◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <静岡県の山> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
千葉山 ちばさん | 496m | 島田市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 向谷 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2013年2月】 | 2013-10(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
尾川丁仏参道の途中より 2013 / 2 |
島田市での仕事があり、その前日が休日の移動日だったこともあって、早めに島田市に到着してハイキングを楽しむことにした。その島田市では千葉山が市民に親しまれている山のようだったので、これを登りたいと考えたものの、ガイドブックの「新・分県登山ガイド 静岡県の山」を見ると、バス便のことは書かれていなかった。遠来者としてはバス便に頼るしか無く、そこでインターネットで調べてみたところ、島田市が運営するコミュニティバスでアプローチ出来ることが分かった。それもガイドブックで紹介の往路コース復路コースの登山口のどちらの近くにもバス停があるようだった。ただバス便は一時間に一本程度なので、どのバスに乗るべきかを慎重に計画して、行動計画を策定した。その計画とは、JR島田駅を9時24分に下車して、駅前より大津線のバスに乗り、尾川バス停で下車をする。そこよりガイドブック通りに尾川丁仏参道を歩いて千葉山山頂へ。下山は南西尾根をひたすら歩いて相賀地区へと下る。その近くにも相賀線のバス停があるので、おおよそ15時半までには着いて、その時間辺りに来るバスに乗ろうというものだった。当日は快晴。そのハイキングの様子は下の写真帳でご覧いただきたいが、往路は尾川バス停より尾川丁仏参道をひたすら歩いた。緩やかな上に道幅はたっぷりあり、よくマウンテンバイクの人とすれ違った。その参道からは、茶畑の広がる風景がときおり眺められた。その茶畑の中からは千葉山の姿を眺めることもあった。椎の木坂を過ぎて車道に出ると、その車道を歩いて門前茶屋の前に出た。そこは智満寺の門前で、後は急傾斜の石段を登って智満寺の境内に出た。境内には参拝者が多くおり、すっかり観光地の雰囲気だった。その境内を通り過ぎて、奥の院のある山頂への小径に入った。境内と山頂は140mの標高差があったので、漸く登山の雰囲気となった。但し階段の道が多かった。その山頂の区域はほぼ杉林になっており、巨木が目立った。大きな木には名前が付いていた。圧巻だったのは山頂で、ひときわ太い杉が点々とある様は壮観だった。山頂で昼食を済ませると、下山は南西尾根上に付くハイキングコース道を下った。途中には展望広場、どうだん原、柏原と伸びやかな場所があり、けっこう展望を楽しめた。南の方向は遠州灘で、そちらはごくうっすらとしていたが、西には栗ヶ岳から経塚山の山並みが比較的はっきりと眺められた。そして最後は新東名高速道の高架下に出てきた。そこからバス停が近いのか分からなかったが、適当に県道64号線に出て家並みがある南の方向へと歩くと、北中学校の前に出た。そこにバス停があり、登山口からは10分の距離だった。待つこと7分で島田駅行きのバスが来たので、すんなりと帰路につくことが出来た。 この日の行動を振り返ると、下山で歩いたハイキングコースは往路の尾川丁仏参道コースよりも登山道の雰囲気に優しさがあり、また春のような陽気ということもあって、歩いていて楽しかった。他にも茶畑の風景が眺められたり、古刹智満寺に山頂の智満寺十本杉と、この千葉山は本当に見所が多かった。これだけ満足出来る千葉山なのだから、島田市としてもバス便利用での千葉山ハイキングをもっと推奨すればと思ってしまった。 (2013/3記)(2021/3改訂) |
<登山日> | 2013年2月3日 | 10:06尾川バス停登山口スタート/11:02〜17途中の茶畑で休憩/11:28車道に出る/11:41門前茶屋/11:46智満寺本堂/12:03〜18山頂(奥の院)/12:32〜42配水池展望台/13:00どうだん原/14:04柏原/14:23赤松地蔵尊が建つ登山口/14:33北中学校バス停エンド。 | |
(天気) | 快晴。朝の気温は13℃ほど。樹林の中では11℃まで下がったが、風が僅かだったため、少し肌寒く感じる程度だった。陽射しのある所では十分な暖かさだった。昼を回って気温は19℃まで上がって、春の暖かさだった。視界は北の方向は特に悪くは無かったが、南の方向はかなりうっすらとしていた。 | ||
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