TAJIHM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山 
 
泉山     いずみがせん 1208.9m 鏡野町(岡山県)
 
1/2.5万地図 : 奥津
 
【2018年8月】 No.3 2018-116(TAJI&HM)
 
   1198mピークより山頂を望む  2018 / 8

 岡山県で好きな山の一つが泉山で、1993年に大神宮原コースで、2000年にも福ヶ乢コースで登っていた。他にも幾つか登山コースがあり、その中でも登山口との標高差が一番少ない笠菅峠コースを登ってみたくなった。登るとなれば笠菅峠と大神宮原コースの登山口は十分に歩ける距離にあるので、二つのコースを使って周回で歩いても面白いと思った。そうなると登山口の標高を考えて往路は大神宮原コースを登り、下山で笠菅峠コースを歩くのが無理のないコース設定と思えた。
 向かったのは2018年のお盆休暇中の一日で、この日の天気予報は曇りときどき晴れだった。中国自動車道を西へと走って岡山県に入ると、その天気予報通りに北の空は雲が広がって、那岐連山はガス状の雲に隠されていた。中国道を院ノ庄ICで降りると、国道179号線を北上した。奥津温泉のそばを通っているとき右手から分かれた林道が笠菅峠に向かえる林道だった。その栗原・木屋原林道の途中に大神宮原コースの登山口もあるはずだった。林道に入ってどんどん高度を上げると前方に泉山の尾根が見えてきたが、尾根にはガスがかかっていた。標高を700mまで上げて大神宮原コースの登山口に着くと、メジャーコースだけに近くにトイレの建物があり、その前に広い駐車スペースを見た。登山口のそばに止まっている車もあったが、こちらはトイレの前に駐車とした。登山口までは数十メートルの距離だった。登山口に入ると言っても暫くは支林道(泉山林道)歩きだった。緩やかな上り坂を10分ほど歩くと、左手に登山道が始まって、そこにも登山口標識を見た。それは登山道への近道で、少し登ると作業道のような林道に合流した。泉山林道をショートカットしたようだった。再び泉山林道を歩くと程なくゲートが現れて、そこにも登山口標識を見た。そこが登山道の入口で、漸く登山の雰囲気となった。適度な傾斜の上り坂で周囲は植林が多かったが、自然林になることもあった。樹林帯を登るとあって概ね木陰道を歩けるのは良かったが、気温は28℃と高めだったためけっこう汗をかきながらの登りだった。陽射しを受けることもあって徐々にバテ気味になってきた。そのため途中で何度か足を止めて小休止とした。ただ登るほどにブナの木を見るようになり、樹林の雰囲気は悪くなかった。主尾根が近づくと登山道の傾斜がきつくなり、あえぎあえぎの登りとなって漸くの思いで小さなピークに着いた。そこは山頂から南西方向へと延びる稜線上の1198mピークで、中央峰とも呼ばれることもあるようだった。そこから山頂までは500mほどの距離だった。山頂はと見るとすっかりガスに隠されていた。それが分かると少しがっかりして暫し1198mピークの木陰で身を横たえた。15分ばかり休んだろうか、陽射しの暑さに身を起こすと、いつの間にか山頂のガスが消えておりごく近くの感じで山頂が見えていた。それを見てすぐに山頂に向かった。山頂への尾根歩きに移ると、泉山らしい笹に囲まれての長閑な風景の中を歩くようになった。緩やかに30mほど下って山頂へと登り返すと、15分ほどで山頂到着となった。18年ぶりの山頂は以前と変わらず草地が広がる優しげな風景だったが、着いたときは陽射しですっかり明るいため、その暑さに木陰に逃げ込んだ。ただ陽射しは現れたり消えたりを繰り返して、陰っているときは涼しい風が現れて快かった。暫く休むうちに体力も回復してきたので、漸く風景を楽しむ気持ちが起きてきた。先ほどまでガスが広がっていたとあって周囲の風景はうっすらとしていたが、それでも北に花知ヶ仙から角ヶ仙へと続く山並みが望めた。山頂では30分ほど休んでいただろうか、下山は尾根歩きを続ける形で笠菅峠へと北東に歩き出した。樹林を歩くこともあったが、笹に囲まれての優しい道もあり、こちらも雰囲気は良かった。それも反射板が建つ位置までで、その先は植林地に入ることになった。反射板のそばで小休止をとると植林地の下りに入ったが、ほぼ下る一方とあって足を止めずに下り続けた。下るうちには少し展望が現れて花知ヶ仙や角ヶ仙が望めた。笠菅峠に出るとその道は栗原・木屋原林道で、朝に走った道だった。大神宮原コースの登山口までは距離があったが、はほぼ下り坂とあって気分的には楽だった。林道は奥津温泉と加茂町を繋いでいるのだが、通行量は少ないようで静かな林道歩きだった。そのこともあってか途中ではイノシシの家族に出会ったりノウサギを見かけたりした。その林道歩きを50分ほど続けたとき、漸く駐車地点が見えてきた。
(2018/9記)
<登山日> 2018年8月12日 10:12駐車地点スタート/10:14林道分岐点登山口/10:36ゲートのある登山口/11:43〜12:00[1198m]ピーク/12:15〜50山頂/13:10〜30反射板/14:10笠菅峠登山口/15:00エンド。
(天気) 薄黒い雲が広がるも一部で青空も覗いており、ときおり陽射しを受けた。樹林帯の気温は概ね28℃で、山頂も同じだった。山頂では薄い青空の広がるときがあった。またときおり風が現れて、そのときは涼しかった。視界はうっすらとしていた。下山中も黒い雲が広がるかと思うと、ときおり青空が現れて陽射しを受けた。
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栗原・木屋原林道に入って前方が望めたとき、尾根は
すっかりガス雲に隠されていた
大神宮原に入ると登山口が現れた 登山口から少し離
れた広いスペースに車を止めた
登山口へと向かったとき、右手に見えたのはトイレだ
った

右手に栗原・木
屋原林道から分
かれて泉山林道
が始まった

林道の分岐点に泉
山登山口の標識を
見た
泉山林道は舗装林道だった 泉山林道は緩やかな道で続いた 振り返って見えた大きな山は花知ヶ仙と思えた
登山口への近道が現れたので、そちらに入った いかにもショートカットの道だった 上空はまだまだ黒い雲が占めていた
未舗装林道に合流して南へと向かった 林道から登山口に通じる道が分かれた もう登山道の雰囲気だった
ベンチが並んでいる所が現れた ゲートが現れた そこが大神宮原コースの登山口だった 優しげな登山道を登って行く
周囲に笹が増えてきた 背後が開けたとき、花知ヶ仙がすっきりと望めた 植林と自然林の間を登って行く

(←)
登るうちに陽射し
を受けるようにな
った

 (→)
  後方に展望の現れ
  ることがあった
周囲に笹が増えてきた ブナの木を見るようになった ロープを掴んで登って行く
前方にピークが見えてきた 1198mピーク(中央峰)に着いた 北東方向を見ると、山頂はガスに包まれていた

(←)
中央峰で休むうち
に泉山が姿を現し



 (→)
  泉山を大きく見る
ガスが薄れたことで山頂へと尾根歩きを開始した 小さなピークを越して行く 山頂が近づいてきた
山頂が目前になった 歩き始めてから2時間で山頂到着となった 以前と変わらず草地が広がる山頂だった
山頂に着いて二等三角点(点名・泉山)を見る 山頂を別の角度から眺めた 山頂から中央峰を眺めた
暫く休んでいると青空の広がるときがあった 視界も少しずつ良くなっているようだった 北の方向を見る

(←)
上の写真の花知ヶ
仙を大きく見る

 (→)
  同じく角ヶ仙を大
  きく見る
山頂の北側に岩場があり、そこが最高地点だった その岩場から山頂中央部を眺めた 下山は笠菅峠コースに入った
行く手に反射板が見えていた また笹に囲まれて歩くようになった 前方に見えてきたのは1170mピークだった
道そばで咲いていたのはシシウドだった 1170mピークへと登る 1170mピークを越すと、展望が現れた

(←)
西に向かっての展
望だった


 (→)
  那岐連山がごくう
  っすらと見えてい
  た
前方に見えてきたのは1110mピ−クだった 笹原に「泉山」の文字が読めた ピークに向かっているとき、陽射しを受けた
1110mピークを過ぎる 反射板のそばを通った 反射板の近くで休憩した後、下山を続けた
ヤブデマリの赤い実を見る 樹林帯を下って行く 左手は植林地だった 前方の木々が途切れたとき、花知ヶ仙が望めた
花知ヶ仙の右手に角ヶ仙を見た 植林地の下りが続くようになった 丸太の階段を下って行く

(←)
登山道は終わって
支林道に合流した


 (→)
  林道からは北向か
  いの尾根が眺めら
  れた
支林道はほぼ平坦な道だった 長くも歩かず栗原・木屋原林道に合流した 合流点に登山口標識を見た
登山マップがあり六つのコースが書かれていた 舗装林道を歩いて駐車地点に向かった 左手に泉山の尾根を見ることがあった
絵になる風景を見た 民家の背後に湯岳を見る 芦原橋を渡った 橋を渡った先でイノシシの群れを見た
こちらを見て逃げ出したが、うり坊が6匹いた 次ぎにノウサギを見た まさに脱兎のごとく逃げ出し
大神宮原コース登山口まで戻ってきた 駐車地点まで
僅かな距離となった