TAJIHM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山 
 
荒戸山  (阿哲富士) 761.6m 新見市(岡山県)
 あらとやま
1/2.5万地図 : 備中矢田/新見
 
【2025年9月】 2025-170(TAJI&HM)
 
   新見市哲多町田淵より  2025 / 9

 2025年9月第四週の週末は、岡山県新見市の花見山を登ることにした。前日の26日は移動日。天気予報は午前は曇りで、午後から少し晴れ間が出るとなっていた。その天気予報をもとに、新見市に移動した後、午後の時間に易しい山として荒戸山を登ることにした次第だった。ところが兵庫の空こそ曇り空だったが、岡山県に入ると小雨が降ってきた。その雨はときに強くなった。それでも新見ICを降りる頃には、雨は止んで青空が見えるようになっていた。そなまま晴れになることを期待していると、その逆で荒戸神社に駐車場に着くと、また小雨が降ってきた。そのため車中で雨が止むのを待つことになった。30分ほど待って雨が止むと、曇り空の下を登山開始とした。荒戸神社に入ると登山口標識があり、すんなりと登山道に入った。登山道の入口辺りが草ヤブになっていたのでその先の登山道を心配したのだが、草ヤブはすぐに終わってスムーズに歩けるようになった。その登山道のそばに季節がら多くのキノコを見た。毒キノコもあれば食用のタマゴタケも見た。登山口から10分ほど歩くと、コースは二手に分かれた。東回りコースと西回りコースで、そこは西回りコースを進んだ。コースは緩やかな巻き道状で続いて、笹の中を歩くこともあった。最後は北西側から山頂に近づいて、分岐点から17分で山頂に着いた。山頂は平らに開けており笹が多かった。その笹の周囲は自然林が囲んでおり展望は無し。結局歩き始めてからずっと展望は無かった。山頂の二等三角点(点名・荒戸山)を確認すると、登山道のままに南東へと歩いた。ほぼ平坦な道を進むと、すぐに現れたのは巨大な展望台で、高さは5メートルだった。これは展望を楽しめると螺旋階段を登って最上部に着いて見ると、何と周囲の木々は展望台よりも高く育っていた。展望台のそばの案内板には展望良好と書かれていたので、以前は良かったと思えて少々残念だった。木々の隙間から東の方向がちらりと見えるだけだった。展望を諦めて展望台を下りると、その一帯には沢山のシバ栗が落ちていた。栗の実は艶やかに光っており、先ほどまでの雨で落ちてきたようだった。おかげで少時シバ栗拾いを楽しんだ。下山は東回りコースに入った。道なりに下れば良いと安易に考えて下ったのが間違いだったようで、途中の分岐点を見落として直進してしまった。直進は林道に出るコースで、林道に出てそこにトイレ棟が建っているのを見て道誤りに気付いた。そこから林道を歩いて駐車地点に戻るようなことはせず、分岐点を確かめようと歩いてきた道を引き返した。10分ほどで分岐点に戻ると、そこには小さいながらも標識があったので、あくまでも不注意の結果の道誤りだった。後は東回りコースを道なりに下った。西回りコースと同様に、自然林が目に優しかった。荒戸神社に戻って来ると境内は陽射しを受けており、すっかり晴れの空になっていた。その荒戸神社の周囲を眺めると、神社のそばが開けており南の方向が眺められた。そちらに見える山並みは小吹山辺りのようだった。その展望を眺めた後、おもむろに駐車地点に向かった。
(2025/10記)
<登山日> 2025年9月26日 12:17荒戸神社駐車場スタート/12:19荒戸神社登山口/12:30コース分岐点/西回りコースを進む/12:47〜13:21山頂(展望台を含む)/13:33トイレ棟/13:44コース分岐点/東回りコースを進む/13:55西回りコースに合流/14:03〜08荒戸神社/14:10駐車場エンド。
(天気) 雨が上がって徐々に天気は良くなった。山頂に着く頃には青空が見られるようになった。山頂の気温は25℃。風は少なかったが、湿っぽい涼しさがあった。視界は良かった。下山を終える頃は、晴れと呼べる空になっていた。
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駐車場に着くと雨
が降ってきた

車内で待機してい
ると、30分ほど
で雨は小止みとな
った 陽射しを見
るまでになって、
登山開始とした

駐車場は荒戸神社
の参詣者用であり
荒戸山登山者用で
もあった

(←)
荒戸神社に向かっ


 (→)
  荒戸神社の境内に
  入った
登山道の標識があり、それを見て奥へ進んだ 荒戸山の説明板が立っていた  登山道に入ると、いきなりヤブだった
ヤブはすぐに終わって、スムーズに歩けるようになった 「荒戸山案内図」が立っていた  易しい道を歩いて行く
足下にホウキダケを見た 丸太の階段道も現れた 東回りコースと西回りコースの分岐点に着いた
西回りコースに入った 一帯は「郷土自然保護地域」だった 北西側へと回り込んだ
黒滝は枯れていた 自然林に囲まれた中、山頂へは北西側から近づいた こちらのキノコはツチグリだった

笹に囲まれた道を
歩く

山頂は目前だった

荒戸山の山頂に着
いた

ここまで展望は無
かったが、山頂も
樹林に囲まれて展
望は無し
山頂の二等三角点(点名・荒戸山)を見る 荒戸山の山名標識を見る 山頂は細長く、南東の方向に向かった
すぐに現れたのは巨大な展望台だった 高さは5メートル 展望を期待して螺旋階段を登った 最上階まで上がったが
周囲の木々がすっかり大きくなっており、展望はごく僅かだった イガをいっぱい付けたシバ栗の木が目に着いた 東の方向が開けており、そちらには太陽光発電所が目立っていた
展望台を下りると、展望台の周りにはシバ栗の実がいっぱお落ちていた 展望台のそばではタマゴダケも見かけた この白いキノコはカラカサダケの仲間と思えた
展望台のそばにも案内板が置かれていた 展望台を離れると、下山は東回りコースに入った この分岐点で右手に折れずに直進してしまった
直進すると、登山道はヤブっぽくなってきた 地図を見ずに、とにかく直進してしまった 林道に下り着いて、そこにトイレ棟を見た
林道で戻る選択はせず、分岐点まで引き返すことにした またササの道を歩いて山頂方向へと戻った 分岐点に着いて、改めて東回りコースの続きに入った
易しい道を下って行く 自然林が美しかった 大岩の前を通った
西回りコースとの合流点に戻ってきた 易しい道を歩いて登山口に向かった 登山口に戻ってきた
荒戸神社は陽射しを受けており、上空は青空だった 登山口の方向を眺めた 神社から南の方向を見る 杉並木が有名だった

神社のそばに展望
があり、南の方向
が眺められた

小吹山の尾根と思
われた

駐車場の車が増え
ていた

荒戸神社の参詣客
だった