TAJIHM の 兵庫の山めぐり <静岡県の山 
 
浜石岳    はまいしだけ 706.8m 静岡市(静岡県)
 
1/2.5万地図 : 神原
 
【2024年12月】 2024-215(TAJI&HM)
 
   静岡県清水区蒲原より  2024 / 12

 この日は「富士山を眺める山」の山行四日目。帰宅する日ではあったが、易しい山を一つ登ってから帰ることにした。その易しい山として相応しいのが浜石岳で、JR由比駅からスタートするロングコースもあったが、山頂近くまで車道が通じており、駐車場もあるようだった。そこで駐車場からのコースを楽しむことにした。この日も快晴だったが、富士山には朝から雲がかかり始めていた。富士市内のホテルを離れたのは8時半過ぎ。浜石岳は近い距離にあり、ナビに従うと高速道を使わず国道1号線で近づくことになった。国道1号線を由比駅の先で離れると、由比町の細い車道を走って林道に入った。林道は途中からは車一台分の道幅となったが、対向車は無くスムーズに進めた。その林道では駅から歩き始めたと思われるハイカーを何人も追い抜いた。広い駐車場に着くと、数台の車を見るだけだったので、余裕で駐車出来た。まだ車道は続いており、車道歩きでスタートした。その車道歩きを山頂近くまでするものと思っていたのだが、車道をショートカットする形で登山道が付いていた。当然登山道を歩くと、一度車道に出るも、横切って登山道の続きに入った。自然な山道を歩けるのはやはり良いもので、ごく気楽な登りでもあった。また車道と交差することになり、その車道の先に電波塔が見えていた。車道には鎖が張られており、その手前に駐車している車を見た。登山道の続きに入ると二つの鐘が現れて、そこから僅かな距離で山頂に着いた。駐車場から30分での到着だったので、やはりごく易しい山と言えそうだった。山頂は広々とした芝生広場になっており、中央に二等三角点(点名・浜石岳)が目立っていた。それにしても山頂は聞きしに勝る素晴らしい展望地だった。当然富士山は見えており、南東から南西へは伊豆半島と駿河湾が視野いっぱいに広がっていた。西には安倍東山稜も一望だった。冷たい風を受けながらも、この展望を澄んだ視界の下で楽しんだ。少し残念だったのは富士山の山頂が雲に隠されていたことだったが、それもさほど気にならなかった。浜石岳から縦走路が始まっていたが、そちらには入らことはせず、山頂で30分ほど過ごすと、下山はすんなりと往路コースを戻った。駐車場に戻ってきたのは11時前。まだ正午まで1時間あった。後は帰宅に向かうのみ。新東名を新清水ICから入って、新東名、伊勢湾岸道、新名神、名神、山陽道とひたすら走ると、17時前には自宅に到着出来ることになった。
(2025/1記)
<登山日> 2024年12月8日 8:29駐車場スタート/10:01~32山頂/10:58駐車場エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は10℃。風はやや強かった。冷たくはあったが、底冷え感は無かった。視界は十分に澄んでいた。
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標高500mまで上がってくると、駐車場が現れた
そこは登山者用駐車場だった
近くに東海自然歩道の案内板が立っていた これは登山道を示すものでは無かった  登山者駐車場に車を止めて、林道歩きでスタートした
快晴の林道歩きだった 左手に青少年野外活動センターへの道が分岐した 浜石岳への道は直進方向だった
林道歩きを続ける 左手に登山道が分かれた 登山道を登って行く
植林地を登って行く 林道に出るも、横切った先に登山道を見た 登山道歩きの続きに入った
周囲は自然林だった 植林地も現れた 自然な山道を歩いていると、突然電柱が現れた
周囲が笹地になることもあった 登山道の雰囲気は良かった 林道のガードレールが見えてきた

(←)
その林道に出ると
また横切ることに
なった

 (→)
  近くに電波塔が見
  えており、林道は
  鎖が張られていた
登山道に入ると、二つの鐘を見た 緩やかに山頂に近づいた 山頂が目前になった

(←)
浜石岳の山頂に着
いた 広々と芝生
広場になっていた

 (→)
  二等三角点(点名
  ・浜石岳)を見る
山頂は富士山の展望台であるだけでなく、駿河湾も伊豆半島も一望出来た
富士山には絶えず雲がかかっていた 越前岳はくっきりと眺められた
伊豆半島を眺めた 山並みとして眺めると、千メートル台の尾根が続いていた

上の写真に写る万
三郎岳を大きく見


同じく長九郎山を
大きく見る
南の方向に見えていたのは清水港だった 清水港の手前に薩埵山を見た
西に見えていたのは安倍東山稜の山並みだった
上の写真の中央部を、今少し大きく見る 南アルプスはガス雲に隠されていた
冷たい風を我慢しながらの休憩だった 光る駿河湾を眺めた 写真の中央部分の砂浜は「吹上ノ浜」だった
下山は登ってきた道を戻った 車道の位置まで下りてきた 登山道の続きに入った
林道を交差する位置まで下りてきた 登山道を下っているとき、鮮やかな紅葉を見た この林道に下りれば、後は駐車場まで林道歩きだった
林道は緩やかな下り坂だった 駐車場に戻ってきた 車は増えていた 下山を終えて車で戻っているとき、由比の町から浜石岳を眺めた