TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
段ヶ峰   だんがみね(だるがみね) 1106m 朝来市・宍粟市
 
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【2018年11月】 No.8 2018-155(TAJI&HM)
 
    杉山の尾根より  2018 / 11

 段ヶ峰は杉山に近いとあって、杉山登山口がある千町段ヶ峰林道の登山口には杉山の標識だけでなく段ヶ峰の標識も立っているのを、2018年9月の杉山登山で見た。そこで2ヶ月後の11月下旬に同じ登山口から段ヶ峰を目指すことにした。
 この日の播州南部の空は快晴で、澄んだ青空が広がっていた。天気予報は兵庫全域で晴れとなっていたので安心して北に向かっていると、北の空は前日の曇り空が残っているようで、雲の多い空だった。それでも空の四割ほどは青空で、まずは晴れと呼べそうだった。県道6号線を百千家満で離れて草木集落に入ると、更に進んで上千町集落に入った。その*上千町集落で千町林道に入り、千町段ヶ峰林道に合流した。千町段ヶ峰林道を北上するとバイオトイレが現れ、そのそばより作業道が分かれていた。2ヶ月前の杉山登山でその作業道の先が登山口であることが分かっていたので、車を作業道に入れて、その途中に駐車とした。そこからの登山の様子は概ね杉山登山と同じなので、下の写真帳をご覧いただきたい。この日は岩塊流の展望台には立たず、真っ直ぐ山頂を目指した。植林地を抜けて尾根に出ると、杉山の方向へと歩いて行く。周囲は自然林が広がっており、季節柄すっかり葉を落としていた。その落ち葉を踏みながらの尾根歩きだった。アセビ帯に入り山上庭園まで来ると「竹田城」の標識を見たので、竹田城を確認することにした。近くに展望の広がる所があり、そこに立つと北東方向が広く眺められた。そして婆々山の右手に竹田城が陽射しを受けているのが眺められた。山上庭園の先が1080mピークでそこより杉山との鞍部へと下ると、鞍部で段ヶ峰への登山道が分かれた。その小径に入ると暫くは下り坂だった。以前はクマザサが広がっていたが、そのクマザサはすっかり消えていた。鞍部を過ぎて登り返すと笹が広がり出した。その登りにかかった頃より陽射しを受けるようになり、段ヶ峰山頂に着いたときはすっかり明るい風景になっていた。先着者が4名いたが早く着いていたようで、すぐに林道方向へと下山に向かったので、後はパートナーと二人で過ごすことになった。そのまま明るい山頂かと思っていたのだが、また大きな雲が太陽を隠してしまったので薄ら寒さの中での休憩となった。ただこの日の視界は良かったので、くっきりとした展望を楽しむことが出来た。山頂で過ごしたのは1時間ほど。まずは段ヶ峰山頂を楽しめたことでもあり、後はすんなりと往路を戻った。1080mピークに戻って来るまでは厚い雲が太陽を隠したままなかなか動かなかったが、1080mピークで暫く佇んでいると急にと言った感じで太陽を隠していた雲が薄れてきた。そして明るい段ヶ峰を眺められるようになった。それを見て、これで十分との思いとなって下山を続けた。
(2018/12記)
<登山日> 2018年11月25日 10:28くじら石コース登山口スタート/10:49主尾根に出る/11:22段ヶ峰コース分岐点/11:47〜12:42山頂/13:10段ヶ峰コース分岐点/13:17〜34「1080m]ピーク/14:05エンド。
(天気) 雲の多い空で、青空は四割ほどだった。しかも大きな雲が太陽を隠しており、なかなか陽射しが現れなかった。樹林帯の気温は6℃で、山頂では10℃まで上がっていた。風は僅かながら冷たさがあった。視界は澄んでいた。
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千町段ヶ峰林道を北上するとバイオトイレが現れた バイオトイレの先で分かれた作業道に入った 作業道の途中に車を止めて歩き出した
すぐに杉山と段ヶ峰の登山口が現れた 登山道に入ると、植林地の中を登った この日は岩塊流の展望台には立ち寄らないことにした
登山道のそばからも岩塊流が眺められた 岩塊流の説明板を見る くじら石まで50mだった くじら石のそばに着いて、くじら石を間近で眺めた
コースが二手に分かれると、この日は右手を選んだ 植林地の登りが続く 登山道は落ち葉に覆われていた
大きな岩のそばを通った 尾根コースに近づいた 周囲は自然林だった 尾根コースに合流する 南に向かえば杉山だった

(←)
北に展望が現れた
とき、須留ヶ峰の
尾根が望めた

 (→)
  尾根の自然林はす
  っかり裸木になっ
  ていた
落ち葉を踏んでの尾根歩きだった 尾根はアセビに覆われるようになった 地表には霜柱が出来ていた
アセビ帯の中を登山道が抜けていた アセビが減ってきたとき、優しげな風景となった そこは山上庭園と名付けられていた
ごく緩やかな地形が続く 竹田城の標識を見たので、竹田城を探すことにした コースを離れて展望の良い場所に移動した
展望地に出ると北の空は明るかった 婆々山の右手に竹田城が認められた 北の空で目立っていたのは粟鹿山だった

婆々山から竹田城
にかけてを眺める

竹田城を大きく見


朝来山を大きく見


登山道に戻って少
し登ると1080
mピークに出た
1080mピークは好展望地だった 西に三室山を見る 三室山を大きく見る

氷ノ山の山頂は
雲に隠されてい


1080mピーク
からは杉山は近か
った
尾根歩きを続けると杉山を前方に見た 行く手に段ヶ峰を見るようになった 樹林帯に入った 鞍部へと下って行く
杉山へと緩やかに登り返す 途中で段ヶ峰コースが分かれた 段ヶ峰コースに入った
目印テープがあり易しいコースだった 途中で基幹林道からのコースが合流した 上り坂となってシダの多い所を通った
尾根が見えてくると陽射しを受けるようになった 笹原の中を歩いて尾根に近づいた 背後を振り返ると氷ノ山が姿を現そうとしていた
尾根に出ると、そこに二等三角点を見た 三角点のそばからフトウガ峰の方向を眺めた
三角点のそばから山頂を望む すぐに山頂へと向かった 段ヶ峰の山頂は三角点よりも3メートル高かった
山頂に着いてすぐに明るくなった 明るい山頂で過ごせることになった 山頂を別の角度から眺めた 山頂で目立っていた木は枯れてしまっていた

段ヶ峰の山頂は好
展望地だった

澄んだ視界の下で
南西から北にかけ
てを眺めた
休むうちに千町ヶ峰に光が当たった 氷ノ山はすっかり姿を現していた 妙見山も姿を現していた

三角点の方向を眺
めた

そちらに見えたの
は建屋山だった
フトウガ峰の方向を眺めた 山頂からも粟鹿山が眺められた 粟鹿山の右手に雲巣山を見る
達磨ヶ峰の方向を眺めた 千ヶ峰を大きく見る 笠形山を大きく見る
南から南西にかけてを眺めた 左の写真に写る暁晴山を大きく見る
大段山の方向を少し大きく見る 千ヶ峰の左手にまたに山を見る そのまたに山の辺りを少し大きく見る
上空が暗いままとなったので、下山することにした 尾根を離れて杉山の方向へと向かった 鞍部へと下って行く
鞍部辺りから杉山の尾根を眺めた 鞍部を過ぎて登り返した 尾根に近づいた

杉山の尾根道に
合流した

杉山には向かわず
往路を戻った

1080mピーク
が目前になった
段ヶ峰の上空は雲が厚かったが、1080mピークで休むうちに雲は薄れて明るい段ヶ峰が眺められた 西の空も明るかった
明るい婆々山が眺められた 上空もすっかり明るかった 1080mピークを後にして下山に向かった
山上庭園を抜けて行く 自然林の中を下った 尾根を離れて登山口へと下りて行く
小さな橋を渡った もう一度小さな橋を渡った 登山口に戻ってきた