◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <南但馬編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
氷ノ山 ひょうのせん | 1509.8m | 養父市 若桜町(鳥取県) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 氷ノ山 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2024年9月】 | 2024-158(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
千ヶ峰より 2024 / 9 |
2024年は9月の中旬になっても35℃前後の暑い日が続いていた。そこで兵庫県で一番涼しさを感じる山を登ることにした。そうなると氷ノ山である。コースは一番易しいと思える大段ヶ平コースを登ろうと向かったのは、第二土曜日の14日だった。県道48号線から横行林道に入ると、途中までは以前と変わらずスムーズに走れていたのだが、氷ノ山林道との合流点が近づくと、ススキがどんどん増えてきた。道の半分ほどを塞ぐまでになってきたので、ごく低速でススキに車体をこすられながら進んだ。大段ヶ平の駐車場に着くと、既に10台ほどの車が止まっていた。好天の山頂を楽しもうと考えた人は多いようだった。但し車から降りてみると、全く涼しさは無かった。駐車地点の標高は1100mだったが、気温は28℃ほどあり、強い陽射しは夏のものだった。大段ヶ平コースは何度も歩いているコースでもあるので、そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。登山口に入ると、いきなり自然林に囲まれての散策モードとなった。気温も26℃まで下がってきて、涼しさを感じられたのは良かった。それも坂道に入ると陽射しを受けることが多くなってきて、やはり暑さを我慢しての登りとなった。それでも休憩をとるとマイペースが乱れると思い、大屋町避難小屋でも神大ヒュッテでも足を止めず、ゆっくりとながら歩を進めた。この日の視界は澄んでおり、空は青く木々の切れ目から見える風景はくっきりとしていた。千本杉では木陰が続くので一息つける感じで登れ、とうとう山頂まで休まず登って、登山口から72分で山頂到着となった。山頂は涼しげな風が吹いており、気温も25℃を下回っていた。期待通りの涼しさだった。その山頂にヘルメット姿の作業員がいた。山頂には頂上の避難小屋以外にトイレ併設の休憩小屋が建っていたのだが、その休憩小屋が取り壊されており、新たな小屋を建てる準備が進んでいた。小屋があった辺りには新たな基礎が作られており、数人の作業員もいた。どうやらこの日は資材の搬入日だったようで、小屋前で休んでいると何度もヘリコプイターが飛んできて荷下ろし作業が行われていた。山頂の作業員は、その現場にハイカーが入らないようにする監視員だった。その作業員に聞くと、一ヶ月ほどで新しい小屋は作られるようだった。途中で避難小屋の中にも入ってみたところ、涼しいばかりの風が通り抜けており何とも快かった。山頂では澄んだ視界の下での展望も楽しんだ。この日は大山は雲に隠されていたが、鳥取市の先に青い海が眺められた。その休憩の間に上空の雲は増えて、陰っている時間の方が多くなった。南の空は薄黒い雲が増えており、そちらは視界が悪くなっていた。山頂で1時間ほど休むと下山に移った。下山もマイペースを心がけてゆっくり下ったので、1時間少々で登山口に戻ってきた。 (2024/9記) |
<登山日> | 2024年9月14日 | 10:30大段ヶ平駐車場スタート/10:57大屋町避難小屋/11:13神大ヒュッテ/11:44〜12:43山頂/13:07神大ヒュッテ/13:21大屋町避難小屋/13:47駐車場エンド。 | |
(天気) | スタートの空は晴れ。少し雲が湧いていた。大段ヶ平の気温は28℃。樹林帯は26℃ながらも、陽射しを受けると暑かった。山頂の気温は25℃で、避難小屋の中は24℃だった。空気感はからっとしており、涼しさがあった。風も快い涼しさだった。視界は良かった。山頂で休むうちに上空から南の空にかけて薄黒い雲が増えてきた。その雲も下山中に減ってきた。大段ヶ平に戻ってくると30℃の暑さだった。 | ||
<< Photo Album 2024/09/14 >> |
---|