この日は「駅から登る岡山の山100座」を参考にして吉井川の西岸に位置する大日幡山を登ったのだが、登り終えて駐車地点に戻ってきたときは、まだ12時だった。そこで午後にもう一山登ってから帰宅することにした。「駅から登る岡山の山100座」には大日幡山にごく近い岩倉山が紹介されており、その岩倉山を登ることにした。車中で昼食を済ませてから岩倉山に向かった。予想外だったのは急速に曇ってきたことで、見る見る上空に薄黒い雲が広がって太陽はすっかり雲に隠されてしまった。県道37号線を走ると岩倉山を東側から眺めることになり、その姿は三角形のきれいな富士山型をしていた。それも南側に回ってくると台形状の姿になった。登山コースがあるはずの南麓に近づくと、あっさりと登山口標識を見た。近くに工場があり、そのそばに空き地を見た。休日でもありそこに車を止めても迷惑では無さそうに思えて、遠慮しながら駐車とした。登山口に入ると細々とした小径を歩くことになったが、笹が茂っている所があり、そこは目印テープを頼りに登る感じではあった。一箇所道のはっきりしない所があり、そこを直進したところコースを外れていた。正しくはシダに中の小径だった。迷い易かったのはその辺りだけで、概ねテープを追って無難に登って行けた。途中で青空の広がることがあり、明るい中で暫く登った。山頂が近づくと右手に展望が現れて、東の方向が広く眺められた。山頂のそばまで来ると道は二手に分かれた。左が山頂で、右はほぼ同じ高さのピークだった。先に右手のピークを目指すと。僅かな距離でピークに着いた。そこに三角点を見た。地図には三角点記号は描かれていなかったので良く見ると、「公共」の文字が見えた。どうも三角点に似た標石のようだった。そのピークが好展望地だった。ガイドブックにも展望台として紹介されていた。北東方向から南の方向までが一望出来て、南にはには金甲山、怒塚山がはっきり見えていた。残念だったのはピークに立ったときは再び曇り空に戻っていたことで、ピークは陰った風景になっていた。引き返して山頂に向かうと、ほぼ平坦な道を歩く感じで山頂に着いた。三角点の無い山頂で、山名標識を見るだけだった。山頂はすっかり雑木に囲まれており展望は無かった。後は下山するのみ。歩いてきた道を引き返すと、特にコースを外れることもなく山頂から20分で登山口に戻ってきた。
(2025/2記) |