TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北海道の山 
 
当別丸山  (丸山)  482.3m 北斗市・木古内町
(北海道)
 とうべつまるやま
1/2.5万地図 : 当別
 
【2020年9月】 2020-165(TAJI&HM)
 
   函館山より  2020 / 9

 2020年9月の最終週に実施した北海道山行は道南の山、大千軒岳が目標だった。その大千軒岳に向かったのは28日のことで、国道228号線を走っていると、前方に小ぶりながら三角錐の形をしたきれいな山が見えた。当別地区に入ると間近に見るようになり、ちょっと気になった。その日の大千軒岳登山を終えての帰路でも改めて眺めて、登ってみたくなった。ホテルに戻った後にネットで調べてみると、丸山と言う名で登山コースも整備されていることが分かった。また麓にはトラピスト修道院があり、当別地区の名所でもあるようだった。翌29日は午前を函館山登山の予定にしていたが、午後の行動は決めていなかった。そこで午後に丸山を登ってみることにした。なお丸山の名を持つ山は北海道に多くあるので、地名にちなんで当別丸山と呼ぶのが一般的のようだった。
 29日は朝から快晴、澄んだ空だった。その気持ちの良い天気の下で午前は予定通り函館山登山を楽しんだ。その函館山山頂からも当別丸山は良く見えていた。そして下山を終えると、すぐに移動開始とした。ナビをトラピスト修道院にセットすると、車を西へと走らせた。国道228号線は空いており、スイスイ走って当別地区に入り、トラピスト修道院の前に着いた。広い駐車場があり、売店もあって観光地に来た雰囲気があった。また周囲にはプロムナードのような石畳の道があり、牧草地もあり、修道院と合わせて風景画を見ているようで、これから登山をすることを一瞬忘れるほどだった。駐車場には丸山の標識は無かったが、「ルルドの洞窟」の標識があり、それに従って歩いた。修道院の敷地の外周路を歩くことになり、車道は墓地の前で終点となった。その先も遊歩道がありの歩道も易しい道だった。山中へと入り、歩道は途中で近道となる階段道が右手に分かれたが、舗装路をそのまま歩いてルルドの洞窟の前に出た。洞窟には柵があって入れなくなっており、外から眺めるだけだった。その洞窟の右手の岩壁はツタに覆われており、そこに大きなマリア像が置かれていた。その近くに展望台があって、足下に函館湾と函館山を見た。そのルルドの洞窟の横から当別丸山への登山道が始まっていた。ごく普通の山道で、始めはトラバースするように南へと歩いて東尾根側に回り込むと、上り坂に入った。周囲は自然林が広がっており、雰囲気は悪くなかった。途中で右手に展望台への小径が分かれるも、そこは直進した。登るうちに周囲にブナを多く見るようになった。標高270mまで登ってくると、そこでも展望台への道が分かれたが、先に山頂に立とうとメインコースを辿った。その辺りから登る方向は西となり、登山道の傾斜は増してきた。それと共にブナの木も増えて、ブナの美林風景の中を歩くようになった。標高400mを越えると、「一休み」の名が付く所が現れて少し展望を得た。その先もブナ林の登りが続き、漸く傾斜が緩んでも山頂まで今少し距離があった。山頂に着いたときは登山口から33分だったが、決して軽い感じで登れる山ではないと思った。山頂は樹林に囲まれてはいたが、三角点周りは開けており、少しだが北東方向に展望があって、そこに駒ヶ岳が見えていた。山頂の三角点は一等三角点(点名・当別丸山)で、その近くには天測点も置かれていた。山頂で小休止を済ませると展望地に立つべく登ってきた道を引き返した。そして分岐点から展望台コースに入った。その展望台までは分岐点から5分の距離だった。そこにはベンチが置かれており、良い休憩場所だった。展望はまずまず良く、足下に修道院が望めた。その先は函館湾並びに津軽海峡で、そこに函館山が見えていた。その左手は函館市街だったが、木々がその展望を塞いでいた。ただ木々の生長前はすっきりと眺められたのではと思えた。展望地からはもう一つの小径を下ってメインコースに合流した。そして登山口に戻ってくると、もう一度ルルドの洞窟を覗いた。そのルルドの洞窟からは近道コースに入った。近道コースは階段道だった。駐車地点に戻ってきたのは14時20分過ぎのこと。まだまだ快晴だった。駐車場そばの売店で名物のソフトクリームを買い求めると、駐車場の一角に置かれたベンチに座ってひとときを過ごした。
(2021/10記)
<登山日> 2020年9月29日 11:53トラピスト修道院前駐車場スタート/12:07修道院墓地/12:18〜21ルルドの洞窟/12:54「一休み」地点/13:02〜13山頂/13:34〜47展望地/14:01ルルドの洞窟/14:22修道院前駐車場エンド。
(天気) 快晴。上空に少し薄雲を見る。山頂の気温は20℃だった。風は弱いながらもひたすら爽やかで涼しかった。視界は良かった。
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当別地区に入ると、当別丸山が大きく眺められた 修道院への道に入ったとき、車道そばの牧草地に入っ
て当別丸山を眺めた
修道院前の広い駐車場に車を止めた 売店があり観光
地の雰囲気があった
歩き始めるとトラピスト修道院に通じる道を右に見た 車道奥に建つ修道院を眺めた 標識に従って広い車道を進んだ
最初の目標のルルドの洞窟まで1.5kmだった 左手に牧草地の風景を見る 修道院の敷地を巡る車道を北へと進むようになった
ゲートを通ることになった ゲートの位置で洞窟まで900mだった 修道院の建物から離れることになった
左手が開けて、その奥に当別丸山を見た 右手に墓地が現れた 墓地の位置で車道は終点となった 洞窟まで550m

当別丸山に向かっ
て遊歩道歩きとな
った

雰囲気の良い遊歩
道だった
樹林帯へと入った 洞窟まで350mだった 周囲に植林を見るようになった 右手に近道となる階段が現れたが、直進した
前方に現れたのはルルドの洞窟の展望台だった ルルドの洞窟に着いた ここまで25分かかっていた 柵の中を覗いた 洞窟と言うよりも岩室だった

洞窟の前を通って
展望台に上がった

展望台からは東の
方向が眺められて
そこに函館山を見


戻るとき、改めて
洞窟の全景を眺め


詩歌が書かれた案
内板を見た
洞窟のそばが丸山の登山口だった 始めに北へと歩いた 「旧ルルド分岐」の位置で、左手の道に入った
登山道は巻き道となり丸山の東尾根側へと回り込んだ 上り坂に入った 自然林がまぶしかった 展望台コースが右手に分かれたが、山頂を目指した
登山道の傾斜がきつくなってきた 登る方向が北西から西に変わったとき、また展望台コ
ースが分かれた
山頂へ真っ直ぐ向かい出すと、ブナの美林の中を歩く
ようになった
ブナの風景を楽しみながら登った 北東の方向が見えるときがあった 「一休み」の標識を見た 山頂まで250mだった
少し登山道がマイナーな感じになった 山頂が間近になったと思ったが 尾根が緩んで今少し歩いた

(←)
当別丸山の山頂に
着いた 三角点を
中心に開けていた

 (→)
  一等三角点(点名
  ・当別丸山)だっ
  た
三角点のそばに手作りの山名標識を見た 山頂には天測点も建っていた 樹林が囲む山頂に展望はほとんど無かった
かろうじて北東の方向に駒ヶ岳を見た 展望が無かったこともあり、暫時の休憩で引き返した またブナの美林を愛でた
朽ち木に生えていたのは猛毒のツキヨタケだった こちらの美味しそうなキノコもツキヨタケと思えた 「一休み」の位置まで下りてきた
木々の空いた所から海岸線が眺められた 下りを続ける 美林風景を楽しんだ
この下山では展望台コースに入った 山頂から直進する形で東へと歩いた 展望台に着くと、ベンチが置かれていた
展望台からは広く海岸線が眺められた 遠くは下北半島も望めた 函館山を大きく見る

下北半島は大間崎
辺りが見えていた

足下には修道院の
全景が眺められた
展望台からは下山方向となる別の道に入った 数分でメインコースに合流した 巻き道を歩くようになった
登山口に戻ってきた 遊歩道に入り、ルルドの洞窟の前を通った 近道コースに入った 階段を下って行く
前方に函館山が望めた 遊歩道に合流した 樹林帯を抜け出した
車止めの位置まで戻ってきた 丸山を眺めると、少し雲が出ていた ゲートの位置まで戻ってきた
修道院の外周路歩きに移った 雰囲気のある木のそばを通った 駐車場に戻ってきた