◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <南但馬編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
氷ノ山 ひょうのせん | 1509.8m | 養父市 若桜町(鳥取県) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 氷ノ山 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2019年8月】 | 2019-128(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大段ヶ平コース登山口の駐車場より 2019 / 8 |
猛暑の季節でも山頂では涼しさを感じたいものだが、兵庫の山の中でそれに一番叶っているのは氷ノ山ではと持っている。その考えで2019年のお盆休暇の一日を氷ノ山で過ごすことにした。向かったのは8月17日の土曜日で、晴れとは言えたが雲の多い日だった。夏場に長々と歩きたくなく、登山コースとしては氷ノ山登山の最短コースとなる大段ヶ平コースを登ることにした。 いつもの通り出合橋で国道29号線から県道48号線に入って若杉峠を越すと養父市に入った。中間地区まで進むと大屋川沿いの横行林道をひたすら西進した。二日前に通過した台風10号の影響を心配したが、林道上に小さな落石を見る程度で無事氷ノ山瀞川林道に合流した。そして大段ヶ平コースそばの広い駐車場に車を止めた。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。大段ヶ平コースはいきなりと言った感じでブナも茂る深い森に入って行くが、道は緩やかでまさに氷ノ山の入門コースと言えそうだった。樹林帯の気温は25℃ほどあり少し蒸し暑さを感じたが、登るほどに気温は下がって蒸し暑さは消えてきた。また雲の多い空とあって陽射しが消えているときが多かったのも夏場にはありがたかった。大段ヶ平避難小屋の前を通り、その先で神大ヒュッテの前に出ると東尾根コースが合流した。もう周囲はネマガリダケが囲んでおり、ときおり強い陽射しを受けた。千本杉を通り古千本杉を通ると山頂の避難小屋がすぐ近くに見えてきた。そして登山口から80分ほどで山頂に到着した。その山頂では山頂避難小屋の修繕工事が行われていた。そのため広い山頂広場が工事資材でほぼ塞がれていた。またなぜか一時的な措置として三角点が撤去されていた。山頂は資材だらけだったが、登山者は少なく数人を見るだけだった。期待通りに山頂の気温は20℃まで下がっており、もう蒸し暑さは無かった。ただ陽射しが現れるとけっこう暑さを感じたので、避難小屋の周囲を巡るデッキに移動してその東側の位置で休憩とした。そこは絶えず涼しい風があり、しかもデッキはグレーチング製とあって下からも風が来るので快いばかりだった。暫くしそこで休んでいたが、デッキは幅があまりにも狭いので、陽射しが消えたタイミングで小屋の前に戻ってそちらで改めて休憩とした。この日の山頂で目立ったのはものすごい数の赤トンボが飛び回っていたことで、これまでも赤トンボはよく見ていたが、数百匹もの大群を見るのは記憶になかった。山頂で休んでいたのは50分ほど。涼しさを十分に味わうと下山に移った。下山は往路を戻るのみ。上空の雲は更に増えたようで、その分だけ陽射しが現れるときは減っていた。おかげでけっこう気楽な下りだった。神大ヒュッテで数分の休憩をとっただけでほぼ休まず下ると、山頂から63分で登山口に戻ってきた。大段ヶ平コースは距離も短いが木陰も多いので、氷ノ山の夏登山としては最適だったのではと思いながらハイキングを終了した。 (2019/8記) |
<登山日> | 2019年8月17日 | 10:58大段ヶ平登山口駐車場スタート/11:26大段ヶ平避難小屋/11:42〜46神大ヒュッテ/11:51千本杉/12:18〜13:07山頂/13:30神大ヒュッテ/13:46大平ヶ平避難小屋/14:12エンド。 | |
(天気) | 晴れとは言えたが雲の多い空で、陽射しは現れたり消えたりを繰り返していた。大段ヶ平駐車場の気温は25℃ほど。少し蒸し暑さを感じながら登った。登るほどに蒸し暑さは消えてきた。山頂の気温は20℃。涼しい風があり快かった。視界はまずまず良いとは言えたが、遠方はうっすらとしていた。 | ||
<< Photo Album 2019/08/17 >> |
---|