TAJIHM の 兵庫の山めぐり <香川県の山
 
飯野山   (讃岐富士) 421.7m 丸亀市・坂出市
(香川県)
 いいのやま
1/2.5万地図 : 丸亀
 
【2013年8月】 No.2 2013-65(TAJI)
 
    丸亀市飯野町より  2013 / 8

 二度目の飯野山は、猛暑の中を登った。2013年8月入った最初の日曜日で、その日は飯野山に近い所で仕事をしていた。前日の土曜日も働いており、土、日共に仕事のみで終わるのはいやだったので、日曜日の夕方に何とか時間を作って飯野山を登ることにしたものである。飯野山の北麓を県道18号線が走っており、そこを通ったときに飯野山の登山口標識を見ていたので、その飯山コースを登ることにした。その登山の様子は下の写真帳でご覧いただきたいが、登山道としては始めこそ山裾道で展望があったものの、程なく丸太の階段道を登ることになった。周囲は樹林が囲むため展望は無く、ひたすら上を目指すだけの感じだった。標高360mまで登って野外活動センターからのコース(飯野町コース)と合流すると、そこからはごく緩やかな道になっていた。但し山頂まで最短距離で結ぶ直登コースもあったので、早く山頂に立とうと、そちらを登って行った。山頂は広く平らになっており、薬師堂が中央近くに建っていた。そして周囲は樹林が囲んでおり、展望のかけらも無かった。ただ展望に関しては少し南に下った所に展望所があり、そこに立ってみると、広々とした展望が得られた。正面の南には阿讃山脈があり、南西を見ると大麻山が目立っていた。また西には瀬戸の海も眺められた。この日は視界が澄んでおり、十分に展望を楽しむことが出来た。また涼しい風も吹いており、登ってきた甲斐があったと言うものである。ただ夕暮れが迫っていたことでもあり、山頂では20分と過ごさず下山に向かった。すんなりと往路を引き返して、駐車地点へと戻った。薄暗くなりだした駐車場には、自分の車が止まっているだけだった。
(2013/9記)(2021/2改訂)
<登山日> 2013年8月4日 16:36飯山登山口スタート/17:18八合目/17:27〜45山頂/18:25エンド。
(天気) 晴れとは言えるものの雲の多い空だった。麓の気温は33℃あり、けっこう蒸し暑かった。登り出して樹林に入ると、気温は28℃まで下がってきた。その後、次第に雲が増えてきたことと夕方になったことで、山頂の気温は26℃と更に低くなっていた。但し蒸し暑さはあり。山頂の展望台では涼しい風を受けた。視界は悪くなかった。下山を終えたときは、曇り空になったこともあり、麓も26℃の気温だった。
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飯山コースの登山口駐車場に着いた 駐車場からも飯野山が眺められた 案内標識に従って歩き出した 山頂までは
1800mだった
住宅地を抜けると道は二手に分かれた このと
き標識を見落として左側を進んでしまった
進むうちに墓地に入り、更に下り出したので道
の誤りに気付いた 引き返したが5分ほどのロ
スとなった
正しいコースに戻って東に進んでいると、左手
に飯野山がすっきりと眺められた

 南にも展望が広が
 り、大高見峰の尾
 根が眺められた

   登山道の向きが北
   となり、飯野山に
   向かって登るよう
   になった
真っ直ぐに登る所があった 階段の道となって、ジグザグに登るようになった 階段道は長々と続いた 周囲は樹林で展望は無し
休めるように何カ所かでベンチが置かれていた ここは標高193mで、山頂まで970mだった 緩やか所も現れるようになった
やはり丸太の階段道が主体だった 八合目に着いた ここで標高359mだった 八合目で螺旋コースの飯野町コースに合流した
合流点のすぐ先で、左手に山頂への直登コースが現れた 早く山頂に立ちたく、直登コースに入った

 登山道の途中に
 丸い岩があって
 「ライオン(雌)
 石」と名付けら
 れていた

 山頂が目前になっ
 た 目の前に見え
 てきたのは薬師堂
 だった
山頂に着いた 山頂は広く平らになっていた 山頂の一隅に「おじょも桜」を見た
 南側から山頂を見
 た 左手に見える
 のは歌碑で、右手
 前は薬師堂だった

   樹林が取り囲む山
   頂は展望が無く、
   木立の隙間から南
   の風景を僅かに見
   る程度だった
展望に関しては南に少し下った所に展望所があ
った
30mも歩けば、もう展望所が現れた そばには「おじょも伝説」の巨石もあった
展望台に上がると、南から西にかけてが広く眺められた 遠方は雲が多く、少しうっすらとしていた
阿讃山脈の大川山がくっきりと見えていた 大麻山を大きく見る 我拝師山を大きく見る
南西には高松自動車道が走っていた 荘内半島の紫雲出山を見る
天霧山を大きく見る 紫雲出山を大きく見る 手前の島は亀笠島と思
える
山頂に戻って、飯野町コースへと入った
始めは細い山道だった 程なく葉簿の広い道に合流した 急に北の展望が現れた

 見えていたのは
 坂出市の里山だ
 った

  聖通寺山の奥には
  瀬戸大橋が見えて
  いた
 
往路を戻るべく、飯山コースに入った 18時を回っているだけに、登山道は少し暗か
った
登山道が真っ直ぐになると林から抜け出ること
になる

 南に展望が現れる
 とその空には黒い
 雲が広がっていた

   夕方になって空気
   は澄んできたよう
   で、山並みがくっ
   きりと見えた

 飯野山の上空も
 すっかり雲が広
 がっていた

 前方に大麻山を
 見る 登山口は
 もう近い