TAJIHM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山 
 
大日幡山    おおひばたやま 156.2m 岡山市(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 備前瀬戸
 
【2025年1月】 2025-05(TAJI&HM)
 
   吉井川の左岸より  2025 / 1

 ガイドブック「駅から登る岡山の山100座」を参考にして、岡山市東区の大日幡山を登ろうと向かったのは2025年の新年四日目のことだった。その大日幡山に近づくと。山頂近くに建つ二つの配水タンクが目立っていた。その大日幡山を長船駅から歩くのではなく、東尾根の尾根端に近い位置からスタートすることにした。その東尾根端に近づくと鳥居が見えたので、その近くに車を止めてハイキング開始とした。鳥居を潜って歩道を進むと石段に合流した。石段は津宮八幡宮の参道で、その石段は左手に見える車道から始まっていた。ガイドブックの紹介コースに合流したようだった。石段を登って津宮八幡宮の前に出ると、近くに携帯の基地局が幾つか建っていた。八幡宮からはその基地局の前を通る車道歩きに移った。車道を歩いていると途中に八幡宮参拝者用の駐車場が現れたが、その先で車道にクサリが張られていた。どうやら駐車場まで車を進めるには、神社の管理人に連絡をとる必要があるようだった。その先で十字路が現れた。尾根の車道と交差するのは一般道で、山裾の車道を走るよりは近道となるようだった。十字路を直進すると、車道は配水池の管理道路となるので、またクサリが現れた。それを越すと車道は二手に分かれた。何気なく尾根筋の道を辿ると、すぐに水道設備の前で終わった。引き返してもう一つの車道に入ると、予定通り大きな配水タンク(岡山調整池)の前に出た。一つのタンクには高徳砦跡の絵が描かれており、見られることを意識しての装飾ではと思えた。舗装路は配水タンクまでだった。その先に山道を見たが、フェンスで遮られていた。害獣避けのフェンスと思えたので、フェンスを回り込んで地肌がむき出しとなっている山道に入った。始めは緩やかだったが、すぐに急斜面登りとなった。足下が滑り易く、途中からは木に掴まらなければ登れないほどになった。その急斜面を50メートルほど登ると、一気に尾根は平坦と言えるほどになり、程なく大日幡山の山頂に着いた。中央に三等三角点(点名・楢原)を見るも、周囲はすっかり雑木林が取り囲んでいた。その山頂には歩いてきた東尾根コース意外にも、北西方向と南西方向に尾根道を見た。試しに北西方向への道を下ってみると、すぐに送電塔(東岡山西大寺線63番)が現れて、そこが素晴らしい展望地だった。陽射しもたっぷり当たっており、送電塔のそばで休憩とした。展望は西から北、東へと広がっており、北西に本宮高倉山を、北東に熊山、東に西大平山が眺められた。一休みを終えると山頂に戻り、下山は南西尾根の道に入った。その尾根道は巡視路でもあって、尾根上には幾つか送電塔が建っていた。落ち葉で少し滑り易くなっている小径を下って行くと、最初の鉄塔は東岡山西大寺線64番で、次は65番だった。その65番鉄塔は好展望地で、北東から東、そして南へと眺められた。山頂そばの鉄塔から眺めた風景の続きと言えそうだった。南に目立っているのは金甲山だった。尾根下りを続けるとまた鉄塔に出会った。66番鉄塔だった。その先で尾根の傾斜が少し増してくると、道がはっきりしなくなった。それでも無難に登山口へと下り着いた。山裾道に出ると、近くの畑地に67番と思える送電塔とを見た。後は東へと適当に農道を歩いて駐車地点を目指した。南西尾根端の登山口から駐車地点までは30分の距離だった。
(2025/2記)
<登山日> 2025年1月4日 9:43津宮八幡宮の鳥居そばよりスタート/9:48津宮八幡宮/10:13配水タンク/10:31山頂/10:35〜55[63番]鉄塔/10:58山頂/11:10[65番]鉄塔/11:30南西尾根登山口/12:00駐車地点エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は見なかった。山頂の気温は6℃で、風はほとんど無し。視界は澄んでいた。
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吉井川東岸側から
見る大日幡山は、
中腹の配水タンク
が目立っていた

手前は長船CCだ
った

東尾根端に近づく
と鳥居が現れた

その鳥居近くの空
き地に車を止めて
スタートした
鳥居を潜って歩道を進んだ 石段に合流した 石段は車道から始まっているのを見た 石段を登って津宮八幡宮に向かった
津宮八幡宮の前に出た 近くには電波塔が幾つか建っていた ゲートを回り込んで尾根の車道に出た
尾根の車道が登山コースだった 送電塔が現れたが、送電経路は地図に載っていなかった 津宮八幡宮の駐車場が現れたが
尾根の舗装路はごく緩やかだった 車道に鎖が張られていた 駐車場に行くには連絡をとって解錠をしてもらう必要があるようだった 十字路が現れた 交差するのは一般道だった 山頂に向かうべく直進した
すぐに二つの舗装路に分かれて、どちらも鎖があった
先に左の道を歩くとすぐに終点となった
広い道に戻って直進を続けた また送電塔が現れた こちらは民間の送電塔のようで岡山村田製作所線2番だった
配水タンクの位置まで歩いてきた 岡山調整池だった 二つのタンクのうち西側のタンクには絵が描かれていた 高徳砦跡の絵だった 車道はタンクまでだった 山頂への道を見たが、害獣避けのネットが張られていた
ネットを回り込んで登山道に入った 緩やかに上り坂となった 途中からは急斜面となった

(←)
背後に風景が広が
ってきた

 (→)
  東の方向の風景だ
  った 手前の川は
  吉井川だった

急斜面が終わると
山頂は近かった

大日幡山の山頂に
着いた

周囲は雑木林だっ

三等三角点(点名・楢原)を見る 北西尾根の小径を下ってみた すぐに送電塔が見えてきた
北西方向に展望が現れた 金山と本宮高倉山の並ぶ姿を見る
送電塔(東岡山西大寺線63番)に着くと、そこは素晴らしい展望地だった 北から西にかけてを眺めた

上の写真に写る大
盛山を大きく見た

同じく熊山を見る

(←)
西大平山と東大平山
の並ぶ姿を見る

  (→)
   送電塔のそばで休
   憩とした
休憩を終えて山頂へと戻った 山頂に戻ると、すぐに南西尾根に入った 南西尾根の道は巡視路でもあった 緩やかな道だった
送電塔(東岡山西大寺線64番)のそばを通った 緩やかな下り坂で巡視路は続いた 次の送電塔(東岡山西大寺線65番)は展望地だった

東の方向が眺めら
れた

63番鉄塔で見た
景色の続きと言え
そうだった

(←)
南の方向に金甲山
を見た

 (→)
  下山を続ける ず
  っと緩やかな尾根
  歩きだった
石碑のそばを通った また送電塔(東岡山西大寺線66番)が現れた 麓が近づいて、道が少しはっきりしなくなった
登山口に下りてきた 山裾道を歩いて東に向かった 近くに67番と思える送電塔を見た

(←)
駐車地点を目指し
て適当に農道を歩
いた

 (→)
  下ってきた尾根を
  眺めた
駐車地点までは距離があった 道そばに五輪塔を見た 漸く駐車地点が近くなった