TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
藤無山    ふじなしやま 1139.1m 宍粟市・養父市
1/2.5万地図 : 戸倉峠
 
【2025年11月】 No.8 2025-197(TAJI&HM)
 
    一山より  2025 / 8

 藤無山を道谷コースで登ろうと向かったのは、2025年11月の第二土曜日のこと。朝から快晴の空が広がっていた。2025年は10月の半ばまで暑い日が続いていたので、紅葉には全く期待していなかったのだが、波賀町は奥に進むほど鮮やかな紅葉を見るようになり、今が紅葉の盛りと言えそうな風景だった。国道29号線を出合橋交差点で離れて県道48号線に入った。道谷集落を抜けると、右手に一宮町公文に通じる県道428号線が分岐した。舗装路ながらほぼ林道と呼べそうな車道だった。その林道状の道に入って道が大きくカーブすると共に上り坂に入ったとき、「この先通行止め」の標識が現れた。更にその先では車止めも置かれて、車は進めないようになっていた。登山口まで車を進められるとは考えておらず、どかからでも歩くつもりでいたので、近くに駐車することにした。幸いにも少し戻った位置に広い駐車スペースがあり、何の問題もなく駐車が出来た。そこから車止めの位置までは5分ほど。その先も舗装路は緩やかに続いており、易しい林道歩きだった。右手に沢を見ながらで、周囲の自然林がきれいに色付いていた。例年よりも紅葉は鮮やかではと思われた。その途中で通行禁止が現れたが、それはすぐ先で行われていた道路補修のもので、工事は既に完了していた。その先も緩やかな道は続いた。周囲の紅葉を愛でながら歩くので、退屈さは無かった。いつしか舗装路から未舗装路に変わっており、そこにオフロードバイクのタイヤ痕を見た。また落石があったり抉れている所も現れたりと、悪路部分も現れた。その林道を車止めの位置から30分ほど歩いたとき、登山口標識が現れた。それに従って左手に分かれた作業道に入った。その作業道がすぐに二手に分かれた。そこに立つ標識は壊れていたが、直進は尾根コースで、南に向かうのは沼谷コースだった。そこは直進の道を選んだ。すぐに斜面を登るようになり、宍粟市と養父市の境界尾根に着いた。そこには間近まで作業道が来ていた。若杉高原おおやスキー場から来ている道だった。尾根歩きは植林地の急坂登りで始まった。その急坂を70mほど登ると、後は緩やかな尾根道だった。小さなピークを越すことがあって、ときに下り坂となった。その尾根でも紅葉を楽しめることになった。どの木々も色付きがきれいだった。落葉の進んでいる木もあって、足下は新しい落ち葉が色鮮やかだった。尾根歩きは以前ほどの展望は現れなかったが、それでも妙見山をすっきり見ることがあった。紅葉を愛でながら易しい尾根を進むうちに、沼谷コースが右手から合流した。その合流点から30分近く歩いて山頂に到着した。尾根歩きでは二人の登山者とすれ違っていたが、山頂は無人だった。おかげでパートナーと二人きりでのんびり過ごすことになった。山頂の木々は落葉が進んでいたが、見頃の紅葉も残っており、良い雰囲気の中で休めた。山頂から良く見えていたのは須留ヶ峰で、その他の方向は木々に隠されていた。それでも木々の隙間から氷ノ山を見ることが出来た。ひんやり感のある山頂だったが、陽射しは十分な暖かさがあり、その陽射しを浴びながらの休憩だった。その山頂での昼休憩を済ませると、下山に移った。まずは尾根道を引き返し、沼谷コースが分岐する位置まで戻って沼谷コースに入った。その沼谷コースがはっきりしなかった。登山道は無いに等しく、目印も見なかった。そこで地図の破線がありそうな所を下った。幸い自然林の疎らな斜面とあって、無理なく下って行けた。その斜面が緩んで平坦な所が現れると、そこに突然のように標識が現れた。そこからは標識に従って北西方向に向かった。標識には作業道を歩くことが追記されており、その作業道は程なく現れた。後はただ作業道を歩いて行くだけだったが、その作業道は既に廃道状態になっており、何カ所も小さな沢に寸断されていた。災害による寸断と思われた。それでも作業道を歩くだけだったので、気は楽だった。そして無事、尾根コースに合流した。後は県道に出て、北へと駐車地点を目指した。いつしか上空は雲が広がって、ほぼ曇り空に変わっていた。そのため林道の紅葉は、午前の鮮やかさが消えていた。
(2025/12記)
<登山日> 2025年11月8日 10:01駐車地点スタート/10:06車止め/10:35登山口/10:49尾根に出る/11:23沼谷コース合流点/11:50〜12:50山頂/13:12沼谷コースに入る/13:46登山口/14:14車止め/14:19駐車地点エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は無し。若干淡い空だった。尾根の気温は9℃。山頂は陽射しを受けて12℃まで上がっていた。弱いながらひんやりとした風を受けた。陽射しの下ではぽかぽか陽気だった。視界は良かった。下山中に雲は徐々に増えてきた。駐車地点に戻ってきたときは、ほぼ曇り空に変わっていた。
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県道が大きくカーブする位置の近くに広い駐車スペースがあった 大きくカーブする位置からは北へと歩いた 紅葉した木があり、今が盛りの色付きを見せていた
この注意看板が現れた 次のカープの位置で、通行出来なくなっていた 歩く分には問題無し 周囲の木々が色付いていた
紅葉の壁紙だった 逆光に光る紅葉を見る 落石を見る
進むほどに紅葉は鮮やかさを増してきた 立入禁止はその先の補修部分のためだったが 工事は既に終わっていた
赤い色付きが増えてきた 県道はずっと緩やかだった 右手は沢だった
登山口標識が現れた 「藤無峠登山口」だった 県道を離れて登山道に入った

すぐに登山道は二
手に分かれた

右手は沼谷コース
で、直進は尾根コースだった
尾根コースに向かった 上り坂に入ると、すぐに藤無峠に着いた 峠には、スキー場からの作業道が接していた
境界尾根を南へと向かった 植林地の急坂だった 急坂が終わって緩やかな尾根歩きに移った 前方に山頂を見た
尾根でも鮮やかな紅葉を楽しめた 緩やかな登りが続く 右手から沼谷コースが合流した
やはろカエデの紅葉はきれいだった 頭上を見上げることが多くなった 足下は明るい落ち葉が積もっていた
漸く展望が現れて、北に妙見山を見た 北東方向に見えたのは御祓山だった
南に見えたのは三久安山のようだった 紅葉の木々が続いた 山頂が近くなると、周囲の木々は裸木が多かった
山頂が目前になった 藤無山の山頂に着いた 疎らな雑木帯は以前と変わらなかった
二等三角点(点名・三本杉)を見る 古い山名標識が残っていたが、ほぼ読めなくなっていた 三角点のそばで昼休憩とした 頭上の木は葉を落としていた
山頂からの展望は段々狭まっているが、東の方向はまだ開けていた 左の写真に写る黒原山の尾根をすっきりと眺めた
須留ヶ峰の尾根を少し大きく見る 上の写真の右手を見る

氷ノ山は木々の隙
間から何とか望む
ことが出来た

氷ノ山の山頂に避
難小屋を見た

木々の隙間から赤
谷山も見た

同じく三室山を見

山頂で紅葉を探ると、まだまだ残っていた ブナの紅葉も残っていた 十分に紅葉を楽しんだ
下山は歩いてきた尾根コースを引き返した 前方に見えるはずの氷ノ山は、木々に隠されていた 下山も紅葉に目を楽しませた
緩やかな境界尾根を下って行く 木々の隙間から見えたのは鉢伏山だった 尾根コースを離れて沼谷コースに入った
はっきりとした登山道は無く、破線路がありそうな尾根筋を歩いた 標識は見なかった その尾根筋も紅葉がきれいだった 尾根が平坦となったとき、漸く標識を見た
道谷方面には「作業道を下る」と添え書きがあった 標識に従って北西方向に向かった 作業道が現れた そこからは作業道歩きに移った
作業道をただ歩くだけかと思っていたが 災害によるものか、小さな沢が作業道を寸断していた 寸断部を越せばスムーズかと思っていたが
その後も、何度も小さな沢が作業道を寸断していた それでも無事、尾根コースとの合流地点に戻ってきた 県道に戻るとき、黄色が鮮やかな黄葉を見る
登山口に戻ってきた 県道を戻る いつしか上空は雲が広がっていた 曇り空の下では、紅葉は沈んだ色だった
曇り空の紅葉を愛でながら戻った 車止めの位置まで戻ってきた 右手に駐車地点が見えてきた