TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北海道の山 
 
円山     まるやま 204.8m 釧路町(北海道)
 
1/2.5万地図 : 仙鳳趾
 
【13年7月】 2013-63(TAJI)
 
   セキネップより  2013 / 6

 釧路市と同じ名を持つ釧路町は釧路市の東隣の町で、太平洋に面しており、海岸線には低い丘が続いている。その釧路町で一番高い山が円山で、標高は205mである。但し周囲もそれに近い高さの丘になっており、更に円山の山頂近くを県道142号線が走っていて、県道と山頂との標高差は20m程しかなかった。
 2013年の7月中旬に釧路市に急な出張があって、久々に北海道を訪ねることになった。数日間の滞在だったが、そのうちの一日は17時過ぎに仕事が終わったため、日が沈むまでの間、丘の散歩をすることにした。予め地図を見て、時間があれば釧路町の円山を訪ねようと考えていたので、早速向かった次第である。円山のそばを県道が走っているとあって散策の対象にもならないのだが、円山には大いに興味を持たせるものがあった。それはこの円山に一等三角点が置かれていることだった。ナビを円山にセットして走り出すと、自然と県道142号線に入って行った。ひたすら丘のドライブであり、信号に出会うことは無かった。道そばでは何度かエゾシカを見たり、キツネにも出会った。釧路町には珍しい地名が多いようで、浦雲泊(ぽんとまり)、入境学(にこまない)、賤夫向(せきねっぷ)と過ぎるが、ルビがないと全く読めそうになかった。賤夫向を過ぎたとき、ナビが示す目的地までの距離は数キロとなっていた。そして前方に周りの丘より少し高い丘が現れた。その山上には電波塔が建っていた。どうやらそれが円山のようだった。県道は円山の東側に回り込んで、山頂に一番近い位置になったとき、山頂方向へと向かう車道が分かれた。電波塔への管理道路のようで、関係車両以外は進入禁止と書かれていた。始めから車を進める気は無かったので、管理道路の入口に車を止めて歩き出した。車道は雑草が多くあり、ほとんど車の通行は無いようだった。道路脇にはフキが多く生えているのが北海道らしかった。ほんの数分で山頂の電波塔の前にでた。そこに三角点があると思って辺りを探ったが、見つからなかった。よく見ると南の方向が僅かに高かった。そちらへは雑草が茂っていたが、細々とながら小径が付いていた。その小径を歩いて一番高い位置と思われる所に立つと、あっさりと三角点を見た。一等三角点(点名・老者舞山[おしゃまっぷやま])はやはり大きく、その大きさにちょっぴり感激した。この山頂からの展望を少し期待していたのだが、周囲は樹林が囲んでおり、全く展望は無かった。それでもこの低い丘なのにダケカンバの木が多く見られて、その雰囲気は悪くなかった。展望が無いことでもあり、長居はせずにすぐに引き返した。全くごく軽い散歩と言えそうな円山訪問だったが、一等三角点を見られたことで、満足の思いで車の位置へと戻って行った。
(2013/8記)
<登山日> 2013年7月19日 17:30管理道路入口スタート/17:35〜45山頂/17:50エンド。
(天気) 快晴。気温は18℃で、空気が爽やかだった。風は僅かにあり。視界は良く澄んでいた。
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県道142号線を走っていると、何頭もエゾシカを見
かけた
セキネップ(賤夫向)まで来たとき、前方に少し高い丘
が現れた それが円山のようだった
円山の山頂に建つ電波塔への管理道路を、入口から歩
くことにした
管理道路はごく緩やかな坂で、フキが茂っていた 数分も歩けば山頂に建つ電波塔が目前となった 電波塔の位置には三角点はなかった

(←)
電波塔の周囲もフ
キが多かった

 (→)
  南の方向が少し高
  いようだったので
  そちらに向かった
周囲にダケカンバも見られるようになった 一番高いと思われる位置に着いた なだらかな草地だった
草地の一角に一等三角点を見た 点名・老者舞山(おしゃまっぷやま)だった 三角点に出会えたことに満足して管理道路を戻った
木に絡みつくのはツルアジサイかと思えた これはシシウドのようだった 管理道路の入口に止めている車が見えてきた