TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
段ヶ峰   だんがみね(だるがみね) 1106m 朝来市・宍粟市
 
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【2017年6月】 No.7 2017-63(TAJI&HM)
 
    千町ヶ峰の尾根より  2017 / 6

 段ヶ峰への最短コースは千町峠からのコースで、標高差は130mしかないとあって、低山を登るよりも楽な感じで登ることが出来るので、千メートル峰を味わうにはどうかと思えて敬遠していた。但し栃原からのコースの下山コースとしては歩いたことはあり、千町峠から長い林道歩きで戻ったものである。その千町峠コースを急な思い付きで登ったのは2017年6月の快晴の日だった。この日は別の山を登る予定で播但道に入ったのだが、澄んだ空を見て急に展望の良い山を登ってみたくなった。そして思い付いたのが段ヶ峰だった。段ヶ峰なら栃原からのコースが山の大きさを味わうのに最適なのだが、山頂展望だけで考えたとき、千町峠まで車を進めれば段ヶ峰と千町ヶ峰の両山を味わえると思えて、千町峠を目指すことにした。ただちょっと失敗だったのは千町峠へは長谷地区側からアプローチせず栃原側からアプローチしたことだった。林道は少し荒れている程度ではと思っていたのだが、広域基幹林道が出来たことで放置されてしまったのかすっかり悪路になっていた。部分的に舗装部分はあるものの、未舗装部は抉れた所もあって何度も車の底を擦ってしまった。それでも何とか千町峠に着くことが出来て一安心だった。峠には悠友山荘が建っており、そのそばが段ヶ峰の登山口だった。車は峠の近くにあった広い空き地に止めて、そこから歩き出した。特に急坂もなく散策のような感じで登ると、30分で山頂だった。この日の視界は澄んでおり、瀬戸の島まで見えていた。また空気感は最高で、快いばかりの風を受けながら展望を楽しんだ。ただ北の空は雲が広がっており、氷ノ山は雲に隠されていた。山頂に広がるササは鹿の食害が進んでいると思っていたのだが、そのようなことは無く青々としたササが広がって以前よりも美しいのではと思えた。新たにネットが張られており、その影響によるものかも知れなかった。空気感と素晴らしい展望を25分ばかり楽しむと、次の千町ヶ峰へと向かうべく、千町峠へと戻って行った。その下山時に氷ノ山の方向を望むと、雲は消えて氷ノ山が姿を現していた。
(2017/7記)(2018/11写真改訂)
<登山日> 2017年6月17日 10:05千町峠登山口スタート/10:35〜11:00山頂/11:24エンド。
(天気) 快晴。上空は澄んだ空が広がっていた。北の空は雲が見られたが、休むうちに薄れてきた。山頂の気温は17℃で、からっとした空気感だった。涼し過ぎるほどの風が快かった。視界は良く澄んでいた。
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駐車地点から千町峠へと向かった 峠に着くとそこから南へと向かう工事中の林道を見た 峠に建っていたのは悠友山荘だった
峠からは千ヶ峰が望めた 悠友山荘への入口が登山口だった すぐに尾根歩きに入った 左は植林で右は自然林だった
緩やかに尾根を登って行く 植林地が終わって自然林の風景となった アセビの茂るそばを通った

樹林が空いたとき
西に三室山が望め


樹林帯を抜け出す
と前方が開けてき


(←)
前方に山頂が望め
るようになった

 (→)
  後方にも展望が現
  れてきた

(←)
山頂が目前になっ


 (→)
  山頂に着いた 爽
  やかな風が吹く山
  頂だった


山頂は好展望地だ
が、この日は視界
も良く山々がくっ
きりと眺められた

南から西にかけて
眺めた


東から南にかけて
を眺めた

(←)
暁晴山の方向を大
きく見る

 (→)
  藤無山の背後は氷
  ノ山のはずだが、
  雲に隠されていた
後山の方向を大きく見る 三室山の方向を大きく見る
笠形山を大きく見る 黒尾山を大きく見る フトウガ峰を大きく見る
三角点ピークに向かった 二等三角点(点名・段ヶ峰)を見る 三角点のそばから北に建屋山を見る

三角点の位置から
山頂の方向を眺め


山頂に戻って山名
標識を見る
南の海上に男鹿島を見る 高畑山を大きく見る 須留ヶ峰を大きく見る

十分に展望を楽し
むと、下山はあっ
さり往路を引き返
した

また優しい尾根歩
きだった
氷ノ山の左手を見る 東山まではっきり見えていた 樹林帯へと入った
樹林が切れたとき氷ノ山を見るとほぼ姿を現していた 悠友山荘が見えてきた 登山口へと下りる