TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
段ヶ峰    だんがみね 1106m
宍粟市・朝来市
フトウガ峰 1082m
  朝来市
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【2024年10月】 2024-173(TAJI&HM)
 
    《段ヶ峰》 フトウガ峰分岐より  2024 / 10 《フトウガ峰》 段ヶ峰より  2024 / 10

 2024年は9月中ずっと暑い日が続いた。それが10月に入って漸く涼しさを感じることが出来るようになった。そこでその涼しさを気楽に楽しめる山はないかと考えたとき、すっと生野高原を思い付いた。高原を歩くのが目的なので、コースは易しく登れる千町峠コースとした。
 一宮町の中心部を抜けて県道6号線を北上していると、彼岸花が今を盛りと咲いていた。例年と比べて二週間ほど遅いように思われた。千町集落まで一般道を走ると、千町林道へと入って千町峠を目指した。千町峠に着いたときは11時を回っていた。昼が近い時間とあって、峠の駐車場には数台の車が止まっていた。千町峠コースは始めに悠友山荘のそばを通るのだが、週末なのに山荘は閉まっていた。前回も閉まっていたので、以前から山荘は閉鎖しているのではと思われた。その先は植林地の急坂を登って行く。快い空気感のおかげで急坂も気にならず登って行けた。自然林に入ると紅葉期になる前の秋の雰囲気が感じられた。杉山が見えてきて次に山頂が見えてくると、その上空のガス雲が下がってきていた。陽射しもあればガスもあると言った感じだった。そして登山口から30分で段ヶ峰の山頂に着いた。その頃にはガス雲がフトウガ峰にかかろうとしていた。山頂には数人のハイカーがいたので、少し離れた三角点ピークで昼休憩とした。休憩後はフトウガ峰へと向かった。始めは高原散策ではなく樹林帯の散策となるが、雰囲気は悪くなかった。涼しい空気感が快かった。そのフトウガ峰に向かっていると、次第に天気は良くなってきた。少しずつ青空が増えてきた。その空の下、フトウガ峰へと近づいた。少し尾根の傾斜がきつくなって、そこを越すと一気に緩やかな道となった。いよいよ生野高原の核心部に入ったようだった。涼しさを満喫しながら高原散策を楽しんだ。そして明るいフトウガ峰の山頂に着いた。誰もおらず、ひたすら静かだった。そのフトウガ峰でも少時休憩をとると、更に東へと歩いて高原散策を楽しんだ。その東へと歩くのは点名・倉谷の位置までとして、そこを折り返し地点として引き返すことにした。天気ははっきり良くなっており、まさに「秋の高原を楽しむ」だった。フトウガ峰では足を止めず、ゆっくりとした足どりで歩き続けた。そして段ヶ峰に戻ってきて、漸く小休止とした。その段ヶ峰から千町峠へと戻っていると、これから生野高原散策を楽しもうとする何人かのハイカーとすれ違った。。
(2024/10記)
<登山日> 2024年10月5日 11:11千町峠駐車場スタート/11:40段ヶ峰/11:43〜12:03段ヶ峰三角点/12:36〜45フトウガ峰/12:50点名・倉谷/13:00フトウガ峰/13:35〜52段ヶ峰/14:16千町峠駐車場エンド。
(天気) 始めは雲の多い晴れだった。段ヶ峰に着くとガス雲が広がってきた。その後は次第に天気は良くなり、青空が広がってきた。一時は快晴と言えるまでになったが、また雲が増えてきて雲の多い晴れに戻った。山上の気温は16℃ほど。陽射しが広がっているときは22℃まで上がった。風は弱かったが、快い涼しさだった。視界は澄んでいた。但し、ガスでうっすらしているときがあった。
<< Photo Album 2024/10/05 >>
千町峠の駐車場に車を止めた 登山口に入った 前方に悠友山荘を見る 植林地のそばを登って行く やや急坂だった
急坂が緩むと、自然林を歩くようになった 緩やかな尾根を歩いて行く 前方が開けてきた

段ヶ峰の山頂が見
えてきた

左手には杉山が見
えてきた

上空にガス雲が広
がってきた
振り返ると千町ヶ峰が眺められた 段ヶ峰の山頂が間近になった 山頂に着いた 上空はすっかりガス雲が広がっていた

フトウガ峰を見る
と。ガスが尾根に
かかろうとしてい


山頂をすぐに離れ
て三角点ピークに
向かった
左手の杉山に通じる小径に入った 三角点ピークに着いて二等三角点(点名・段ヶ峰)を見る 三角点の位置で休憩とした その休憩の間にガス雲は薄れてきた フトウガ峰に陽射しが当たっていた
フトウガ峰の上空に青空が広がってきた フトウガ峰を目指して縦走路に入った 歩くうちに陽射しを受けることがあった
登山道のそばでリンドウの花を良く見た 樹林帯に入った 樹林の雰囲気は良かった
フトウガ峰が近づくと、登山道の傾斜が増してきた 樹林帯を抜け出たとき、後ろを振り返った 杉谷コースの合流点に着いた
合流点の標識を見る 生野高原の散策に入った 歩くうちに、うっすら陽射しを受けるようになった

フトウガ峰の山
頂が近づいた

うっすらと陽射
しが現れていた

フトウガ峰の山
頂に着いた
フトウガ峰の山頂に立って北から東にかけてを眺めた
上の写真の右手を見る 東から南にかけてを眺めた
上の写真の右手を見る 南東から南西にかけてを眺めた
上の写真の右手を見る 南西から西にかけてを眺めた
夜鷹山の方向を大きく見る 段ヶ峰の山頂を眺めた
達磨ヶ峰の方向を大きく見る 西床尾山の方向を眺めた
大江山の辺りを大きく見る 粟鹿山を大きく見る 北に見えていたのは建屋山だった
フトウガ峰のピークを離れて、今少し東へと歩いた 岩場が見えてきた そこが「三角点の位置だった 四等三角点(点名・倉谷)を見る

(←)
歩くのは三角点ま
でとして引き返し


 (→)
  すっかり晴れの空
  になっていた

フトウガ峰に戻っ
てきた

すっかり明るくな
っていた

フトウガ峰から段
ヶ峰を眺めた
フトウガ峰分岐に戻ってきた 樹林帯を抜けて行く 優しい道が続いた
段ヶ峰の山頂が近づいた また雲が広がってきた 東を見ると、そちらも雲が広がっていた 山頂が目前になった

(←)
段ヶ峰の山頂に戻
ってきた

 (→)
  別の角度から山頂
  を眺めた

段ヶ峰の山頂から
西の方向を眺めた
上の写真に写る黒尾山を大きく見る 同じく三室山を大きく見る 南西方向の暁晴山を大きく見る

(←)
南に見える夜鷹山
を大きく見る

 (→)
  北に須留ヶ峰を見
  た

段ヶ峰の山頂から
北東から南東にか
けてを眺めた

達磨ヶ峰に陽射し
が当たった

下山は千町峠へと
引き返した
樹林帯に入った 前方に千町ヶ峰を見る また陽射しが増えてきた
植林地に沿って急坂を下って行く 悠友山荘に戻ってきた 悠友山荘は閉鎖されているようだった 登山口に下りているとき、前方に駐車場を見た