TAJIHM の 兵庫の山めぐり <南但馬
 
氷ノ   1509.8m
 ひょうのせん 養父市・若桜町(鳥取県)
氷ノ山三ノ丸 1464m
 養父市・宍粟市・若桜町(鳥取県)
 
1/2.5万地図 : 氷ノ山
 
【2016年5月】 2016-42(TAJI&HM)
 
    《氷ノ山》 氷ノ山三ノ丸より  2016 / 5 《氷ノ山三ノ丸》 二ノ丸の近くより  2016 / 5

 2016年の5月12日は朝から澄んだ空が広がっていた。その空を見て漠然と氷ノ山へ行きたいと思ったのだが、平日とあってただ空を眺めるだけだった。それが翌日も快晴と分かると、一気に気持ちは氷ノ山に傾いてしまった。その氷ノ山も坂ノ谷コースを登りたいと思った。淡い緑に彩られた尾根をのんびりと歩きたかった。
 坂ノ谷コースの登山口へは国道29号線から氷ノ山林道で向かうことになる。以前はけっこう悪路で、四駆車以外は車の底を何度か擦ることになったのだが、少しジャリを入れて補修されたようで、けっこうスムーズに走ることが出来た。但し、低速で走ってとの条件付きだったが。坂ノ谷林道が分岐すると、林道には入らずに分岐点の近くに駐車とした。空は快晴。前日と同様にほぼ雲は見られなかった。登山口までは5分の距離だった。そこから山頂までは三ノ丸経由で歩く訳だが、ごく一般的なコースでもあるのでその様子はここでは記さないので、下の写真帳をご覧いただきたい。この日は平日だったがぽつりぽつりと人を見た。登山者ではなく、スズコ採りに来ている人だった。今がシーズンのようだった。こちらはひたすら新緑の尾根を楽しんだ。まさに新緑としては見頃で、大木のブナが枝いっぱいに若葉を広げている様は美しいの一言だった。坂ノ谷コースはひたすら緩やかとあって、森の中を逍遙する気分で歩いた。その美しい森も殿下コースの合流点が近づくと、ネマガリダケが主体となって笹に囲まれた中をひたすら歩く感じとなった。三ノ丸で展望を楽しみ、そして二ノ丸を通って山頂へ。やはり快晴に誘われた人は多いようで、山頂は大勢の登山者で賑わっていた。この日は快晴で終始すると思っていたのだが、下山を始めて三ノ丸に近づく頃より少し雲が見られるようになった。上空に少し広がるくらいかと思っていると、三ノ丸を後にした頃よりどんどん雲は増えて、樹林帯に入る頃にはすっかり曇り空になっていた。そのため自然林は沈んだ色になってしまったが、その陽射しの無い中での新緑も美しかった。午後はそのまま曇り空だと思っていたのだが、それは一時的だったようで、登山口に戻ってきたときは、また青空が広がる空に戻っていた。
(2016/6記)(2020/7改訂)
<登山日> 2016年5月13日 8:19坂ノ谷林道起点よりスタート/8:24登山口/9:39〜48三ノ丸/10:36〜11:08山頂/11:48〜12:02三ノ丸/13:12登山口/13:17エンド。
(天気) 朝の空は快晴だった。澄んだ青空が広がっていた。樹林帯の気温ははじめ14℃ほどだったが、次第に上がって山頂では18℃になっていた。陽射しの下では更に高く、25℃近くあり少し暑さを感じた。それでも空気はからっとしており、涼しい風が快かった。視界は澄んでいた。昼を回ると雲が現れ、それも急速に増えてきた。一時はすっかり曇り空になるも、登山口が近づく頃にはまた陽射しが現れるようになった。
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 坂ノ谷林道が分岐
 する位置から歩き
 始めた


   林道そばの木が新
   緑色だった
周囲は植林地に替わった 5分も歩けば登山口だった 最初は植林地の登りだった
植林地を抜けると山頂まで5.5kmだった 期待通りに坂ノ谷コースは新緑に染まっていた 美しい新緑の森を歩いている感じだった
ブナの新緑も美しかった パートナーが杉の大木を見上げている ブナを見上げた
パートナーは今度はブナに触れている 周囲にネマガリダケが増えてきた 頭上を見上げた
大きなムロに「観音さん」と名前が付いていた 新緑を楽しみながらのんびり歩いた ネマガリダケに囲まれるようになった
まだ新緑が広がるときがあった 高い木が少なくなってきた 「亀石と頑張りリョウブ」を見る
殿下コースが合流した もうひたすらネマガリダケだった ネマガリダケが枯れかけているのが気になった
舂米からの三ノ丸コースが合流した 三ノ丸避難小屋が現れた

 もう三ノ丸まで僅
 かな距離だった

 三ノ丸に着くと、
 展望台に上がった

 展望台より南を見
 る

 視界はけっこう澄ん
 でいた

 上の写真に写る
 後山の尾根を大
 きく見る


   沖ノ山を大きく
   見る
南東に粟鹿山を見る 粟鹿山の右手に千ヶ峰を見る 沖ノ山の右手にある東山を大きく見る

 展望台より氷ノ山
 を眺めた

 上の写真に写る妙
 見山を大きく見る

 三ノ丸を後にして
 氷ノ山に向かった

 登山道はネマガリ
 ダケに囲まれての
 状態が続いた

 前方に氷ノ山を見
 ることがあった
二ノ丸が近づくと、以前に見なかった丸太の階
段が現れた 少し整備されたようだった
白い花をよく見た ヤブデマリの花だった

 二ノ丸の新緑も美
 しかった

 二ノ丸のぬかるみ
 には木道が置かれ
 ていた おかげで
 楽々と歩けた
山頂が近くなってきた またネマガリダケに囲まれての登りだった 急坂に丸太の階段が付いていた

 背後に三ノ丸が
 見えてきた


   山頂が間近になっ
   てきた

 小屋が見えたとき
 は、もう目前だっ
 た

 快晴とあって、平
 日なのに山頂はけ
 っこう賑わってい
 た
避難小屋のベランダに立って北西から北、東、南東までを見る
上の写真に写る扇ノ山を大きく見る 上の写真に写る妙見山を大きく見る
山頂の一等三角点を見る 山頂で昼休憩を済ませると。、往路を戻った 少し離れて建つ展望小屋に立ち寄った

 展望小屋からは足
 下にネマガリダケ
 の広がる風景が眺
 められた

 左の写真に写る三
 ノ丸辺りを少し大
 きく見る
展望小屋を離れて往路を戻る 今度はキャラボクが立つ所に寄り道した 改めて三ノ丸へと向かった
二ノ丸付近から山頂を振り返った 一輪だけ咲き残っていたタムシバの花を見る 丸太の階段を登る
登山道をネマガリダケが囲むようになった 前方に三ノ丸が見上げるようにして眺められた 三ノ丸に戻ってきた
 展望台に上がって
 氷ノ山を見ると、
 少し雲が湧いてい
 た

   南に目を向けて、
   ネマガリダケに囲
   まれた避難小屋を
   見た
上空にどんどん雲が増えてきた その空を見ながら三ノ丸を離れた 殿下コースの分岐点まで戻ってくると、上空は
ほぼ雲に占められていた
樹林帯に入った 往路と違って陽射しは無かった
ブナ林を見る 陽射しは無くとも新緑は落ち着いた緑色で美し
かった
曇り空の下をずっと歩いた
ブナの大木を見上げた 植林地が近づく頃になると、再び陽射しが現れた 植林地に入ったとき、木漏れ日を受ける若葉を見る
坂ノ谷コースの登山口に戻ってきた 坂ノ谷林道を歩く また青空の広がる空になっ
ていた
氷ノ山林道が見えてきた