TAJIHM の 兵庫の山めぐり <島根県の山> 
 
城山    しろやま 123.3m 隠岐の島町(島根県)
 
1/2.5万地図 : 西郷
 
【2024年5月】 2024-83(TAJI&HM)
 
   西郷大橋を挟んだ対岸より  2024 / 5

 この日は島後の山行二日目で、午後のフェリーで帰る予定だった。そのため高田山だけを登る考えでいたのだが、もし高田山の登山が早く終わるようであれば、もう一山登ってもよいかと考えた。前夜になっての急な思い付きで、ネット検索をして見つけたのが、フェリー乗り場に近い城山だった。山頂まで参道が付いているようだった。
 高田山の登山を終えたのは正午前、11時20分だった。フェリーは15時10分発なので、十分に城山を登る時間があった。そこですぐに城山へと向かった。西郷大橋への道が分岐する位置を過ぎると、道そばに国府尾神社の鳥居が現れた。そのそばに数台分の駐車スペースを見たので、そこに駐車とした。案内板が立っており、城山の名が付くだけに山上は国府尾城跡のようだった。始めに階段を登って行く。概ねコンクリートで作られた階段は途中で土道に変わることがあったが、中腹に建つ国府尾神社まで続いていた。国府尾神社の先は山道となり、古い墓地のそばを通ると大山神社の小さな鳥居が現れた。すぐに竹林が現れ、程なく樹林帯に入った。登山道は始めは緩やかだったが、山頂が近づくとやや急坂となった。そして歩き始めてから20分で山頂に到着した。山頂は狭いながらも平らに開けており、その中央には祠が置かれていた。それが大山神社のようだった。三角点は山頂の中央には無く、片隅に置かれていた。四等三角点(点名・城山)だった。その山頂ではネット情報で展望は期待していなかったのだが、北に向かって展望が広がっていた。どうやら北面側の木々が伐採されたようで、正面に堂々とした大満寺山が眺められた。これを見て登ってきた甲斐があったと十分に思えた。その大満寺山を眺めながら昼食とした。山頂での休憩を終えると後は往路を引き返して戻るだけだったが、国府尾神社の境内にも展望があり、そちらは南側となる西郷湾の風景が眺められた。駐車地点に戻ってきたのは13時前。1時間少々の散策だったが、追加で登って良かったと思えた城山だった。
(2024/6記)
<登山日> 2024年5月11日 11:47国府尾神社鳥居前スタート/11:58国府尾神社/12:07〜32山頂/12:39〜46国府尾神社/12:54国府尾神社鳥居前エンド。
(天気) 快晴。雲は全く無し。山頂の気温は23℃。風はときおり吹いてきた。視界は良かった。
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国道に接するように国府尾神社の鳥居が建っていた
鳥居の近くに駐車スペースがあった
鳥居の先はコンクリートの階段だった 国府尾神社の参道だった 神社の階段だったが、階段そばに点々と石仏を見た
土道に入った また階段を登った また自然な道を歩いた
国府尾神社が間近になって、最後の階段を登った 国府尾神社の境内に入るとき、鳥居を眺めた 境内に入って、前方に国府尾神社の本殿を見た
境内を抜けて、山頂への登山道に入った 古い墓地なのか、スピリチュアルな雰囲気がある所を通った 小さな鳥居が現れた 鳥居の額に「大山神社」の文字を見た
竹林が現れて、その中を抜けて行く 山頂が近づいて、登山道の傾斜が増してきた 山頂が目前になった
(←)
城山の山頂に着い
た そこは国府尾
城跡だった 小さ
な祠が大山神社と
思えた

 (→)
  四等三角点(点名
  ・城山)を山頂の
  片隅で見た
山頂は北面側の木が伐られており、広く開けていた そこに堂々とした大満寺山を見た 大満寺山を大きく見る

上の写真の左に続
く風景を見る

左上の写真の右側
を良く見ると、ち
らりと西郷港の北
部が見えていた
高田山の山頂で見たのと同じ、素焼きの山名標識を見た 山頂での休憩を終えると往路を戻った 竹林を通る 国府尾神社に戻ってきた
(←)
境内の南側は展望
地になっており、
西郷港が眺められ


 (→)
  左の写真の木で隠
  されている所を見
  る 飯ノ山だった
登山口へと戻って行く また石仏を見るようになった 登山口の鳥居が見えてきた
(←)
15時10分発の
フェリーに乗り込
んだ 西郷港を離
れるとき、大満寺
山を見る

 (→)
  離れゆく道後を眺
  めた 上空はすっ
  かり曇り空だった