TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北海道の山 
 
三頭山    さんとうさん 1009.1m 幌加内町(北海道)
 
1/2.5万地図 : 三頭山
 
【2019年9月】 2019-147(TAJI&HM)
 
   幌加内町政和第二地区より  2019 / 9

 2019年9月も前年に続いて北海道山行を計画した。今回のメインは北海道最高峰の旭岳で、それと併せて道北の北海道百名山を登ることにした。天気の状況を慎重に見極めて決めたスケジュールは、天気が一番良いと思われる28日を旭岳登山とし、その前後二日間を他の山の登山日とした。出発日は25日で、関空13時50分発のANA便に乗ると、新千歳空港には16時過ぎの到着となった。千歳市の上空は快晴だった。この日は移動のみで、レンタカーを借りると後は高速道をひたすら走り、旭川市内のホテルには19時半のチェックインとなった。すっかり暗くなっていた。
 翌9月26日も快晴で朝を迎えた。この日向かう北海道百名山は旭川市に比較的近い山として、幌加内町の三頭山だった。登山コースは二つあり、政和コースは距離は6.6kmと長いが国道275号線の近くから登り始めるのでアクセスは楽だった。もう一つは林道走行で政和コースの五合目まで進んでそこからスタートとなる雨煙別コースで、林道は少々難路のようだった。山行初日から長時間歩行はしたくなかったが、レンタカーで移動することでもあり車のことを考慮して政和コースを登ることにした。ホテルでしっかり朝食をとってホテルを離れたのは7時半だった。登山口の近くには「せいわ温泉ルオント」があるので、ナビをそこにセットすると、旭川の市街地を抜けると道道72号線に入り、江丹別峠を越えて幌加内町に入った。そして国道275号線を北上して幌加内町の中心部を抜けると、あっさりルオントの前に出た。但し登山道はそこから始まっているのではなく、数十メートルほど戻った位置から始まる林道を少し入って、そちらに登山口標識を見た。そこからの登山コースについては北海道百名山でもある三頭山なのでネットで紹介記事が多く書かれていることでもあり、詳しいことはそちらで確認していただきたい。またおおよその登山道の様子は下の写真帳をご覧願いたい。政和コースの登山口の標高は210mで、五合目登山口の標高は580mだった。その間は概ねゆったりとした緩やかな道で、一合目、二合目、三合目と標識が立っていた。五合目は丸山分岐とも呼ばれており、そこを過ぎて本格的な登山道の雰囲気となった。五合目まででも紅葉を始めた木々を見たが、合目が進むに従い木々の色付きは増してきた。登山道としては尾根筋を巻くようにして歩くこともあれば小さなピークを越すこともあった。尾根の目立ったピークは655mピークで、そのピークには「見晴台」の標識が立っていた。ただ木々が育ったことによって山頂はすっきりとは見えなかった。それでも北東方向にも展望があったので見晴らしの名は損ねていなかった。655mピークで山頂まで2.4kmとあり、そこを越すと行く手に三頭山を望むようになった。なぜか七合目の標識は見なかったが、そこを過ぎたと思える辺りから本格的な登りが始まり、急坂には「胸突き八丁」の名が付いていた。そこより一段登って着いたピークが一頭山で、そこは九合目だった。三頭山は三つのピークからなっており、一頭山、二頭山、三頭山の名が付いており、山頂は三頭山だった。一頭山に着いて漸く山頂が望めることになった。山頂とはもう僅かな標高差しか無いとあって易しい尾根歩きとなった。チシマザサに囲まれた道を歩いて二頭山へ、そして山頂となる三頭山に着いたのは12時前だった。歩き始めてから3時間少々が経っており、意外に時間がかかったと思った。その山頂はそれまでとはがらりと趣を変えて草地の広がる優しげな風景で、長閑さが漂っていた。そこに快いばかりの風が渡っており、汗まみれの体が一気に癒された。これぞ登ってきた甲斐があったと思えた。展望も良く道北の風景が一望だった。その山頂で休むうちに上空には鱗雲が広がってきて陽射しが減ってきた。その空を見て下山に移った。下山は往路を戻るのみ。下りは楽とは言え、再び6km以上の長い道のりを歩くので、登山口に戻ってきたときはすっかり足はくたびれていた。その疲れを癒そうとすぐそばにある「せいわ温泉ルオント」に直行したところ、何と改修工事の最中で休止中だった。何とも残念だったが後は旭川のホテルへと戻って行った。
(2019/10記)
<登山日> 2019年9月26日 8:49政和コース登山口駐車場スタート/9:05一合目/10:00丸山分岐(五合目)/10:23見晴台/11:42一頭山/11:56〜12:19山頂(三頭山)/13:38〜44見晴台/14:01丸山分岐/14:48一合目/15:03駐車場エンド。
(天気) 朝の空は雲をほとんど見ない快晴だった。尾根の気温は14℃ほど。山頂の気温は13℃だったが、木陰は11℃とあって少しひんやりとしていた。風は弱く吹く程度で、爽やかな空気感だった。視界は澄んでいた。昼頃は上空に鱗雲が広がっていたが、下山中に雲は減ってきた。
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(←)
始めに国道のそば
で登山口標識を見
たので、林道に入
った

 (→)
  また標識が現れる
  と、そばの駐車ス
  ペースに車を止め
  て歩き出した
登山口標識を見る 山頂まで6.6kmだった なお
登山口は矢印が示す方向で、今少し先立った
枝林道を歩いて行く すぐに林道は終点となり、そこが登山口だった そこ
まで車を進めても良かったようだった
登山道に入った いきなり自然林に包まれる感じで登った トドマツ林を抜けて行く
一合目の標識が現れた ダケカンバ林を見る 優しげな風景の中を歩いて行く
北東方向に展望が現れた 二合目には丸山オンコの名があった 木々の色付きが徐々に進んできた
三合目に着いた そばに沢があり水場でもあった 笹が増えてきたが また自然林が広がった トドマツのそばを通る
四合目まで登ってきた 尾根の雰囲気を楽しみながら歩いた 木々の隙間から山頂を望めるときがあった

五合目に着くと
そこは雨煙別コ
ースとなる林道
の終点位置だっ
た 広い駐車ス
ペースがあった

登山道に入ると五
合目の標識があり
丸山分岐の名があ
った

山頂まで3.6kmだ
った
紅葉がはっきりしてきた 黄色く色付く木も見頃になってきた 山頂は近くに見えるようになったが、標高差があった
南東方向を見ることがあった 六合目には馬の背の名があった 山頂まで2.7km
六合目標識の先で馬の背の地形が現れた 東向かいの尾根を見る 尾根の傾斜が増すと、ロープが張られていた

(←)
655mピークに
着くと見晴台の標
識が立っていた

 (→)
  見晴台からは北東
  方向が広く眺めら
  れた
ナナカマドの実が赤くなっていた カシワの巨木を見る 山頂方向を正面に見るようになった
登山道の傾斜が増してきた シラカバのそばを通った 周囲に丈の高い雑草が広がることがあった 背後に展望が広がってきた
いつしか大雪山の山並みが見えていた 八合目に着いた 山頂まで1kmとなった 急坂は続いた
急坂が終わりそうになった 急坂を登り切ると、そこに「胸突き八丁」の標識を見た 後から付いてくるパートナーを待った
胸突き八丁の展望は良く北東から東、南東、南と広く眺められた

なだらかな道とな
った

前方に幾つかピー
クが見えてきた

三頭山が山頂だっ

ササの中を登って行く 九合目に着いた そこは一頭山のピークだった 前方に二頭山と三頭山の並ぶ姿を見る

二頭山が近づいて
北へと延びる尾根
が望めるようにな
った

ササの道が続く
二頭山のピークを通過する 前方に三頭山(山頂)を見るようになった 山頂が迫ってきた

山頂が目前にな
った

三頭山山頂は草地
が広がっており、
長閑さがあった

(←)
山頂の一角から
最高点を見上げ


 (→)
  山名標柱を見る
山名標識のそばからは西に日本海が望めた 小平蘂山の右手後方に見えていたのは天売島だった

北の方向を眺めた

二頭山に今歩いて
きた登山道が見え
ていた

上の写真に写る小
平蘂岳の辺りを少
し大きく見る

山頂の一等三角点
(点名・三頭山)
を見る
山頂に立って広く眺められたのは東から南、南西にかけての方向だった

(←)
天塩岳を少し大
きく見る

 (→)
  大雪山系は雪を
  纏っていた

(←)
十勝連峰を少し
大きく見る

 (→)
  芦別岳を大きく
  見る
頭上にうろこ雲が増えてきた 山頂での休憩を終えると、歩いてきた道を引き返した ササの中を戻って行く
ハイマツの茂る所もあった 二頭山を過ぎる 足下に「せいわ温泉ルオント」が見えていた
色付きの良い木を見る 一頭山に戻ってきたとき、手頃な木に登って二頭山と三頭山の並ぶ姿を眺めた
急坂に入った 八合目まで下りてくると反射板を見た 前方に小さなピークを見る 655mピークだった
急坂が終わって緩やかな道になる 655mピーク(見晴台)が近づいた 655mピークに着いて、山頂方向を振り返った
五合目まで戻ってきた 緩やかな道を下って行く シラカバを見る
易しい尾根歩きが続く 向かいの山の方が高くなっていた 一合目を過ぎると、後は登山口が待つだけだった
登山口が近づいて急坂を下った 登山口に戻ってきた 前方に駐車地点が見えてきた