◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <岡山鳥取県境の山> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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那岐山 なぎさん | 1255m | 智頭町(鳥取県) 奈義町(岡山県) |
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1/2.5万地図 : 大背 | ![]() |
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【2004年1月】 No.4 | 2004-04(TAJI&HM) | ![]() |
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奈義小学校の近くより 2004 / 1 |
那岐山を岡山の名山として1番目にあげる人も多いと聞く。麓からは前衛峰が無いだけに全姿が眺められ、その堂々とした姿は当然登高意欲をそそられる。初めて訪れたのは新緑の最中の1992年5月で、Aコースを登ってCコースを下った。手頃な登り易さで、尾根からの展望も楽しめた。そのことよりも新緑の美しさには瞠目された。そこで1ヶ月後の6月に再訪して、同じくAコースを登ってCコースで下山とした。そして1年後の1993年5月も訪れて3度目の登山を楽しんだ。このときは足を延ばして滝山まで歩いていた。この三度の登山で何となく那岐山に満足した気分になり、足が遠のいてしまった。そして興味は岡山県の他の山に向くようになった。ただ冬山として一度は登ってみたい気持ちは持ち続けていた。それを実現したのは2004年1月4日のこと。日本海側こそ天気は悪かったが、中央部なら何とか晴れ間が期待出来そうな天気予報だった。 美作ICを降りて奈義町に入ると、空は陽射しこそ見えたものの、濁ったような薄ぼんやりとした空だった。那岐山も少しぼやけて見えていた。BCコース登山口に近い駐車場に車を止めた。既に5台が止まっていた。この日はBコースを登って行く。ほとんどの人はCコースを登るようで、Bコースはトレースこそあったが、多くの人が歩いているようには見えなかった。沢沿いを歩いているうちは雪は少なく、地肌の見えている所も多くあった。雪が増えてきたのは五合目を過ぎて尾根方向に向かうようになってからだった。それも雪上にトレースが続いていたので、それを追うだけだった。踏まれた跡を歩くので、足への負担は少なかった。やがて急坂になると、トレースを付けた人がよくズボっている跡を見た。なかなか苦労して登ったようだった。急坂を越すと県境尾根が近くなった。樹林帯を抜けると展望は良くなり、雪山らしくなってきた。そして県境尾根に出ると、はっきりと踏み固められた道となった。ただ空は薄雲が広がっており、陽射しは無かった。寒々とはしていたが、風がほぼ無かったため底冷えがするほどでは無かった。山頂へと近づいたとき、後ろを振り返ると素晴らしい展望が広がっていた。北の方向こそ雪雲に閉ざされていたが、東は兵庫岡山県境の山並みが眺められて、那岐山を登っていることが実感出来た。但し薄ぼんやりとした風景ではあった。尾根に出てから数人の登山者と出会い、登山口からほぼ2時間で山頂に到着した。本来はそこから北の展望を楽しむのだが、それは望めなかった。鞍部へと下ると、そこに避難小屋が建っていたが、中は団体で占められていた。そのまま三角点ピークへと尾根歩きを続けた。三角点ピークに着くと、近くに展望台を兼ねた休憩舎があり、その中で休憩とした。滝山が姿良く眺められた。その休憩中に陽射しは現れたり消えたりしていたが、やがて北から薄黒い雲が上空まで広がってきた。Cコースを登って来る人は多く、休憩中だけでも10人ほどが到着した。下山はCコースを下った。すっかり雪は踏み固められており、楽々と下って行けた。展望も良く、足下には津山盆地が広がっていた。無雪期よりもずっと易しく歩けて、雪山を歩いている実感は少なかった。もう午後に入っているのに、下山中も多くの登ってくる人とすれ違って、Cコースの人気のほどが分かった。そして1時間少々と、呆気ないほど早く登山口に着いてしまった。終わってみればCコースの気楽さが雪山を登ったとの印象を弱めてしまったようで、雪山を登り終えたとの実感は少なかった。それでも那岐山が雪山入門コースとして相応しい山と分かったことで、次回は好天の日に登って山頂展望を楽しみたいと思った。 (2004/2記)(2025/9写真改訂) |
<登山日> | 2004年1月4日 | 9:37スタート/10:18Bコース五合目/11:04Bコース八合目/11:40山頂/11:55〜12:55三角点ピーク休憩所/14:03エンド。 | |
(天気) | 瀬戸内に近い所は快晴だったが、北に向かうにつれ濁ったような空となった。ときおりは陽射しを受けた。モヤの強い視界で、特に北の方向はひどくモヤに溶け込んでいた。山稜ではやや弱い風を受ける程度だったが、足下から冷え込んだ。山上の積雪は1メートルまで。多くは60〜70センチ程度だった。 | ||
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