TAJIHM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山 
 
児島龍王山   こじまりゅうおうざん 209.2m 倉敷市(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 下津井
 
【2022年1月】 2022-02(TAJI&HM)
 
   児島ICの近くより  2022 / 1

 岡山県の山で瀬戸の海を間近で眺めたいと思い、「駅から登る岡山の山100座」を参考にして決めたのが倉敷市児島の児島龍王山だった。この日は朝から素晴らしい快晴だった。ナビを龍王山の東麓側にある登山口辺りにセットして車を走らせた。山陽道を走って瀬戸自動車道に入り、岡山県側の最終ICである児島ICで降りた。ナビ通りに登山口辺りへと車を進めたのだが、細い道が入り組んでいる上に標識が無かった。適当な駐車スペースも無かったため、少し離れてはいたが市街地の中心部にあった大型スーパーの天満屋の駐車場に車を止めた。登山口からおおよそ600mほど離れた位置だった。児島龍王山は市街地から良く目立つ山でもあるので近づくのは容易だったが、東麓の味野地区は住宅が密集しており、細い道が多くあった。そのため行き止まりもあったりして、GPSを持っていたのだが登山口に近づけなかった。結局庭先にいた地元の人に教えていただき、何とか登山コースに入ることが出来た。その登山道の入口に標識は無かった。登山道は簡易舗装された道で、少し登ると車道に合流した。その車道は南へと向かう道で、すぐに終点となった。そのそばに見たのは駐車場だった。龍王山・観音様駐車場とあったので、そこまで車で来られたようだった。車道の先は小径があり、途中からは石灯籠も現れて参道の趣があった。参道の先に立っていたのは観音堂で、正月ということもあってか堂内では数人の参詣客が談笑していた。その観音堂の前は展望地で、児島市街が足下に広がっていた。観音堂から先は山道を登るようになったが、「西国三十三箇所観世音菩薩巡拝路」の道でもあったので良く整備されており、点々と西国三十三箇所の石仏を見た。つづら折れの道でもあったので易しく登れて、観音堂から20分とかからず山頂が見えてきた。龍王山の山頂は南北に長く、南端側には鳥居と龍王宮の石碑があった。その南端側は素晴らしい展望地で、多島海と瀬戸大橋、更に四国の山並みが一望だった。ベンチも置かれており、休むにも良い所だった。そこには三角点は無く、最高点となる北のピークで二等三角点(点名・味野)を見た。南北に長い山頂だけに西にも東にも展望があり、展望に関しては文句なしの所だった。この日は視界も澄んでいるとあって、山頂では40分ほど過ごしていた。下山は往路を辿るつもりだったが、途中で右手に小径が分かれると、そちらに入った。その道は観音堂への近道で、ほぼ階段道だった。観音堂からの下山でもまた途中で分かれた別の道に入って、味野地区の住宅地に下り着いた。味野地区からは二つの登山道があったようだった。後は遠くに見えている天満屋へと向かって行くだけだった。
(2022/1記)
<登山日> 2022年1月2日 11:10天満屋スタート/11:48観音堂/12:06〜44山頂(三角点ピークを含む)/13:01観音堂/13:32天満屋エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は全く無し。山頂の気温は13℃。風が冷たかったが、陽射しの暖かさが相殺していた。視界は澄んでいた。
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スタート地点は市街地の天満屋とした 市街地の中を歩いて行く 龍王山は目立っており、そちらに向かうだけだった
地図に描かれている山頂に向かえる小径を目指した 山裾が近づくと道が入り組んでいる上に行き止まりもあって、お手上げ状態になった 地元の住人に聞いて、山頂に通じる道を教えていただいた その小径の入口に標識は無かった
真っ直ぐ西へと歩く ソーラーパネルの横を通った 前方で、別の道に合流することになった 合流した道は車も通れる道幅だった 南へと向かった

すぐに現れたのは
龍王山・観音堂の
駐車場だった

ここまで車で来ら
れたようだった

車道もそこまでで
その先は観音堂へ
の参道だった
登るうちに、すっかり参道の雰囲気となった 前方に観音堂の石段が見えてきた 石段を登って観音堂に着いた
観音堂の前は児島市街の展望台だった 沖合いに二つの島を見た
観音堂のそばから山頂への道が始まっていた 登山道は西国三十三箇所観世音菩薩巡拝路だった 観音岩が現れた そこからも児島市街が眺められた
頂上を示す標識を見る そこに弘法大師像を見た 点々と石仏を見た 石仏は2番金剛宝寺だった 常緑樹林の中を易しい道が続く
石仏だけでなく、ベンチも所々で見た 10番三室戸寺を見る 山頂が目前になった

(←)
山頂に出るには鳥
居を潜ることにな
った

 (→)
  そこは素晴らしい
  展望地だった
南東から南西にかけてを眺めた 瀬戸の多島海に瀬戸大橋、遠くは四国の山並みも望めた
上の写真に写る瀬戸大橋の辺りを眺めた 瀬戸大橋の背後には四国の山並みも望めた
本島の二つの山を見る 高無防山の背後に讃岐平野の山を見る

児島龍王山は北の
ピークが若干高く
そちらに三角点が
あった

最高点に向かうと
その道そばにも石
仏を見た

山頂が近づいた

山頂の手前で見た
のは龍王岩だった

山頂に着くも、そ
こは展望は悪かっ


二等三角点(点名
・味野)を見る
山頂を離れて南ピークに向かった 東の方向が開けて、児島市街が広く眺められた
南ピークに戻って北から北東にかけてを眺めた 福南山を大きく見る
山頂での休憩を終えると、下山は往路を戻った 往路のコースで観音堂に戻るつもりだったが 途中で右手に近道が分かれたので、その道に入った
ほぼ階段道を下って観音堂に戻ってきた 後は参道を下って行く 参道の入口が見えてきた その右手は駐車場だった
参道を離れると往路とは別の小径を見たので、そちらに入った この小径で味野の住宅地に入ったが、こちらも入口に標識は無かった 後は市街地の天満屋に向かうだけだった