◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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熊山 くまやま | 509m | 赤磐市(岡山県) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1/2.5万地図 : 和気万富/備前瀬戸 | ![]() |
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【2025年2月】 No.3 | 2025-34(TAJI&HM) | ![]() |
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シャシャ木山に近い尾根より 2025 / 2 |
久々に熊山を登ろうと考えたとき、電車利用でアプローチすることにした。コースとしては前2回を併せたようなルートを歩くことにした。スタート地点は山陽本線熊山駅で、熊山コースを登って先に熊山神社に立つ。次に熊山遺跡を訪れ、その近くの展望台が建つ広場で昼休憩とする。その後は三角点ピークにも立ち、そして下山は油滝神社コースを下って、赤穂線香登駅をゴールとする縦走コースだった。 前日の天気予報では備前地方は昼頃までは晴れで、午後は曇りとなっていた。播州の天気も同様で、当日朝の播州の空は予報通りに晴れていた。上郡駅でも晴れの空だったが、岡山県に入るとその上空は薄黒い雲が広がっていた。そして小雪を見るようになった。熊山駅を降りたときは強い風小に雪が舞う荒天と言えそうな天気になっていた。暫時熊山駅で佇んでいたが、天気は変わらなかった。それでも小雪は長くは続かないだろうと予想して、小雪の中をスタートした。登山口に導く標識が駅前から点々とあり、ごくスムーズに登山口に着いて登山道に入った。その頃には予想通り小雪は止んで、北の空には青空が見えていた。登山道は緩やかな道で、急坂になることは無かった。おかげでごく易しく歩いて行けた。散歩道とも言えそうで、実際に犬の散歩をする人とすれ違った。登るうちに陽射しを受けるようになり、明るい登山道となった。その登山道は落ち葉が積もっており、古道の趣が感じられた。標高200m辺りまで登ってきたとき、突然と言った感じで三合目の標識が現れた。緩やかな道は続き、巡視路コースが合流すると、一度車道に接した。車道には入らず登山道を進むと、程なく蹄岩を見た。その先で現れたのは東屋だった。展望台とも言えそうで、北の方向が広く眺められた。その頃より登山道に雪を見るようになった。蛙岩のそばを通ると、見晴台と名が付く所が現れた。そこも好展望地で、東屋と同じく北の方向が眺められた。緩やかな道はずっと続き、標高470mまで登って現れた標識が赤松峠だった。そこは七合目でもあった。そこまで登れば山上の一角と言ってよく、ほぼ平坦な道を歩くようになった。雪は現れたり消えたりを繰り返していた。段谷コースが合流すると、そこが八合目だった。コース近くに展望台が建っていたが、その展望台は老朽化で立入禁止になっていた。九合目まで来ると、道はすっかり白くなっていた。その先で車道に出た。そこは標識に従って車道を横切り、熊山神社への道に入った。竜神二つ井戸が現れると、その先で熊山神社への道と熊山遺跡への道が分かれた。そこは先に熊山神社に出ようと神社コースに入った。鳥居が現れて、その先に熊山神社を見た。そこは地図では熊山の山名が付けられて山頂とされる所だったが、山頂の雰囲気は無くあくまでも境内の雰囲気だった。誰もおらずひっそりとしていた。すぐに神社を離れると、石段を下って熊山遺跡に向かった。車道と言えそうな広い道に出ると、その先で現れたのは二本の杉の巨木だった。その前を通ると、すぐに熊山遺跡の前に出た。21年ぶりの対面だった。遺跡は周囲の木々が大きくなったためか、あまり陽射しを受けていなかった。その熊山遺跡の近くに管理棟が建っており、その先が展望広場だった。そこにも展望台が建っており、ベンチも置かれて絶好の休憩ポイントになっていた。そのためか10人ほどのハイカーが休んでいた。展望台に上がらずともベンチの位置でも十分に展望は得られて、南の方向が広く眺められた、瀬戸の海と共に小豆島がすっきりと見えていた。南西方向に目立つのは金甲山で、そちらへと流れるのは吉井川だった。冷たい風を受けたが、快い陽射しを浴びながら昼どきを過ごした。次に向かうのは三角点ピークで、そこを山頂としているガイド本もあった。その頃には上空の雲は増えており、陽射しを受けることは少なくなっていた。一度熊山遺跡に戻って広い道に出ると、その道を歩いて熊山神社の石段前を通った。熊山コースの合流点に戻ると、その位置からも道なりに広い道を進んだ。程なく現れたのは広い駐車場で、その位置も分岐点だった。北東に向かえる車道は三角点ピークで、北への車道は北麓に通じており、また東に油滝神社コースも分かれていた。山頂への道は電柱に標識があり、スムーズにそちらに向かえた。右手に電波塔を見るようになると、回り込むように歩いてNTTドコモの熊山無線中継所が建つ広場に出た。電波塔のそばが一段高くなっており、そちらに向かうと小径があり、二等三角点(点名・熊山)の前に出た。ピークの最高点は三角点の位置ではなく、そのそばが1mほど高くなっていた。そのことからも三角点ピークは熊山神社とほぼ同じ高さと言えそうだった。三角点ピークは樹林帯になっており展望は無かった。三角点を確認したことで下山に移った。駐車場まで戻ると、下山コースと予定していた湯滝神社コースに入った。始めは幅広のゆったりとした道で、易しく下って行けた。コースに入って8分ほどで油滝神社の参道に入り油滝神社の前に出た。再び登山道に合流すると、その先は道幅こそ狭くなったが、はっきりとした道は続いた。途中には展望を楽しめる岩場もあり、南の方向が眺められた。その油滝神社コースが左手に曲がるようになった先で少し険しくなってきた。道幅は更に狭くなり、岩が目立ってきた。シダが増えてマイナーな雰囲気となった。それでもコース標識があり安心して下って行くと、毘沙門堂の前に出た。そこまで来れば再び易しい道となり、香登登山口に下り着いた。その先は車道歩きだった。集落に入ったときは時刻は15時になっていた。15時半の電車に乗れそうだと分かると、そこからは早足気味に歩いた。GPSを見ながら遠回りをしないように香登駅を目指した。国道2号線に出るまでは良かったが、駅の改札口を勘違いして香登駅の南側に回ってしまった。そちらに改札は無く、あわてて北側に回った。それでも改札口には定刻の5分前に到着となって何とか電車に間に合った。最後は慌ただしくなったが、予定通りに縦走出来て、満足の熊山ハイキングを終了した。 (2025/4記) |
<登山日> | 2025年2月22日 | 10:25JR熊山駅スタート/10:38登山口/11:31〜36展望台/12:11八合目/12:25〜28熊山神社(山頂)/12:33〜13:03熊山遺跡・展望台/13:29〜38三角点ピーク/13:50油滝神社参道分岐点/13:58油滝神社/14:48毘沙門堂/14:57香登登山口/15:22JR香登駅エンド。 | |
(天気) | 熊山駅をスタートしたときは雪が舞っていたが、登山道に入る頃には雪は止んでいた。登るうちに青空が広がってきた。以後は薄黒い雲が広がったり晴れたりを繰り返した。雲が広がっているときは気温は2℃まで下がったが、陽射しが現れているときは概ね5℃だった。風は強く吹いたり弱まったりと変化した。視界は澄んでいた。 | ||
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