TAJIHM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山 
 
八塔寺山    はっとうじやま 538.1m 備前市(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 上月
 
【2025年10月】 No.3 2025-179(TAJI&HM)
 
    八塔寺ふるさと村より  2025 / 10

 三度目の八塔寺山も前回と同じコース、八十八カ所巡りの遍路道コースを歩くことにした。スタート地点は八塔寺に近い公園駐車場。この日はすっかり曇り空だった。真っ直ぐ北に向かうと八塔寺の手前で害獣避けネットに阻まれた。それを越した先が周回コースの登山口だった。登山口から山頂まで800mだった。登山道は八十八箇所巡りの道でもあった。程良い歩き易さの小径を西へと左回りで歩いて行く。八十八箇所巡りとしては順回りコースで、石仏は二番が最初にあり、次は三番だった。石仏コースには枝道があったが、目的は山頂を目指すことだったので、枝道に入るようなことはせず、主コースを進んだ。緩やかな易しい道のまま進むと、二十四番の石仏の位置で現れたのが展望台だった。展望所の名があり東屋を兼ねていた。東屋に入ると南の方向が広く眺められた。曇り空ながら視界は澄んでおり、瀬戸の島がちらりと眺められた。展望所の先で現れたのは行者堂で、そこから山頂への小径が分岐していた。その行者道の位置は展望所以上の好展望で、南東から南西までの展望だった。その展望を楽しむのは後回しにして、先に山頂へと向かった。数分と歩かず山頂に着くと、そこに二等三角点(点名・八塔寺山)は見たものの、周囲はすっかり樹林が囲んでおり展望は欠片も無かった。すぐに引き返すと、行者堂の前で昼休憩とした。当然展望を楽しみながらだった。昼休憩を終えると、道なりに北東へと歩いた。下り坂となり下山コースでもあった。少し下ると道幅は広くなって、林道と呼べるまでになった。もう登山の趣は消えて、単なる散策路の雰囲気だった。歩く方向は東となり、次に南に向かうようになった。浄水場が現れると、その先で飯盛山への道が左手に分かれたが、そちらに寄り道する気は無く直進を続けた。麓が近づくと二つの溜め池が現れた。その辺りからは集落の風景が眺められて、それはいかにも日本の田舎と言える風景だった。ただ少々作られた風景の感はあった。日吉神社のそばに出ると、集落を抜ける車道には出ず、山裾道と言えそうな小径に入った。あまり歩かれていないようで、ほぼ草ヤブ道だった。そのヤブ道の先が八塔寺だった。周回コースをちょうど一周したことになり、往路コースを歩く形で駐車地点へと戻って行った。
(2025/11記)
<登山日> 2025年10月12日 10:15八塔寺公園駐車場スタート/10:17八塔寺前ネット/10:32山頂まで400m地点/10:43〜56展望所/10:58行者堂/11:05山頂/11:10〜24行者堂/11:48溜め池/11:53日吉神社鳥居/12:00駐車場エンド。
(天気) 曇り空。山頂の気温は22℃。湿っぽい空気感だった。風はほとんど無し。視界は澄んでいた。
<< Photo Album 2025/10/12 >>
八塔寺ふるさと村に入ると、案内板が立っていた  八塔寺公園の駐車場に着いて八塔寺山を眺めた 上空はすっかり曇り空だった
まずは北へと向かった 正面が八塔寺で、その左手前は高顕寺だった 道そばの標識を見る
八塔寺の手前はネットが張られていた ネットを通過した ネットを抜けた先が登山口で、左手に登山道が始まった
登山道は八塔寺山遊歩道の名が付いていた 最初に現れた石仏は二番(極楽寺)だった 次は三番(金泉寺)だった
易しい道が続く 丸太の階段を登った 山頂まで400mとなった 易しい道が続く
二十番(鶴林寺)まで歩いてきた この先で山頂まで150mの標識を見た 二十三番(薬王寺)まで来ると、前方に展望台が見えた 展望台の前に着いて展望台を見上げた 前回と比べると周囲の木々が伐られてすっきりしていた
展望台は、展望が回復していた 南の方向がすっきりと眺められた

(←)
上の写真に写る黒
鉄山を大きく見る

 (→)
  同じく石堂丸山を
  大きく見る

(←)
南西方向も眺めら
れて、白い建物を
見た

 (→)
  岡山国際サーキッ
  トのメインスタン
  ドだった
展望台を離れて、更に東へと歩いた すぐに現れたのは行者堂だった そこも展望地だったが、足を止めずに山頂に向かった
二十八番(大日寺)の前を通った 山頂への道もごく緩やかだった カラカサダケを見た

八塔寺山の山頂に
着いた

以前と変わらず展
望は無かった

二等三角点(点名
・八塔寺山)を見

すぐに引き返した 行者堂に戻ってきた 行者堂のそばで休憩とした
行者堂の前は展望台以上の好展望地だった 南東から南西まで広く眺められた
上の写真に写る宝台山を大きく見る 上の写真に写る熊山を大きく見る
南東方向に家島諸島を見た 足下で見えていたのは「八塔寺ふるさと館」だった
下山は順回りの続きで東に向かった  八塔寺山遊歩道を歩いて行く 北に向かうようになると、道の様子が変わった
東に向かうようになると、すっかり林道歩きだった 浄水場のそばを通った 南に向かうようになった

分岐点が現れた

そのまま進めば飯
盛山だった

ここは、ふるさと
村への道に入った
南へと林道状の道を歩いた 現れたのは「皇屋敷」の石碑だった 石碑を南側から眺めた
溜め池のそばに出てきた 二つの溜め池を見た 害獣避けゲートを通った 集落の風景を見るようになった
日吉神社に着いた ここより八塔寺への近道があった 近道を歩いた 草ヤブになっている所があった
八塔寺が目前になって柵が現れた 柵を越えて八塔寺の前に出た 駐車場に戻るために、ネットを越した

駐車場に近づいた

下山後に「かやぶ
き茶屋」の位置か
ら八塔寺山を眺め