TAJIHM の 兵庫の山めぐり <広島県の山 
 
火山  (倉橋火山) 408m 広島県(呉市)
後火山    うしろひやま 455.3m
1/2.5万地図 : 倉橋島
 
【2025年11月】 2025-194(TAJI&HM)
 
   倉橋漁港の東岸側より    2025 / 11

 2025年11月に入っての三連休は、広島県は呉市近郊の山を登る小旅行に出かけた。その三日目の11月3日に向かったのが、倉橋島の火山だった。国土地理院の地図では火山の名だったが、分県登山ガイドでは「倉橋火山」であり、広島百山では「倉橋島火山」となっていた。その火山に三角点は無く、火山とは尾根続きとなる455mピークに三角点記号を見た。分県登山ガイドでは三角点ピークに後火山の名が付いており、両山を登るコースが紹介されていたので、そのコースで登ることにした。火山の南麓には桂浜温泉館があり、その駐車場に着いたのは9時半が近い時間だった。そこには温泉館以外にも色々な施設があり、目の前の桂浜も観光地とあって、既に多くの車が止まっていた。桂浜温泉館のそばに火山登山口を示す標識があった。それに従うとまた標識が現れて、すんなりと登山口に入れることになった。始めに細いコンクリート舗装の小径を歩くと、広い尾根道に合流した。その広い道は火山の登山道であると共に八十八ヶ所巡りの遍路道でもあった。合流点の石仏は七十六番だった。尾根道歩きに移ると、次の石仏は七十五番で数字は減ってきた。登山道は自然林に囲まれており、緩やかな道として続いた。コースの途中には何カ所か休憩ポイントがあり、ベンチが置かれていた。登るうちに木々の隙間から瀬戸の島々を見るようになった。また左手に千畳敷を通るコースや直登コースが分岐することがあった。一般コースの登山道は尾根筋を離れて巻き道となり、火山を東側から回り込んだ。そして後火山との鞍部に着いた。そこに見たのは駐車場だった。そこまで宇和木峠からの林道が通じており、数台の車を見た。駐車場にはトイレ棟が建っており、覗くときれいな水洗トイレだった。また東屋も建っており、休憩ポイントでもあった。そこから火山への階段道が始まっていたが、先に後火山に立とうと後火山に通じる尾根道に入った。その後火山コースに入って程なく現れたのは東屋で、そこは絶景ポイントだった。多島海の風景だけでなく、火山もすっきりと眺められた。いっとき展望を楽しむと尾根歩きを続けた。駐車場の位置と後火山との標高差は100mほどあったので、しっかり登ることになった。尾根が緩んで岩の目立つピークに着くと、そこに三角点は無かった。地図とGPSで現在地を確認すると、後火山のピークは二つあって、南側のピークに立っていることが分かった。更に北へと緩やかに下って緩やかに登り返すと、後火山の三角点ピークに着いた。そこに四等三角点を見るも、展望は木々の空いている所から覗くだけだった。少時の休憩を済ませると、火山との鞍部へと引き返した。鞍部の駐車場でも小休止をとり。おもむろに火山へと階段の遊歩道に入った。整備された階段道は、登山靴を必要としない易しい道だった。6分ほど登って山頂到着となった。火山の山頂はとにかく巨岩が目立っていた。その岩の上に立つことが出来、ロープとハシゴを使って簡単に岩の上に立てた。そこはまさに360度の展望地だった。後火山への途中にあった絶景ポイントよりもずっと眺めは良いと思えた。その展望は下の写真帳を見ていただくとして、ここに来て良かったと十分に思わされた。しかも視界は澄んでおり、空気も爽やかで申し分無しだった。大岩の上が一番の展望地だったが、他にも幾つか展望岩があり、そちらでも展望を楽しめた。山頂での休憩を終えると、下山は南に向かう直登コースを下ることにした。急坂の上に滑り易さがあったが、ゆっくり下れば問題無かった。その下る途中にも展望を楽しめる大岩が点々とあり、大岩の多い山だった。広々とした岩棚が現れると、そこが千畳敷だった。千畳敷を過ぎると緩やかな道となり、一般コースに合流した。歩き易い道となって、ごく気楽に登山口へと戻った。桂浜温泉館の駐車場に戻って来ると、当然桂浜温泉に入ってからの帰宅とした。山陽道は混んでいたが、19時には姫路市内に戻って来ることが出来た。
(2025/12記)
<登山日> 2025年11月3日 9:28桂浜温泉館駐車場スタート/9:33登山口A/9:42足休めの穴/10:15直登コース分岐点/10:24火山駐車場/10:31〜34東屋/10:49〜54後火山/11:07〜17東屋/11:23〜32火山駐車場/11:42〜12:24火山/12:39千畳敷/12:44一般コースに合流/13:15登山口/13:19桂浜温泉館駐車場エンド。
(天気) 快晴。澄んだ青空だった。後火山の気温は15℃。風は弱いながらも、ひんやりとしていた。視界は澄んでいた。火山山頂では気温は18℃まで上がっていた。ときおり強い風を受けた。陽射しの下では快い暖かさだった。下山中に雲の増えることがあったが、快晴に変わりなし。
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温泉館、市民センター、体育館の集まる地域があり、そこの駐車場に車を止めた 桂浜温泉館の前に立った 桂浜温泉館のそばで、この標識を見た 標識に従って登山口を示す方向に歩いた
火山登山道案内マップの前を通った  倉橋町農産物加工センターにも標識があった 標識のおかげで、すんなりと登山口に着いた
そこは案内マップのA登山口で、山頂まで1.6kmだった 登山道に入って北へと向かった 広い登山道に合流した B登山口からの道だった
主コースに入ったことで、石仏を見るようになった 登山道は参道の雰囲気があった 大岩の前に石仏を見た
奇妙な岩を見た 下の穴は「足休めの穴」だった 易しい登山道が続いた 休憩ポイントがあった

岩の前の石仏は、
七十一番だった

白華寺への枝道が
分かれた
自然林の風景は悪くなかったが、なかなか展望が現れなかった 六十八番石仏の背後の岩は文字が刻まれていた 「境界岩」だった 小橋を渡った
六十七番石仏は小石に囲まれていた 漸く展望が現れて海が眺められた 千畳敷への小径が分かれた
また分岐点が現れた それは火山への直登コースだった 登山道は遊歩道の趣となった 絶景ポイントの標識があり、南の海が広く眺められた
六十四番の石仏は二体だった 火山駐車場に着いた 東屋があり、手前の階段は火山山頂に通じる遊歩道だった ここは林道火の山線の終点で、駐車場に3台の車を見た 
トイレ棟もあり、きれいな水洗トイレだった 先に後火山に向かった 丸太の階段は古くなっていた 東屋が現れた そこは展望地でもあった
まさに多島海の風景だった どの島もくっきりと眺められた
光る海の背後は、高縄半島の山並みだった 火山の展望台でもあった
尾根歩きを続けると、岩山コースが分岐した 丸太の階段を登って行く 岩場のピークに着いた そこは三角点ピークの手前のピークで、三角点ピークより若干高かった

(←)
更に北へと歩いた
緩やかに下って緩
やかに登り返す

  (→)
  後火山の三角点ピー
  クに着いた
四等三角点(点名・後火山)を見る 後火山は東の方向に展望があり、倉橋島の東部が眺められた
歩いてきた道を引き返した 前方に南ピークを見る 黄色い花はツワブキだった 南ピークを越したとき、展望を得られる岩の上に立った

三角点ピークから
眺めた風景の右側
を見ることになっ


東屋に戻ってき


火山の山頂は大
岩だが、そこに
人が立っている
のが見えた
火山駐車場に戻ってきて、ベンチで小休止とした 東屋のそばより火山山頂への道に入った また石仏を見るようになった
振り返ると、後火山コースの東屋が見えていた 良く整備された階段道は、遊歩道と言えそうだった 遊歩道歩きのまま、山頂の大岩が目前になった
先に山頂に着いたパートナーが、はや大岩の上に立っていた こちらも山頂に着いて、すぐに大岩の上を目指した
大岩は「火山展望岩」と呼ばれているようだった
大岩にも石仏(六十番)が置かれていた
岩の上に立って後火山の方向を眺めた 左の写真に写る灰ヶ峰を大きく見る

上の写真の左手を
見る

北から北西にかけ
ての風景だった
陀峯山の山頂には、小さな電波塔が建っていた 江田島の北部に古鷹山の尾根を見た
江田島と倉橋島を結ぶ早瀬大橋を見る 岳浦山は倉橋島の最高峰だった
岩の上からも多島海美を楽しめた
岩の上から下りると、少し離れた位置から岩を眺めた 別の岩に立って光る海を眺めた 下山は直登コースを下ることにした
すぐに別の展望岩のそばを通った 展望岩は点々とあり、その一つでカップルが休んでいた 登山道ははっきりしていたが、細々と続いた
展望の露岩地を歩いた 振り返ると、どれも展望岩だった まだまだ展望岩が現れた

最大の展望岩はこ
の千畳敷だった

千畳敷を離れると
一般コースに合流
した
後は易しい尾根道を下るだけだった 小橋の位置まで下りてきた 快晴は続いており、陽射しを受けることが多かった
七十五番石仏の位置まで戻ってきた 雰囲気の良い登山道だった 登山口への枝道に入ると、体育館が見えてきた
登山口に戻ってきた 駐車場に戻るとき、火山の方向を眺めた 駐車場に戻った後は、そばの桂浜温泉館で汗を流した