TAJIHM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山> 
 
三ヶ上    さんがじょう 1062m 鏡野町(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 上齋原
 
【2025年10月】 No.2 2025-187(TAJI&HM)
 
    上齋原文化センターより  2025 / 10

 2025年10月の第二週は岡山県の旧上齋原村にある妹山を登ったが、そのとき上齋原から三ヶ上と妹山の並ぶ姿が眺められて、三ヶ上を再訪したくなった。そこで早速二週間後の10月第四金曜日に三ヶ上に向かった。26年ぶりだった。
 中国道を院庄ICで降りると、ひたすら国道179号線を北上した。旧上齋原村に入ると、その上空は澄んだ青空だった。三ヶ上と妹山だけでなく、その右手には花知ヶ仙もくっきりと稜線を見せていた。前回は林道を走って登山口の近くまで車を進めていたが、今回は「分県登山ガイド岡山県の山」を参考に、上齋原新興センターの駐車場からスタートすることにした。駐車場は広く、数台の車を見るだけだった。その駐車場の奥に車を止めた。国道179号線に出ると、すぐに三ヶ上の標識を見た。標識に従って小橋を渡ると、その先は寺ヶ原集落だった。そこにも点々と標識があり、スムーズに林道に入った。林道の入口近くでは伐採作業が行われていたが、作業現場を過ぎると静かな林道歩きとなった。林道は舗装されており、緩やかに続いた。林道にも三ヶ上の標識が点々と立っており作業道に入ることは無かった。その林道が二手に分かれる位置に着くと、そこにも標識があって、左手の道に入った。分岐点から山頂までは2.2kmだった。およそ300mほど歩くと、開けた所が現れて、三ヶ上の説明板が立っていた。そこが登山口と言える位置で、一台の車が止まっていた。最短距離で登ろうと、そこまで車を進めたようだった。その先も道幅は十分にあったが、道はすっかり草に覆われており、車が通った形跡は無かった。幅広の道を進んでいると、次第に道は荒れてきた。石がごろごろしているだけでなく、水の流れになっている所もあり、もう車の通行は困難と思えた。その荒れ道も歩くうちにまた歩き易くなってきた。周囲はすっかり自然林で、雰囲気は悪くなかった。山頂まで400mの標識が現れると、急坂を登るようになった。その頃には道幅は狭くなっており、すっかり登山道の様相だった。ロープを掴んで急坂を登った。急坂が終わると自然林の佇まいはいっそう優しげとなり、良い雰囲気のまま山頂に近づいた。樹林帯を抜け出ると、一気に展望が広がった。上空の雲は増えていたものの、好天には変わりなかった。岩場になっている山頂が見えると、そに人が座っているように見えた。山頂に着くと、人に見えたのは役行者の石像だった。三ヶ上の山頂はぐるりと周囲が眺められる好展望地で、どの方向もくっきりと眺められた。その山頂に三角点は無く、南峰の西端に三角点があるはずなので、山頂での休憩は後回しにして、すぐに南峰に向かった。山頂までは易しい道だったが、南峰への道は一気に雰囲気が変わった。始めに岩場の間を下ると、その先は少々ヤブ道だった。クマザサをかき分けて鞍部に着き、またクマザサの道を登り返した。その南峰は東西に細長くなっており、三角点の位置は西端の位置だった。そのためそこまでヤブっぽい道を歩くことになった。三角点に着くと、そこもカヤトのヤブになっており、展望は良いとは言えなかった。三等三角点(点名・下齋原)を確認すると、すぐに山頂へと引き返した。南側から山頂に近づくことになり、山頂がすっきり眺められた。岩場になっている山頂は、小さな燕岳と呼べそうな姿だった。その岩場の間を登って山頂に着くと、漸く休憩とした。雲の増えた空だったが、なぜか三ヶ上の山頂だけはずっと明るかった。昼食を済ませると、山頂展望を楽しんだ。東には妹山と花知ヶ仙、北には三国山、西は千メートル峰が並んでいた。**、そして南には***。まさに360度の展望だった。山頂で休んでいたのは40分ほど。下山は往路を戻るのみ。自然林の佇まいを眺めながら、ゆっくり下った。その下るうちに上空はほぼ曇り空に変わっていた。その空が林道を歩くようになると、また青空が現れて、国道に出る頃には晴れの空に戻っていた。
(2022/11記)
<登山日> 2025年10月24日 9:18上齋原新興センター駐車場スタート/9:57登山口(山頂まで1.9km地点)/10:43山頂まで400m地点/10:57山頂/11:13三角点/11:40〜12:23山頂/12:35山頂まで400m地点/13:16登山口/13:51駐車場エンド。
(天気) スタート時は快晴。山頂に着いたときは、空の半分まで雲が広がっていた。山頂の気温は18℃。風はひんやりしており、ときに強く吹いてきた。視界は澄んでいた。下山中に曇り空となり、気温は15℃まで下がった。駐車場に戻ってきたときは、また晴れの空に戻っていた。
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原口集落から三ヶ上を眺めた 見えるのは南峰だった 上齋原地区に入ると、三ヶ上から花知ヶ仙へと続く尾根が眺められた
上齋原振興センターの広い駐車場に車を止めた 国道に出ると、南へと歩いた 三ヶ上を見る
三ヶ上の標識を見る そこより国道を離れて東に向かった 吉井川に架かる大橋を渡った その先は寺ヶ原集落だった 寺ヶ原集落に入っても、点々と標識を見た
標識に従うと、自然と林道に入った 伐採木の集積地を通り過ぎた 林道にも標識が立っていた
林道は緩やかな舗装路として続いた 左手に分岐した道が、登山口に通じる道だった 分岐点から山頂までは2.2kmだった
少し開けた所が現れた そこが登山口で、そこに車を1台見た 登山口には三ヶ上の説明板が立っていた  登山口から先も、幅広の道は続いた 但し車の通った形跡は無かった
スムーズに歩けていたが 悪路部分が現れた 落石も多かった 山頂まで1.4kmの標識を見る 右手は沢だった
沢から離れて登るようになると、また歩き易くなった 山頂まで900mとなった 雰囲気の良い登山道となった
ブナ林が現れて、雰囲気は更に良くなった 山頂まで400mとなって、登山道の傾斜が増してきた ロープが張られていた
急坂は終わり、緩やかな尾根道となった 樹林帯を抜け出ることになった 高い木を見ない中、山頂に近づいた

山頂が見えてきた

山頂が間近になる
と、そこに人が座
っているように見
えた
陽当たりが良くなって、リンドウをよく見かけた 三ヶ上の山頂に着いた 山頂に置かれていたのは、役行者石像だった

最高点で見た石柱
は三角点では無か
った

地図を見ると、三
角点は南峰の先の
ピークに記されて
いた
すぐに三角点ピークに向かった ススキの中を歩いた ササも茂っており、ヤブっぽい道を歩いた 南峰のそばに出ると、西へと三角点ピークを目指した
前方が望めると、そこが三角点ピークと思えたが そのピークに着くも、三角点ピークは今少し先だった 尾根筋を少し外れて、樹林の中を歩いた
三角点ピークに着いた 狭い範囲で草地になっていた その草地の中に三等三角点(点名・下齋原)を見た 周囲の山並みはススキに妨げられていた
三角点ピークから東の方向を眺めた 三角点ピークを離れて山頂へと戻った 中間点ピークは好展望地だった
三ヶ上の山頂と南峰の並ぶ姿を見る 南峰の手前で山頂への道に入った 山頂を正面に見る
鞍部まで下りてきて、山頂を見上げた この岩場を越せば山頂だった 山頂に戻ってきた
山頂展望を楽しんだ 山頂は360度の展望地で、特に東の方向は山が近いだけに雄大だった 左の写真に写る泉山を少し大きく見る
西の方向を眺めた きたけ峰から霧ヶ峯へと続く山並みは、県立森林公園の山並みだった 千軒平の背後に見えるはずの大山は、雲に隠されていた

上の写真に写る富
栄山を少し大きく
見る

上の写真に写る上
齋原地区を見る

グランドの左手前
の赤い屋根は上齋
原文化センターだ
った
北の方向を見る 北の空は雲が多かったが、恩原高原は陽射しに明るかった

人魚峠環境技術セ
ンターの背後の尾
根は、高清水トレ
イルだった

恩原高原スキー場
の背後に広がる尾
根を見る
山頂での休憩を終えると、往路を引き返した 樹林帯へと入った ロープを掴んで急坂を下った
雰囲気の良い自然林を歩いて行く 沢筋へと近づいた 悪路となっている所を通った
登山口まで500mとなった 登山口まで戻ってきた 後は車道歩きだった
舗装林道を戻って行く 林道入口に着いて、寺ヶ原集落を眺めた 国道に出れば、駐車地点は近かった