◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <北但馬編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鉢伏山 はちぶせやま | 1221.6m | 香美町・養父市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 氷ノ山 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2024年9月】 No.5 | 2024-187(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
氷ノ山より 2020 / 9 |
鉢伏山を最も気楽に登ろうとすれば、瀞川氷ノ山林道のハチ高原駅からのコースではと思える。そこは山頂から見ると南東方向の位置で、登山口と山頂との標高差は170mでしかなかった。その最短コースを急な思い付きで登ることにしたのは、2024年10月の第四金曜日のことだった。この日の目的は八井谷峠に近い瀧山だったが、展望は無く山頂に立つことだけで終わった感があった。その滝山登山を終えたときはまだ12時半を過ぎた時間だった。そこで午後は展望を楽しめる山を登りたくなった。幸い近い位置にあったのが鉢伏山だった。鉢伏山が思い浮かぶと、すぐに移動開始とした。香美町八井谷から養父市別宮へは国道9号線に戻らず、大野峠を通るルートを走った。そのため30分ほどの移動で、瀞川氷ノ山林道に入れることになった。そして鉢伏山のハチ高原駅コース登山口に着くと、そばの駐車場に数台の車を見た。すぐに登山開始とした。階段道が主体の登山道で、その階段は古びて朽ちかけていた。それは良いとして、土道の部分で気になったのが土が踏み固まっていたことだった。オーバーユースのためかと思われたが、そのため滑り易くもなっており、慎重に登ることになった。今一度登山コースの整備が必要ではと思われた。登山コースは自然林の中を続くとあって、雰囲気は良かった。秋の涼しさを味わいながら登った。山頂が近づくと岩場が現れた。巻き道もあったが、真っ直ぐ岩場を登ると1210mピークに出た。そこからは山頂が目前に見えていた。ネマガリダケの中を下って鞍部に出ると、巻き道が合流して山頂へと最後の階段を登った。登ってるときは数人のハイカーとすれ違っていたが、山頂は無人だった。スキーリフトの終点地でもある山頂に高い木は無く、ほぼ360度の展望が広がっていた。雲の多い空とあって山頂に着くまではあまり陽射しを受けていなかったが、雲は薄れてきたのか、雲間から陽射しが漏れるようになった。おかげで明るい山頂で展望を楽しんだ。氷ノ山は近くに見えていたが、山頂はいつまでもガス雲がかかっていた。その山頂で気付いたことは、なぜか三角点が見えないことだった。確か山頂の中央にあったと記憶していたが、その辺りに三角点は無かった。どうやら一時的にか三角点は取り除かれているように思われた。山頂での休憩を終えると、下山は往路を引き返した。但し1210mピークを通らず巻き道を歩いたので、登山口には25分ほどで戻ってきた。十分に展望を楽しめたこともあって、午前の登山でのモヤモヤ感はすっかり消えていた。 (2024/11記) |
<登山日> | 2024年11月25日 | 13:16登山口駐車場スタート/13:18登山口/13:38[1210m]ピーク/13:43〜14:12山頂/14:37駐車場エンド。 | |
(天気) | スタート時は曇り空。山頂は晴れとも言えたが雲の多い空だった。その雲は薄いようで、陽射しの現れることが多かった。山頂の気温は15℃で、肌寒さを感じる風を受けた。視界は良かった。 | ||
<< Photo Album 2024/10/25 >> |
---|