を大きく見
  る
(←)
立つ位置を変えて
上の写真の左手を
見る

 (→)
  登山コースに戻る
  と伐採地の縁を歩
  いて登山口に近づ
  いた
伐採地で一山から東山にかけてを眺めた 登山口に戻ってきた
快晴の展望を楽しみながら林道を戻った 北東方向に須留ヶ峰から延びる尾根を眺めた
右上の写真に写る須留ヶ峰を大きく見る 上の写真に写る黒原山の尾根を大きく見る
924mピーク(点名・絵本)を大きく見る 駐車地点が近づいた 駐車地点に着くと、次に向かう一山が見えていた