TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
荒尾    あらおやま 1108m No.8
 
細尾    ほそおやま 811.3m No.3
 
 
1/2.5万地図 : 西河内/千草 宍粟市
 
【2024年4月】 24-58(TAJI&HM)
 
    植松山より  2023 / 10

 じっくり尾根歩きを楽しもうと考えたとき、荒尾山を思い付いた。荒尾山の鳥ヶ乢コースのことで、向かったのは2024年4月の第一土曜日のことだった。鳥ヶ乢峠に着くと、鳥ヶ乢のモニュメントの前に駐車とした。そこから登山口までは僅かな距離で、登山口に入ると始めは作業道歩きだった。すぐに害獣避けゲートを抜けることになり、今少し歩いてから登山道に入った。標識が的確にあり、スムーズに尾根に向かえた。日光寺跡のそばを通った先で尾根に上がった。後はひたすら尾根歩きだった。始めは雑木帯だったが、程なく植林に囲まれるようになった。厳密に言えば尾根筋のごく狭い範囲は松林になっていた。ほぼ展望の無い尾根歩きで、やや急坂があってそこを登った先で四等三角点(点名・荒尾)に出会った。そこが細尾山だった。松林の尾根は続き、ときにアセビ帯の現れることがあった。尾根は緩やかだったり、やや急坂だったりを繰り返しながら、ほぼ真っ直ぐ北へと登った。そして1080mピークを越すと、その先で山頂到着となった。登山口から1時間34分かかていたので、まずは適度な尾根歩きを楽しめたと言えそうだった。相変わらず展望は良いとは言えず、梢越しに植松山を、木々の空いた所から氷ノ山を見る程度だった。氷ノ山には雪が残っていたが、例年と比べると少ないようだった。山頂で昼食を済ませると、以前の記憶で三角点の位置に好展望があったので、その展望を求めて西へと下った。鞍部近くまで下ると四等三角点(点名・岩野辺)が現れた。北の方向が広く眺められたが、木々の生長で以前よりも見える範囲は狭まっているように思われた。まずは展望を楽しむと山頂へと引き返した。そして下山へと移った。下山はほぼ下る一方だったので、気楽な尾根歩きだった。淡々と尾根の下りを続けると、往路タイムとほぼ同タイムで登山口に戻ってきた。まずは期待通りに尾根歩きを楽しめた荒尾山だった。
(2024/4記)
<登山日> 2024年4月6日 10:25駐車地点(鳥ヶ乢モニュメント前)スタート/10:28ゲート/11:04細尾山/12:01〜26荒尾山/12:31〜40点名・岩野辺/12:46荒尾山/13:28〜32細尾山/13:59ゲート/14:02駐車地点エンド。
(天気) 晴れ。薄晴れの所もあった。荒尾山山頂の気温は16℃で、風は僅かだった。視界はフラットながらも悪くなかった。山頂で休むうちに上空も薄晴れとなった。下山中に薄曇りに変わってきた。
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鳥ヶ乢峠に車を止めた まずは車道を歩いて登山口に向かった 峠には公衆電話が置かれていた
登山口が近づいて、ミツマタの花を見た すぐに登山口に着いた そこからは作業道歩きだった
始めにゲートを通過した 作業道は平坦だった 左手に見える舗装路は焼却場への専用道路だった
今少し作業道を歩くと、荒尾山の標識が現れた 標識に従って作業道を離れた 植林地を抜けて行く
少し開けている所を通った 日光寺跡だった 標柱を見る 尾根筋に出て、尾根筋歩きに移った
展望の無い尾根歩きだった 木々の空いた所から近くの尾根を見る程度だった 尾根筋のごく狭い範囲がアカマツ林になって、それが続いた 細尾山が近づいて、尾根の傾斜が増してきた
陽当たりの良い所にアセビが茂っていた 尾根が緩んで小ピークに着いた そこが細尾山だった 四等三角点(点名・荒尾)を見る
標識も立っていた 細尾山の先も、細々と松林が続いた またアセビの群落を見た
ひたすら植林地を歩いて行く 標識を見る また松林が現れた
やや急坂の尾根となることがあった 岩が点在する所を通った 山頂手前の1080mピークに着いた
木々に遮られながらも、西に見えたのは植松山だった 前方に山頂を望めるようになった 山頂が間近になってきた

荒尾山の山頂に着
いた

山頂の山名標柱は
影の中だった

来る度に植松山が見
え難くなっていた

近くの木に登って、
漸くこの見え方だっ


山頂から良く見え
ていたのは氷ノ山
だった

氷ノ山に残雪を見
たが、例年よりは
少ないようだった
一休みを終えると展望を求めて尾根を西へと歩いた 下り坂の後に少し登り返す アセビの茂る小ピークに着いた
アセビの中に四等三角点(点名・岩野辺)を見た 展望は良かったが、以前よりも見える範囲は狭まっていた

(←)
上の写真の左手を
見る 氷ノ山がす
っきりと望めた

 (→)
  展望地から荒尾山
  を見た
一山の手前に見えていたのは国道29号線だった 国道29号線のそばに旧野原小学校を見た 山頂へと引き返した
山頂が見えてきた 山頂では足を止めず、すぐに下山に移った ほぼ下る一方なので、易しい尾根歩きだった
鳥ヶ乢登山口を目指すのみ 尾根筋に松の木が増えてきた 地表に松ぼっくりがいっぱい落ちているのを見た

細尾山まで戻って
きた

細尾山で無理やり
展望を探ると、ち
らりとだが日名倉
山の頂上が望めた
尾根筋を離れて登山口に向かった 日光寺跡が見えてきた 作業道に合流した
焼却場(宍粟環境美化センター)の道を見る ゲートを抜ければ、その先が登山口だった 後は車道を歩いて駐車地点に向かった