◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <香川の山> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
飯神山 いかみやま | 237.3m | 小豆島町(小豆島) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 草壁 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2018年3月】 | 2018-28(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内海湾のオリーブビーチより 2018 / 3 |
小豆島の飯神山は三都半島の基部に位置する山で、内海湾を隔てて東側からその整った山容が眺められる。この飯神山を紹介するガイドブックは無かったが、ネットの情報によると山頂まで登山道があって展望も良い山のようだった。そこで向かったのは2018年3月、小豆島山行の二日目のことだった。 前夜は苗羽地区のホテルに泊まっていたので、飯神山に向かう前に対岸の田浦岬に立ち寄って、そこから飯神山の姿を眺めた。そしてナビを飯神山南麓にある溜め池にセットして飯神山に向かった。ナビが設定したルートは三都半島の西側から近づくルートで、国道436号線を平本交差点で離れて県道250号線へと入った。その県道を走って二面まで来たとき、山の方向に向かう枝道に入った。そしてピタリと溜め池のそばに着いた。その溜め池を通り過ぎた先に登山口を見た。車は溜め池の土手に止めてもよかったが、少し戻った所にあった広々とした路肩に止めることにした。ただそこまで来て分かったことは、池田湾側から大回りして来なくとも、三都半島の東岸側からも細い車道があったことだった。但し地図に載っていない道だった。登山口を目指して歩き出すと、溜め池まで来たとき、その溜め池の背後に飯神山の山頂が覗いていた。登山口に着くと、山道が真っ直ぐ飯神山に向かっていた。道の両側には笹が茂っていたが、登山道ははっきりしており、ごく普通に里山を歩いている雰囲気だった。暫くはごく緩やかな道で、ときおり前方に山頂が望めた。斜面を登るようになっても無理なく登れて、まずは易しい山と言えそうだった。次第に傾斜がきつくなると、背後に海の風景が現れた。ロープの付いている所も現れて、まずまずしっかり登るようになった。山頂が近づいたとき大岩が現れたので、その上に立ってみた。岩の上は平らになっており、そこは展望台と言って良く南の海が広く眺められた。その先にきつい所は無く、程なく山頂到着となった。山頂には三角点は置かれておらず、一番高いと思われる所は丸い大岩だった。その大岩の上に立つことが出来て、上がってみると先ほどの平らな大岩以上の展望が広がっていた。南の海だけでなく西の土庄町も眺められた。そこで暫く休憩をとった後、近くのピークに置かれた三角点を訪れることにした。但しパートナーは山頂にいたいとのことだったので、単独で向かった。北へと歩くと下り坂が始まる手前で岩場があり、そこも展望があって星ヶ城山など北の山並みがすっきりと眺められた。その先は細々とながら小径が続いており、赤テープもあって無理なく進めた。ただ周囲は常に灌木と笹が囲んでおり展望は無かった。そこでGPSで現在地を確認しながら歩いた。途中で西へと折れ、更に道が二手に分岐すると左手の道に入った。ずっと緩やかな道で、その緩やかなまま三角点ピークに着いた。そこもすっかり雑木に囲まれていた。鄙な所にある三角点なので無傷かと思っていたのだが、その三等三角点(点名・室生)は大きく削られていた。三角点を確認するとすぐに引き返した。山頂に戻ってきたときは、山頂を離れてから40分が経っていた。パートナーと合流すると下山へと向かった。ただ往路を戻るのみだった。低山の上にきつい所もないとあって、山頂を離れて20分も歩けば登山口だった。ごく低山ながら歩き易い上に好展望も楽しめるので、もっと知名度があっても良いのではと思いながら駐車地点へと戻って行った。 (2019/2記) |
<登山日> | 2018年3月12日 | 10:11駐車地点スタート/10:17登山口/10:32展望岩/10:39〜50山頂/11:12三角点ピーク/11:29山頂に戻ってくる/11:49登山口/11:54エンド。 | |
(天気) | 快晴。薄い青空で、少し薄雲を見る。山上の気温は14℃ながら、陽射しを受けていると十分な暖かさだった。山頂では少し風を受けた。風はひんやりしていると感じる程度だった。視界は少しうっすらとしていた。 | ||
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