TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
段ヶ峰   だんがみね(だるがみね) 1106m 朝来市・宍粟市
 
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【2022年7月】 No.11 2022-77(TAJI&HM)
 
    三角点の位置より山頂を望む  2022 / 7

 段ヶ峰を易しく登ろうとすれば、千町峠からのコースの一択のみ。いわゆる悠友山荘のそばから始まるコースである。その千町峠コースで散歩のような登山をしようと向かったのは2022年7月の第一土曜日のこと。車は悠友山荘の前から平石山の方向へと延びる支林道の分岐点近くに止めたが、主林道のそばの空き地にも2台が止まっているのを見た。2022年の梅雨は異常で、6月の後半で早々と梅雨が明けるとずっと快晴の日が続いており、この日は最たるもので雲一つ無い空だった。おまけに千町峠に着くとまだ10時なのに気温は32℃まで上がっていた。その猛暑の中で登山開始とした。このコースはゆっくり歩いても山頂まで30分ほどなので、猛暑と言えども無理のない登山とは言えた。その猛暑ながらも湿度は低いようで、樹林帯を登っていると意外や涼しさを感じた。風もありその風には少しながらもひんやり感があった。さすが標高千メートルだと思った。始めはやや急坂だったが、途中からはずっと緩やかな道となり、小さなアップダウンもあるコースだった。左手に杉山が見えてくると、もう山頂は近かった。但し樹林帯を抜け出したことで、陽射しの中の登りが続くことになり、さすがに大汗となってきた。そして山頂には30分で到着となった。猛暑の中でも、山頂には三名の先着者が立っていた。段ヶ峰の山頂には陽射しを避けられる木々は無かったが、涼しい風のおかげでけっこう過ごし易かった。ただ山頂の気温も30℃を越していた。こんなに気温の高い山頂に立つのは、久々のことだった。猛暑ながらも視界は良く氷ノ山もはっきり見えていた。山頂では三角点ピークまで歩くにとどめて、20分ほどの休憩を終えると早々と下山に移った。当然往路を戻るので下山もごく短時間だった。30分とかからず悠友山荘のそばに戻ってきた。予定通り休憩を入れても80分ほどの散歩登山だった。
(2022/7記)
<登山日> 2022年7月2日 10:03悠友山荘前駐車地点スタート/10:33〜52山頂/11:20駐車地点エンド。
(天気) 雲一つ無い快晴の空だった。山頂の気温は30℃と猛暑だったが、風はさらっとしてひんやり感があった。快い風だった。視界は少しうっすらしている程度だった。
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悠友山荘が見える位置に駐車とした 登山口は悠友山荘の入口でもあった 悠友山荘のそばを通った
始めにやや急坂を登った 右手は植林地だった 尾根が緩やかになると、自然林の中を歩いた 満開の白い花を咲かすのは栗の木だった

樹林帯を抜け出
ると、さすがに
暑かった


前方に山頂が望め
るようになった

(←)
左手に杉山が見え
てきた

 (→)
  イワヒメワラビが
  茂る中を通った
アセビの新緑を見た 赤っぽい新緑だった 山頂がちかづくがと、ずっと陽射しの下だった 山頂に着いた 数名の先着者がいた
視界は澄んでいるように見えたが、遠方が少しうっすらとしていた 北から東にかけてを眺める

上の写真の右に続
く風景を見る

東から南にかけて
だった

上の写真の右に続
く風景を見る

南から南東にかけ
てだった

北隣の三角点ピー
クに一人で向かっ


三角点ピークに着
いた
二等三角点(点名・段ヶ峰)を見る 三角点のそばからフトウガ峰の方向を眺めた

(←)
山頂へと戻った

 (→)
  山頂に着くと、パ
  ートナー一人にな
  っていた
猛暑とあって長居はせず下山に移った 往路を戻る 漸く木陰に入った また陽射しを受けたとき、前方に千町ヶ峰を見る
早く樹林帯に入りたいと思いながら歩いた 樹林帯に入って、再び涼しさを感じた 植林地のそばを下り出すと、登山口は近かった
悠友山荘まで戻ってきた 登山口に着いて倉谷林道のそばに駐車している車を見る 林道を歩いて駐車地点へと戻った