◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
金甲山 きんこうざん | 403.1m | 岡山市・玉野市 (岡山県) |
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怒塚山 いかづかやま | 332m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 八浜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2013年2月】 | 2013-12(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
操山の旗振台より 2013 / 1 |
岡山市の南区は干拓地が広がっており、児島湖と合わせて伸びやかな風景を作っている。その南側に壁となっているのが児島半島で、その最高峰が金甲山だった。遠くから金甲山を見ると、その南の怒塚山と並ぶ姿で眺められるが、高さがあるだけで無く、どちらも三角錐の整った姿をしており目立っている。古いガイド本では金甲山を南東麓の中池から登るコースしか紹介されていないが、「新・分県登山ガイド 岡山県の山」を見ると、金甲山と怒塚山がセットで、しかも周回で歩くコースが紹介されていた。それに興味を持って向かったのは2013年2月のことだった。県道45号線を走って怒塚山の北麓に来ると、郡交差点の先で登山口が現れた。そのそばが駐車スペースになっており、3台ほどなら止められそうだった。もう後はその郡コースを登って行ったのだが、ガイド本の紹介コースのままと言うこともありここでは詳しくは書かないが、おおよそ次の通りに歩いた。登山口からは斜面に付いた登山道を登って行くと、36番鉄塔から漸く尾根を歩くようになった。登山口からおおよそ40分で怒塚山に到着する。ちょっとした展望地で、西に児島湖、南に見上げるようにして金甲山が眺められた。怒塚山からは鞍部へと120下り、そして登り返すが、金甲山との中間点のピークで中池からのコースが合流した。またそこに四等三角点(点名・甲ノ上)を見た。後は金甲山へと近づくだけだったが、車道に出る前の山中で金比羅宮を見た。車道に出ると、金甲山の山頂は目前だった。山頂には電波塔が多く建っており、また立派な展望台が建っていた。その展望台のそばまで車で来られるとあって、ハイカーが来る山と言うよりも、ドライブで訪れる山と言えそうだった。実際、こちらが展望台にいる間にも、入れ替わり立ち替わりドライブの車が現れた。展望台で瀬戸の風景を暫く楽しんだ後は、往路を少し戻って、金比羅宮のそばから始まるみつがしわ新道を歩いて下山とした。こちらは谷筋を通る道で、少々マイナーな道だった。それでも麓に下り着いて見た二つの溜め池とその先の田畑の中を歩いて行く雰囲気は悪くなかった。この日の樹林の中は少し冷え込んでいたが、陽射しの下では程良い暖かさがあり、3時間半ほどのハイキングを十分に楽しめた。 (注)登山口の辺りが2010年発行の「新・分県登山ガイド 岡山県の山」に書かれている内容と違っていた。怒塚山温泉石楠荘は廃業して更地になってしまっていた。また 登山口の注意書きに「登山の車はフェリー看板の奥に駐車のこと」と書かれていたが、宇高国道フェリーは廃止されてしまったので、看板は白地に塗り直されていた。そ れとそばにうどん屋の駐車場があって、そこに止めると迷惑駐車になっていたかと思われるが、そのうどん屋も廃業になっていた。 (2013/2記)(2021/3改訂) |
<登山日> | 2013年2月9日 | 10:13郡登山口スタート/10:33[37番]鉄塔/10:53〜11:03怒塚山/11:26点名・甲ノ上/11:57〜12:33金甲山/12:58誠徳院/13:36エンド。 | |
(天気) | 晴れ。少し薄雲が広がって、淡い空だった。視界も少しうっすらとしていた。朝は冷えており、樹林の中は3℃だった。その後は上がってきたが、5℃までだった。但し、陽射しの下では10℃ほどあり。風が無かったこともあり、まずまず暖かく感じられた。 | ||
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