TAJIHM の 兵庫の山めぐり <滋賀県の山 
 
津田山  (奥島山) 424.3m 近江八幡市(滋賀県)
 つだやま     おくしまやま
長命寺山   ちょうめいじやま 333m
 
1/2.5万地図 : 沖島
 
【2025年11月】 2025-208(TAJI&HM)
 
   近江八幡市大房町より  2025 / 12

 琵琶湖を眺められる山として「新・分県登山ガイド 滋賀県の山」から選んだのが、奥島山だった。ただ奥島山の名は一帯の山の総称のようで、地元では津田山と呼ばれているようだった。その津田山を長命寺山とのセットで登ろうと向かったのは、2025年11月の下旬のことだった。この日の滋賀県の天気予報は南部は晴れで。北部は曇りだった。名神高速道を竜王インターで降りると、琵琶湖へと北上した。上空を見ると見事に二分していた。上空を境に南は良く晴れており、北は薄黒い雲が広がっていた。残念なことに津田山は曇り空の下だった。長命寺は長命寺山の中腹にあり、その南麓に着くと、茶屋があり駐車場もあった。長命寺へは車道で行くことも出来るが、麓から歩きたく南麓駐車場に車を止めた。但し茶屋の前ではなく少し離れた位置とした。茶屋の前を通ると、長命寺への石段が始まった。標識では808段とあった。段差が大きいため、足に負担がかからないようゆっくり登った。15分ほどで長命寺に着くと、そこは古刹の雰囲気が十分にあり、参詣客が散見された。その頃には少し青空を見るようになっていた。陽射しを受けることもあったが、すぐに雲が広がって陽射しは消えた。その長命寺の一番高い位置に太郎坊大権現があり、そこから登山道が始まっていると思っていたのだが、登山道は無かった。地図をよく見ると、車道の位置から破線路は始まっていた。そこで車道に出てその破線路が描かれている位置に来たものの、登山口は無かった。ただ僅かな踏み跡を見たので、そこに取り付いてみると有刺鉄線が現れた。その鉄線が広げられて人が通れるようになっており、そこを通った先で登山道に合流した。後で分かったことは、車道を今少し下った位置に登山口があり、そこから今合流した登山道が始まっていたのだが、そのときは知る由もなく、怪訝な気持ちで登山道歩きをスタートした。はっきりした登山道でスムーズに歩けるのは良かったが、右手にロープが現れることがあり、立入禁止の紙が付けられていた。どうやら登山道から長命寺へのエリアに入ることは禁止のようだった。樹林に囲まれた登山道を登って行くと、登山道が二手に分かれた。直進の道は休暇村への道で、そちらに津田山の名もあったが奥島山の名は無かった。右手に分岐したのが長命寺山コースで、その長命寺山コースに入った。緩やかな斜面を登ると、僅かな距離で長命寺山の山頂に着いた。道中と同じくすっかり樹林に囲まれていた。三角点は無く、ただ山名標識を見るだけだった。登山道はその先も続いており、そのまま津田山コースに出られるのではと歩いてみると、大岩が現れて登山道はそこまでだった。ただそこには少し展望があり、これから向かう津田山がすっきりと眺められた。引き返して登山道の分岐点まで戻ると、津田山コースに入った。長命寺山を巻く形で歩き、鞍部へと緩やかに下った後、津田山への登りが始まった。その頃には天気ははっきり良くなっており、青空が広がろうとしていた。登るほどに周囲は紅葉した木が多く見られて、木々は陽射しに明るかった。特に急坂になることも無く登りが続いて、山頂が近くなると大きな岩の間を登ることがあった。山頂に着くとそこは平らに開けており、祠が置かれていた。御神酒が供えられており厳かさがあった。またそこより少し離れた位置に三等三角点(点名・津田)を見た。ガイドブックでは山頂より今少し北の位置に展望の良い大岩があるようだったので、そちらに歩いてみた。ところがそれらしき大岩が現れぬうちに下り坂になってきたので、山頂へと引き返した。その展望に関しては山頂手前で「空奏テラス」の標識を見ていたので、その展望地に向かった。標識が示す方向へと歩くと、名の通りに大きな岩場のテラスが現れて、その上に立つと一気に展望が広がった。足下は琵琶湖が広がり、正面は比良山系の山並みだった。右手に岬のように見えるのは沖島のようだった。どの風景も陽射しに明るく、ちょっと感動することになった。この風景に出会えて津田山を目指した甲斐が十分にあったと思えた。下山は登山道を戻ったが、長命寺に入らず最後まで登山道を辿ることにした。その最後はごくスムーズに車道に合流した。そこは往路の取り付き点よりも少し下った位置だった。後は車道をひたすら歩いて麓に向かった。湖岸道路に合流すると、そこは駐車地点の間近となる位置だった。
(2025/12記)
<登山日> 2025年11月28日 12:00長命寺山麓駐車場スタート/12:16〜32長命寺/12:39登山道に入る/12:55〜13:06長命寺山/13:38〜14:03津田山(空奏でテラスを離れるまで)/14:40車道に出る/14:58長命寺山麓駐車場エンド。
(天気) スタート時は曇り空だった。徐々に青空が現れるも、北から黒雲が断続的に流れてきた。津田山に向かう頃には、ほぼ晴れの空となった。それでも雲の広がるときがあった。曇り空の尾根では気温は12℃。津田山では13℃だった。風はけっこう冷たかった。視界は概ね良かったが、北の空は悪かった。
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(←)
長命寺に向かうと
そちらは暗い空だ
った

 (→)
  長命寺の駐車場に
  車を止めると、少
  し離れた位置から
  長命寺山を眺めた
駐車場の前は長命寺港だった 茶屋の前を通って、長命寺の石段に向かった 石段に着いた
石段は808段だった 石段登りを開始した ゆっくりゆっくりと登った
途中には休憩ポイントが作られていた ひたすら階段を登るのみ 休憩所に着いた そこは駐車場でもあった
山門を通っても、本堂までは今少し石段が残っていた 本堂の前に出ると、右手に見たのは三重塔だった 本堂を見る 左手は三仏堂だった
境内は紅葉の盛りだった 境内の最高地点を目指した 車道に出て石段を登る 太郎坊大権現に着くと、そこは展望地だった

(←)
琵琶湖を全景に南
の方向が望めた

 (→)
  左の写真に写る三
  上山を大きく見る
太郎坊大権現から先に道は無く、境内から外れる所は立入禁止になっていた 結局、境内からの登山道は無いようだった そこで地図の破線路を求めて車道に出た 車道を西へと歩いた 地図の破線路が始まる位置に着くと、樹林に入れる所があった 但し、そこに目印は無かった
すぐに鉄条網に阻まれるも、その先に登山道を見た 鉄条網は広げられており、そこを通過した 易しい登山道を歩いて行く 登山道は南側から続いていた 右手は長命寺のエリアだったが、ロープが張られており、立入禁止になっていた
登山道の標識を見る 休暇村方面は津田山を通るコースだった 登山道が二手に分かれた 右手に分岐した道が長命寺山コースだった その長命寺山コースに入った

緩やかな上り坂の
道だった

すぐに長命寺山の
山頂に着いた

すっかり木々に囲
まれて展望は無か
った
山頂の山名標識を見る 山頂を越しても道が続いていたので、少し歩いてみた前方に木々を通して見えたのは津田山だった すぐに岩場が現れると、道はそこまでだった その岩場に展望があった
岩場からは北向かいの津田山が眺められた 左の写真の右手も少し望めた 遠方にうっすら霊仙山を見た
長命寺山の山頂に戻ってきた 登山道の分岐点に戻ってきて標識を見る 津田山の別名は姨綺耶(いきや)山だった
津田山との鞍部へと緩やかに下った 前方に津田山を見る 明るい空だった 鞍部はほぼ平坦になっていた
左手に分岐したのは小豆ヶ浜への道だった 上空は青空が広がっていた 津田山へと急坂を登るようになった
山頂が近づいて、傾斜は緩んできた 大岩の間を抜けて行く 注連縄が飾られた岩もあった
津田山の山頂に着いた 祠が置かれており、境内の雰囲気があった 別の角度から山頂を眺めた
祠を間近で見た 三角点は境内の位置には無く、少し北の位置にあった 三等三角点(点名・津田)を見る
三角点の位置に山名標識を見た ガイドブックでは山頂の北側に展望地があるとなっていたので向かったが、展望は現れなかった 展望を探るのは諦めて、山頂に戻ってきた
展望に関しては山頂の手前でこの標識を見ていたのでそちらに向かった すぐに岩場が現れた そこが空奏(そらかな)テラスで、早速テラスの上に上がった
いきなり眼前に琵琶湖の風景が広がって、思わず感動した
対岸の比良山系の尾根を大きく見た

(←)
蓬莱山の山頂には
スキー場の施設が
望めた

 (→)
  福井県境に近い山
  並みもうっすら望
  めた
空奏テラスを離れると、下山に移った 下山は登山道を最後まで歩くことにした 津田山を離れると、易しい尾根歩きが続いた
往路の取り付き点まで戻ったが 車道に入らず登山道歩きを続けた 登山口が現れて、スムーズに車道に合流した
登山口には手作りの標識が付いていた 後は車道を歩いて麓を目指した 車道から琵琶湖を見ることがあった
車道でもきれいな紅葉を見た 下り着いた所は、駐車場のそばだった 下山後に牧町の湖畔から津田山を眺めた