TAJIHM の 兵庫の山めぐり <南但馬 
 
氷ノ山    ひょうのせん 1509.8m 養父市
若桜町(鳥取県)
 
1/2.5万地図 : 氷ノ山
 
【2022年7月】 2022-76(TAJI&HM)
 
    段ヶ峰より  2022 / 7

 2022年の梅雨は7月を待たずに明けた。観測史上最も早い梅雨明けとのこと。真夏と言ってもよい青空を見て氷ノ山登りたくなった。但し足の具合を考慮して一番易しいコースを登ることにした。そうなれば大段ヶ平コースの一択である。横行林道をひたすら走って登山口に着いたのは10時半のこと。登山口のバイオトイレは前回に来た2019年では故障で使えなくなっていたが、今回来てみると使えるようになっていた。身支度を整えるとおもむろに登山コースへと入った。何度も歩いている大段ヶ平コースでもあるので、そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。駐車地点から山頂まで2,9kmほど。登山口からなら2.8kmのコースだった。このコースで一番楽しいのは最初に歩く森林浴コースで、まさに森に浸っている雰囲気があり何とも楽しかった。大屋町避難小屋では休まず、神大ヒュッテに着いて一息入れた。そこまで来れば山頂まで残り1kmだった。登山道の傾斜がきつくなると、程なく千本杉に着いた。木道を歩いて千本杉を抜けると次の古千本杉が見えてきた。その古千本杉を過ぎると漸く山頂が近づいた。山頂の避難小屋が見えたときは、もう残り僅かな距離だった。この日は平日とあって山頂には数人が居るだけで、静かな山頂だった。鳥の声がよく聞こえていた。山頂に陽射しを避けられる所は少なかったが、空には雲が増えておりあまり陽射しを受けることも無く過ごせた。陽射しが現れても、ひんやりとした風のおかげで暑いと感じることは無かった。その静かな山頂で周囲の山並みを眺めながら昼食をとった。2年ぶりの氷ノ山だったが、涼しい風に吹かれていると氷ノ山は良い山だとしみじみと思った。山頂で40分ほど過ごすと、歩いてきた道を引き返して下山とした。下山でも神大ヒュッテで小休止とした。そして再び深い森に包まれての散策気分を味わいながら登山口に近づいた。
(2022/7記)
<登山日> 2022年7月1日 10:38大段ヶ平駐車場スタート/11:08大屋町避難小屋/11:27〜33神大ヒュッテ/11:57古千本杉/12:08〜46山頂/13:23〜32神大ヒュッテ/13:55大屋町避難小屋/14:27駐車場エンド。
(天気) スタート時の空は快晴だったが、山頂に着いたときは空の半分まで雲が増えていた。山頂の気温は26℃で、風はさらっとして快かった。視界は少しうっすらしている程度だった。下山中に雲は減って、再び快晴となった。
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駐車地点から山頂方向を眺めた 快晴の空だった 登山口へと向かう 近くで工事があるようで重機を見た 林道に入ると、すぐに登山口に着いた
登山コースに入る 山頂まで2.8kmだった すぐに自然林の森に包まれた 森林浴を楽しみながら歩いた
陽射しに光るウリハダカエデの若葉を見る ぬかるみになる恐れの所には木道が置かれていた 10分ほど歩いたとき山頂まで2.5kmの標識を見た
ブナの巨木のそばを通った 右手の展望が現れたとき、そこに妙見山を見た ブナ林の中を通って行く

(←)
周囲にササが増え
てきた

 (→)
  須留ヶ峰の上空に
  湧く雲を見る
登山道の傾斜が増して、階段を登るようになった 樹林の風景は続いた 山頂まで2.0kmの標識を見る
またブナ林が現れた 山頂まで1.5kmの標識を見る 陽射しの下ではさすがに暑かった
(←)
神大ヒュッテに着
いた 山頂まであ
と1.0kmだっ


 (→)
  登山道の傾斜が増
  して、千本杉に近
  づいた
千本杉に着くと、木道を歩いた 千本杉の杉林を見上げた 千本杉を過ぎると、山頂まで0.5kmとなった
次に前方に見えてきたのは古千本杉だった 古千本杉でも木道を歩いた 古千本杉を過ぎると、山頂は近かった

山頂の避難小屋が
目前になった

上空に雲は多かっ
たが、その雲が薄
れることもあった

陽射しを受けても
風が爽やかだった
山頂の一等三角点を見る 北の方向を眺めた この日の視界は良いようだった
上の写真の右に続く風景を見る 北から北東、東にかけての展望だった
南から南西にかけてを眺めた 左の写真に写る東山を少し大きく見る

(←)
南東方向を眺めた

 (→)
  40分の休憩を終
  えると、往路を戻
  った

(←)
前方に古千本杉を
見る

 (→)
  古生沼に立ち寄っ
  た ネットが張ら
  れており立入禁止
  だった
古千本杉の木道を歩く 白い花を咲かせていたのはミズキのようだった 陽射しを受けての下りは暑かった
神大ヒュッテまで戻ってきた ブナのそばを通る また森林浴を出来ることになった 大屋町避難小屋が見えてきた
登山道が緩やかになれば、ほぼ散策感覚で歩けた 登山口に戻ってきた 後は林道を歩いて駐車地点に向かった