TAJIHM の 兵庫の山めぐり <香川県の山 
 
皇踏山    おうとざん 393.7m 土庄町(小豆島)
 
1/2.5万地図 : 土庄
 
【2018年3月】 No.2 2018-29(TAJI&HM)
 
   土庄港の近くより  2018 / 3

 土庄町のシンボルと言える山は皇踏山ではと思っているが、その荒々しさのある姿は土庄町の中心部から仰ぎ見ることが出来、当然ながらガイドブックの[分県登山ガイド・香川県の山」にも紹介されている。そのガイドブックに従って初めて訪れたのは1999年1月のことで、ガイドブックの紹介コースに従って小馬越のバス停を起点に緩やかな尾根道を歩いて山頂に立ち、下山は渕崎地区へと急坂コースを下った。その初登山ではどうも山上のだらだら道の印象が強く、その姿に似合った印象を受けなかった。それから19年後、2018年に再び小豆島山行を計画したとき、皇踏山を再訪することにしたが、今度は往復共に渕崎地区からの急坂コースを歩くことにした。
 向かったのは3月12日で、この日は平日となる月曜日だった。いくら見かけは荒々しくとも低山ではあるので、この日は午前に三都半島の飯神山を登り、午後の山として皇踏山に向かった。土庄町の中心部が近づくと常に皇踏山を右手に見るようになり、皇踏山がいかに土庄町の風景の一部になっているかが良く分かった。ただ問題は駐車地点だった。まずは登山口を確認しようと渕崎地区に入り、奥へ奥へと進んだ。最奥まで進むと砂防ダムが現れて、その手前にあっさりと皇踏山の標識を見た。駐車地点としてはそばの皇踏川沿いに一台分のスペースを見たので、そこに遠慮しながら駐車とした。登山標識に従って登山道に入ってみると、その先にも標識が点々と付いており、しかも道誤りをしないようにコメントも書かれて、なかなか親切だった。砂防ダムは二つあり、二つ目を過ぎると急斜面を登るようになった。急斜面と言っても登山道はつづら折れの道になっていたので、けっこうマイペースな感じで登れた。ただ登山道には石ころが多くあり、少し歩き難さはあった。周囲は灌木林であまり高い木は見られず、次第に麓の町並みが眺められるようになった。更に瀬戸の海も見えてきた。登るうちにはロープの張られている所も現れて、やはり急斜面の登りではあった。この日は前日と違って暖かい日で、陽射しの快さを感じながら登れたので、休むこともなく登って行けた。そして尾根コースに着く手前で展望岩が現れて、そこで漸く休憩とした。足下に土庄港が一望だった。そこを過ぎて展望台が現れたが、見える風景は先ほどの展望岩とほぼ同じだったので、スルーして山頂に向かった。もうその辺りからは山上と言ってよく、道は一気に緩やかになった。尾根コースと交差して真っ直ぐ北へと山頂を目指すと、展望岩から11分で山頂に到着した。山頂には岩場があり、西の風景が広く眺められた。遠方はうっすらしていたものの、西の海に浮かぶ島々が眺められた。山頂の陽当たりは良く、陽射しの快さを暫し甘受すると、次は尾根道歩きの雰囲気を味わおうとを虎口まで歩くことにした。山頂を離れると200mほど戻って尾根道に入った。もう軽いハイキングだった。周囲は照葉樹林帯が広がるとあって青々として樹林風景だった。山上一帯は中世には山城があった所で、それに関する案内板をときおり見た。見晴らし台への道が分岐した先で緩い下り坂となり虎口に着いた。そこは山城の出入口があった所で、皇踏山ハイキングコースのほぼ真ん中の位置だった。その先は石塁が続いており、笠ヶ滝不動尊に至るのだが、石塁に沿って少し東へと歩くと、すぐに引き返した。但し途中で枝道に入って芝生広場へと寄り道した。先に小ぶりな東権現社が現れ、その先が芝生広場だった。東屋やベンチがあり休むには良い所で、展望もあって池田湾が一望だった。芝生広場を後にすると尾根コースに戻り、山頂近くまで歩いて来ると、今度は渕崎大権現(西権現社)に寄り道した。そちらの権現社も小ぶりな建物だった。その先が往路で素通りした展望地で、少しばかり休憩とした。相変わらず薄ぼんやりとした視界だったが、ごく僅かだが視界が良くなってきているように思えた。その後は渕崎登山口へと急斜面コースに入った。下山は速く、先ほどの展望地から40分とかからず登山口に戻ってきた。やはり山登りとしての面白さはこの渕崎コースのようで、この日のようにピストン登山をするのも悪くないと思った。下山後は車を土庄港へと進めて、そちらから改めて皇踏山の姿を眺めた。
(2019/2記)
<登山日> 2018年3月12日 12:29渕崎登山口スタート/12:42二つ目の砂防ダム/13:06〜11展望岩/13:22〜42山頂/13:59虎口/14:14〜23東権現近くの展望台/14:36〜42西権現近くの展望台/15:08二つ目の砂防ダム/15:19エンド。
(天気) 快晴。上空に雲はほとんど見られなかった。但し空の色は薄かった。周辺には薄雲を見る。山頂の気温は木陰で16℃ほど、陽射しの下では20℃に近かった。風は僅かに吹く程度で、ひんやりとして快かった。視界は少しうっすらとしていた。
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土庄町の市街地が近づくと、皇踏山の南面が大きく眺
められた
渕崎の住宅地を抜けて最奥に進むと砂防ダムが現れた
その近くの空き地に車を止めて歩き出した
親切な安愛標識が現れた その表記に従って歩くこと
にした
親切な標識はすぐに現れた この道を進めとあった 標識に従って谷沿いを登った いかにも里山を歩いている雰囲気だった
上のダムを目指せとあった 「道に出たら右へ」と書かれていた 次は「ダムの左端を上る」だった
二つ目の砂防ダムが現れた これは案内ではなかった 「気をつけて登山」 登山道の傾斜が増してきた
登るうちに展望が現れるようになった 土庄町の市街地が足下に広がっていた 陽射しを受けながらの登りは、冬場は悪くなかった
稜線が見えてきた 急坂が続くようになり、しっかり登った ロープの張られている所もあった
「もう少しで権現さん」が現れた 大きな岩が現れた その岩の上に上がると、一気に展望が広がった
うっすらとした視界だったが、土庄町の町並みが見渡せた 大深山の方向を少し大きく見る
よく見ると近くに展望台があった そこに立つと展望岩とほぼ同じ眺めだった 展望台の先で登山道は二手に分かれた

渕崎大権現には
向かわず、真っ
直ぐ山頂を目指
した

尾根コースと交差
して山頂へ
ごく緩やかな道を歩いて行く 美しい常緑樹林帯を通った 山頂が間近になった

(←)
皇踏山の山頂に
着いた 急に展
望が開けた感じ
だった

 (→)
  三島三角点(点
  名・淵崎)を見
  る

山頂からは西に向
かって展望が得ら
れた
上の写真に写る豊島を少し大きく見る 山頂でごく小さな祠を見た 尾根歩きに移るべく、山頂を離れた
山頂から50mほど戻った位置で虎口へのコースが現
れたが、そちらには入らなかった
山頂から200mほど戻って虎口への尾根道に入った
虎口まで550mだった
尾根道はごく平坦な道として続いた
幅広の道に合流した 虎口に着いた 山城の出入口があった所だった 案内板には山城の絵図が付いていた

近くには休憩出
来る場所もあっ


その先は石塁が続
いていたので少し
歩いてみた
ずっと歩く気は無く、引き返した 途中で山頂への近道が現れたが、尾根道歩きを続けた 広い道となったとき、その広い道を歩くことにした

(←)
芝生広場へ通じ
る道で、途中で
現れたのは東権
現社だった

 (→)
  芝生広場に着く
  と東屋が建って
  いた

芝生広場は展望地
でもあって、池田
湾が一望だった
上の写真に写る飯神山を大きく見る 同じく白浜山を大きく見る 同じく大余島を大きく見る
尾根コースに戻って山頂方向へと歩いた 山頂には向かわず更に西へ歩くと渕崎権現社の前に出た 権現社の先が往路で出会った展望台だった
隣の展望岩とほぼ同じ眺めだったが、一時間半が経っていくぶん視界は良くなったようだった 土庄港を少し大きく見る
足下は渕崎地区の家並みだった 下山は再び渕崎コースに入った 木々の隙間から白浜山を見る
急坂に入ってパートナーが後ろ向きで下っている 上部の砂防ダムまで下りてきた 道が緩やかになって麓が近づいてきた
遊歩道を歩く雰囲気となった 下部の砂防ダムまで下りてきた 登山口に戻ってきた