TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
段ヶ峰    だんがみね 1106m 宍粟市・朝来市
杉山      すぎやま 1088m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【2022年12月】 No.12 2022-176(TAJI&HM)
 
    《段ヶ峰》 杉山より  2022 / 12

  2022年は12月に入って漸く氷ノ山に雪が訪れた。奥播州の山並みにも降ったようだったが、その後は晴れの日が続いていた。9日も兵庫全域で晴れの予想だった。播州北部で降った雪は既に消えているだろうと思え、そこで段ヶ峰と杉山の両山を一番易しいコースで登ることにした。それは大谷コースのことで、杉山と段ヶ峰の鞍部まで作業道を歩くコースだった。この日、上千町集落に入ると、その上空に雲は欠片も見られなかった。千町林道を走って千町段ヶ峰林道に合流すると、南へと向かった。500mほど走ると大谷コースの登山口標識が現れた。その登山口の近くにあった駐車スペースに車を止めた。作業道に入ると、入口には鎖があり一般車は進入禁止となっていた。但し鎖は地表に付いており、車止めの役目をしていなかった。作業道は鎖の先から砂利道となった。道幅はたっぷりあり、大型の重機も十分に通れそうだった。周囲は植林地で、緩やかな道として続いた。そして登山口から14分で終点となった。そこから杉山と段ヶ峰の鞍部までは十メートルと離れていなかった。鞍部に出ると登山道があり、先に杉山へと向かった。細々とした登山道だったが、目印テープが点々と付いていたので、目印テープを追って登った。周囲の自然林はすっかり葉を落としていた。鞍部と杉山との標高差は100mと無かった。やや急坂の所もあったが、山頂が近づくと縦走コースに合流した。標識が立っており、北の方向を示す標識には笠杉山が書かれていた。反対の杉山の方向へと向かう。もうごく緩やかな尾根歩きで、下草として笹が増えてきた。そしてアセビ帯が現れた。登山道には霜柱の立っている所もあった。振り返ると段ヶ峰の姿が大きかった。そして尾根道に合流してから17分で杉山山頂に到着となった。道中もそうだったが、山頂にも雪は全く無かった。その杉山山頂はほぼ360度の展望があり、ぐるりと山並みを眺めて分かったのは、雪を纏っている山は氷ノ山と鳥取県の東山だけのようで他は黒い姿だった。視界は十分に澄んでおり、どの山もくっきりと眺められた。やはり冬の視界は良いものだと改めて思った。但し冷たい空気に包まれてだった。杉山の山頂で30分近く休むと鞍部へと戻った。そして段ヶ峰へと登り返した。その上り坂は杉山のときと比べて幾分緩やかで、鞍部から17分で三角点ピークに着いた。そこまで来れば、山頂は指呼の距離だった。段ヶ峰の山頂も雪は全くなく、あっけらかんと明るかった。杉山と同様に人影は無く、こちらでも思いっきり展望を楽しんだ。休むうちにハイカーが到着して、着いてから半時間ほどすると5人ほどになっていた。他のハイカーは達磨ヶ峰からの尾根歩きで来ていた。山頂での休憩を終えると、下山は千町峠に向かった。もう勝手知ったる道とあって、のんびりと下った。それでも山頂から30分とかからず悠友山荘の建つ千町峠に下り立った。後は駐車地点まで林道歩きだった。舗装路歩きの上に緩やかな下り坂とあって、こちらもいたって気楽だった。15分ほど歩くと駐車地点に到着となった。その上空に雲は無く、快晴は終日続くようだった
(2023/1記)
<登山日> 2022年12月9日 10:41大谷コース登山口スタート/10:55鞍部/11:12〜38杉山/11:51鞍部/12:13〜13:00段ヶ峰/13:26千町峠/13:40大谷コース登山口エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は無し。杉山山頂の気温は4℃で、少し風あり。視界は十分に澄んでいた。段ヶ峰山頂の気温は8℃で、風はほとんど無し。視界は澄んでいた。快晴は終日続いた。
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千町段ヶ峰林道を千町峠に向かって走ると、大谷コースの登山口が現れた 登山口の近くに車を止めると、登山口に入った
登山口標識を見る 辺りは霜で白くなっていた すぐに車止めが現れたが、鎖は地表に付いていた 車止めの先は砂利道だったが、道幅は十分あった
作業道は幅広のままずっと続いた 作業道は峠の位置まで続いた 峠まで十メートルほどの位置で作業道は終点となった
終点位置に置かれた石には顔が描かれていた 峠に着いた そこは杉山と段ヶ峰の鞍部でもあった 先に杉山に向かった
細々とした小径だった 赤テープを追って登った 落ち葉に滑らないように慎重に登った 尾根筋に着くと、標識を見た
杉山の反対方向は笠杉山となっていた 日本庭園風の雰囲気の中を歩くことがあった アセビ帯を抜けて行く
前方に杉山の山頂が見えてきた 登山道に霜柱を見た 杉山の山頂が近づいた
杉山の山頂に着いた 雲一つ無い快晴だった 宍粟50名山の標識を見る
杉山の山頂は360度の眺望だった しかもこの日の視界は澄み切っていた 南から南西、西にかけてを眺めた
上の写真の右手を見る 南西から西、北西にかけてを眺めた 鳥取県の東山と氷ノ山は白くなっていた
上の写真の右手、北の方向を眺めた 左の写真の中の右端に写る山並みを大きく見る
上の写真の右手を見る 段ヶ峰が大きかった 北東から、東、南東、南にかけてだった
氷ノ山から鉢伏山にかけてを眺めた 氷ノ山は白くなっていた

大段山の背後に広
がる山並みを眺め

上の写真に写る一山を大きく見る 上の写真に写る三室山を大きく見る 上の写真に写る鳥取県の東山を大きく見る
粟鹿山を大きく見る 夜鷹山を大きく見る 暁晴山を大きく見る
杉山での展望を十分楽しむと、鞍部へと引き返した 尾根の分岐点まで戻ってきた 段ヶ峰へと向かった 前方に段ヶ峰を見る
裸木の斜面を下って行く 峠の位置まで戻ってきた 大谷登山口の方向を示す標識を見る
段ヶ峰へと上り坂に入った 樹林を抜けると、優しげな風景となった 段ヶ峰の尾根に近づいて行く

(←)
尾根に着くと、そ
こは三角点の位置
だった

 (→)
  二等三角点(点名
  ・段ヶ峰)を見る

(←)
すぐに山頂に向か
った

 (→)
  段ヶ峰の山頂に着
  いた 快晴は続い
  ていた
段ヶ峰の山頂でも展望を楽しんだ 北から東、南にかけてを眺めた
上の写真の右に続く風景を眺めた 南から西、北西にかけてだった

(←)
千町ヶ峰の右手に
見える大段山の辺
りを大きく見る

 (→)
  上の写真に写る右
  橋の辺りを大きく
  見る
杉山の山頂を見る 達磨ヶ峰を大きく見る 北に見えていたのは建屋山だった
フトウガ峰の山頂を見る フトウガ峰の右手に千ヶ峰を見る
右上の写真の右手を見る 北に床尾山を見る
下山は千町峠に向かった 右手前方に千町ヶ峰と大段山の並ぶ姿を見た 千町峠への道は易しい道だった
また千町ヶ峰を見た 千町峠が近づいて、植林の急坂を下った 悠友山荘のそばに下りて来た
悠友山荘を通り過ぎると登山口だった 林道から悠友山荘を見上げた 後は駐車地点まで林道歩きだった

林道が二手に分か
れると、右手の道
に入った

駐車地点でもある
大谷コースの登山
口に戻ってきた