前回の2017年1月の登山は、一山を阿舎利集落からのコースで登ろうと向かったところ、阿舎利林道に雪が無いのを見て阿舎利峠まで進められるものなら、先に阿舎利山を登ろうと考えた。そして期待通りに峠まで車を進めることが出来て、1月の阿舎利山を登ったものだった。
それから3年後の2020年の2月も、雪の一山を阿舎利集落からのコースで登ろうと向かったのだが、この年は3年前よりも更に雪は少なそうだったので、一番雪の多いはずの季節ながら阿舎利峠まで車を進められるのなら、阿舎利山も登ろうと再び考えた。いざ阿舎利集落に着いてみると、阿舎利林道に雪は無かった。そこで阿舎利峠を目指して林道に入った。漸く雪を見るようになったのは一山への作業道が分岐する辺りからで、その雪も数センチ程度だったので、そのまま峠を目指した。そして峠まで400mほどとなったとき、雪では無く悪路に阻まれた。道が抉れており四駆車なら通れそうだったが、こちらは無理をしたくなく悪路部分の手前から歩き出すことにした。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。登山口まで12分ほど歩いて阿舎利山の南尾根に入った。始めに植林地を登って行くが、さすがに雪はあり雪を踏んでの登りとなった。但しその雪は前日に降ったもののようで新しく、それも5センチ程度だった。おかげでスムーズな登りだった。阿舎利峠からのコースは最短コースとなるので、登山口から36分で山頂到着となった。その山頂も雪は少なくやはり5センチ程度だった。ただ山頂から見える氷ノ山はさすがに白かった。暫時の休憩で引き返すと、登りとほぼ同じ時間で峠に戻ってきた。2月と言うのに何とも簡単に阿舎利山を登ってしまった。
(2020/3記) |