TAJIHM の 兵庫の山めぐり <南但馬 
氷ノ山    ひょうのせん 1509.8m 養父市
若桜町(鳥取県)
1/2.5万地図 : 氷ノ山
 
【2017年10月】 2017-104(TAJI&HM)
 
    大段ヶ平コース登山口の駐車場より  2017 / 10

 2017年の体育の日は快晴が予想された。そうなるとすかっとした山頂に立ちたくなり、氷ノ山山頂が思い浮かんだ。但し午後に予定を持っていたため、コースは短時間で登れる大段ヶ平コースとした。自宅には午後3時までには帰る必要があり、そこから逆算して自宅を7時前に離れた。国道29号線をひたすら走り、波賀町戸倉で道谷への道に入った。その県道48号線を大屋町中間まで走り、横行林道へと枝道に入ったところまでは良かったが、林道入口に着いてみると通行禁止の看板が立っていた。災害でもあって通行不可になっているのかと思ったが、まずは走れる所まで走ることにした。登山口が近ければその先は歩く考えだった。大屋川に沿って続く横行林道を走るとずっと順調で、とうとう氷ノ山林道まで走れてしまった。そしてそこに着いて分かったことは、そこから左手への道は悪路のために通行禁止になっているものの、登山口へと通じる逆方向は問題ないことだった。要らぬ心配をして大段ヶ平登山口に到着となった。着いたのは9時前で、広い駐車場には一台の車を見るのみだった。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。澄んだ青空の下、森林浴を楽しみながらの登りだった。誤算だったのは気温が高めだったことで、陽射しを受けていると25℃以上に感じられた。そのためけっこう汗をかきながら登ることになった。神大ヒュッテまで43分。そこで小休止すると、後は休まず登った。そして登山口から73分で山頂到着となった。まだ10時を少し過ぎた時間だったが避難小屋の周辺には20人ほどのハイカーがおり賑わっていた。山頂に着くまであまり風を受けなかったため暑さを感じていたのだが、山頂は涼しい風があって助かった。特に避難小屋のベランダは風の通り道なのか、風が少し強めで快いばかりだった。山頂では方位盤のそばで休憩とした。まだ昼までには時間があったが、小腹が空いていたため早めの昼食とした。後はのんびりと過ごした。山頂で休んでいるうちに上空の雲は少しずつ増えてきて、陽射しが隠されることが多くなってきた。山頂で30分ほど休憩をとると、下山はすんなりと往路コースを引き返した。特にきつい坂がない上に陽射しを受けることも少なくなったため、下りはけっこう楽だった。大段ヶ平避難小屋を過ぎてその先の坂を下ると、後は登山口まで平坦な道だった。おかげですっかり散策気分だった。周囲の自然林は雲が多くなって和らいだ陽射しを受けており、朝とは違った美しさを見せていた。登山口に戻ってきたのはまだ12時前。大段ヶ平コースは短時間で氷ノ山を楽しめるコースだと改めて思った。
(2017/10記)(2019/8写真改訂)
<登山日> 2017年10月9日 8:58大段ヶ平登山口駐車場スタート/9:24大段ヶ平避難小屋/9:41〜45神大ヒュッテ/10:11〜39山頂/11:05〜15神大ヒュッテ/11:31大平ヶ平避難小屋/11:57エンド。
(天気) 朝の空は快晴だった。雲は僅かで青空は澄んだ色だった。山頂の気温は22℃。風は途中ではほとんど受けなかったが、山頂に着いて受けるようになった。十分な涼しさだった。視界はややうっすらとしていた。山頂に着いた頃より少し雲が増えてきた。
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駐車場から氷ノ山を望む 澄んだ青空が広がっていた 登山口へと向かった 登山口に入った 山頂まで2.8kmだった
美しい自然林の中を歩いて行った 気持ちの良い森林浴だった 緩やかな道が続く ブナを見るようになった
上り坂となってササが増えてきた ブナの木の根を踏んで登った 丸太の階段道を登る
大きなブナのそばを通る 登山口から24分で、大段ヶ平避難小屋に着いた 小屋のそばで色付き始めた木を見た
小屋を後にしてササの中を登った 大きなブナのそばを通る 色付いた木を見るようになった
山頂まで1.5kmとなった 周囲はササが茂っていた きれいに黄葉したブナを見た 暑さを感じながら登ったが、空気感は爽やかだった

(←)
神大ヒュッテに着
いた

 (→)
  ヒュッテのウッド
  デッキから南を見
  ると藤無山が望ま
  れた
小屋での休憩を終えて登りを再開した またササに囲まれての登りだった 千本杉が近づくと木道が現れた
その木道を歩いて千本杉を通った 千本杉を過ぎて、山頂まで500mとなった ササに囲まれての登りが続く
次の千本杉に近づいた また木道を歩いて古千本杉を通った 山頂の避難小屋が見えてきた

避難小屋が目前
になった

山頂に着いた

まだ10時を少し過
ぎた時間だったが
大勢のハイカーで
賑わっていた

(←)
小屋の前から山頂
広場を眺めた

 (→)
  一等三角点は石に
  囲まれていた
避難小屋のベランダに立って、北の山並みを眺めた 左の写真に写る扇ノ山を大きく見る
上の写真の右手となる北東方向を眺めた 左の写真に写る鉢伏山を大きく見る
氷ノ山越避難小屋を見る 大平頭避難小屋を見る 小屋の前から南の方向を眺めた

南西方向を眺めて
東山を見る

40分ほどの休憩
を終えて下山に向
かった

往路を引き返した
山頂近くにある「古生沼」を訪れた 「古生沼」は湿原になっていた 登山道から蘇武岳と妙見山の並ぶ姿を見る

千本杉を歩く

下山でも神大ヒュ
ッテで小休止とし

ヒュッテのからは大段ヶ平の駐車場が見えていた ヒュッテを離れて下山を続ける 大ブナのそばを通った ササの周囲に自然林が増えてきた
黄葉した木を見る 黄葉したブナを見る 大段ヶ平避難小屋まで戻ってきた
丸太の階段道を下る 柔らかい陽射しを受けた自然林の中を歩いて行く 登山口までずっと良い雰囲気の中を歩けた
登山口に戻ってきた 駐車場が見えてきた 駐車地点に戻って改めて氷ノ山を眺めた