TAJIHM の 兵庫の山めぐり <徳島県の山 
 
大麻山    おおあさやま 538m 鳴門市(徳島県)
 
1/2.5万地図 : 撫養/引田
 
【2023年9月】 2023-165(TAJI&HM)
 
   鳴門市東山田より  2023 / 9

 2023年9月中旬の三連休に向かったのは。徳島県内の四国百名山だった。その徳島県の玄関となる鳴門市にも四国百名山があり、それは大麻山で鳴門市の最高峰だった。「分県登山ガイド・徳島県の山」を見ると南麓の大麻比古神社からのコースが紹介されていた。ナビを大麻比古神社にセットすると、大鳴門橋を渡って四国に入り、鳴門ICで降りることになった。県道12号線を西へと走ると八十八ヶ所第一番の霊山寺の前を通ることになった。その先で県道を離れて北へと向かうと、高松道の高架下を通って大麻比古神社に着いた。阿波国の一の宮だけに規模の大きな神社だった。駐車場も広く、その一角に車を止めた。登山口へは境内を通らず神社の東側の車道を歩いて向かった。標識を見ると登山口まで500mだった。気温は既に30℃を越えており、蒸し暑さもあってこの日の登山が厳しくなることが予想された。登山口に着くと、そこから山頂までは2kmだった。登山道に入ると道はすぐに二手に分かれたが、標識は無かった。そこは直進したが、後で分かったことはもう一方の道が主コース(奥宮登山道)だったが、程なくその主コースに合流した。そして尾根筋を登るようになった。その奥宮登山道ほぼ石段の道だった。どうやら山頂に建つ峯神社(大麻比古神社奥宮)への参道と言えそうだった。その途中で気付いたのは道なりに歩いてきた主コースはガイドブックの紹介コースとは違っていることだった。ガイドブックでは参道ではなく南東尾根を登っていたが、どうも紹介コースの方がサブコースではと思えた。暑い盛りに石段をずっと登るのはなかなか辛いことで、登るうちにバテ気味になってきた。そのため休み休みの登りとなってしまった。周囲は自然林が続いて、ときおり展望が現れると南の方向が望めた。そちらに見えたのは眉山だったが、この日の視界は悪くぼんやりとした眺めだった。ときに大休みをしながら漸く山頂まで500m地点を過ぎたとき、コースは二手に分かれた。左手の道は卯辰越に通じる道だった。まずは山頂へと直進する。その山頂が間近になると、また登山道が二手に分かれた。表参道と裏参道だった。そこは表参道を歩いて山頂に向かった。そして登山口に入ってから1時間半かかっての山頂到着となった。バテバテになっての到着だった。その山頂は峯神社がほぼ場所を占めていた。峯神社の前は陽射しが強かったため、裏手で休憩をとることにした。ところがそこはヤブ蚊だらけだった。すぐに20匹ほどが襲ってきた。場所を替えても変わらなかったので、ヤブ蚊を追い払いながらの休憩だった。山頂は全く展望が無かったため、休憩を終えるとガイドブックを参考に北尾根側にある送電塔を目指した。送電塔までは少々距離があり、標高差にして100m、15分ほど歩くことになった。四国電力の阿波鳴門線77番鉄塔に着くと、そこはなるほど瀬戸の風景が眺められたが、けっこう送電線が展望を妨げていた。視界も少しうっすらしていた。その鉄塔での休憩を終えると、歩いてきた道を引き返した。その途中で右手に卯辰越への道が分岐していた。そちらに入ると道は山頂を巻く形でほぼ平坦な道で続いた。卯辰越への道を暫く歩くと左手に往路コースに戻れる小径が分かれた。その小径も緩やかだった。主コースに合流すると、そこから登山口まではまだ1.5kmほど歩く必要があった。その下山では麓が近くなってコースが二手に分かれたとき、往路で歩かなかった尾根コースに入った。そちらは石段が続いており、主コースと言えそうだった。途中にはコンクリート造りの立派な展望台も建っていた。その展望の無い展望台で小休止をした後、登山口へと戻った。後は大麻比古神社へ戻るだけだったが、途中で「ドイツ橋」の案内標識が現れた。そのドイツ橋へと向かうと、大麻比古神社の裏手に近づいた。そして小ぶりなアーチ橋の前に出た。そのアーチ橋がドイツ橋で、そこは観光名所でもあるのか神社から流れてきたと思える観光客を多く見かけた。ドイツ橋からは大麻比古神社へと入り、境内を通って駐車場へと戻った。
(2023/10記)
<登山日> 2023年9月16日 10:15大麻比古神社駐車場スタート/10:27登山口/11:02山頂まで1km地点/11:54〜12:38山頂/12:53〜13:20[77番]鉄塔/13:42主コースに合流/14:00山頂まで1km地点/14:15〜21展望台/14:25登山口/14:33ドイツ橋/14:39大麻比古神社駐車場エンド。
(天気) 晴れ、雲は多かった。麓の気温は32℃で、山頂では25℃まで下がっていた。但し、蒸し暑さはあり。山頂ではときおり涼しい風を受けた。視界はうっすらしていた。下山中に麓に近い東屋で気温を測ると29℃だった。
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大麻比古神社に近
づくと、その背後
に大麻山を見た

鳥居を潜った先が
駐車場だった
その駐車場に車を
止めてスタートした

神社の右手を通る
車道が登山口に通
じる道だった
駐車場の一角に大麻山の標識を見た 神社の案内図には大麻山も描かれていた  駐車場を離れると、車道に出て登山口に向かった
神社から登山口までは500mの距離だった 神社の裏手を通る道は、ドイツ橋に通じる道だった 太陽光発電所が現れると、そこから大麻山を見た
登山口が見えてきた その手前も駐車スペースがあった 登山口に着いた 山頂まで2kmだった すぐに道が二手に分かれると、そこは直進した
緩やかな道を進んで行く 尾根コースに合流して尾根歩きに移った この奥宮登山道は、ほぼ石段登りだった

南の方向に展望が
現れて眉山を見た

この日の視界は濁
っていた

中間点を過ぎて、
右手に真名井の水
への小径が分かれ

石段登りがずっと続く 蒸し暑さもあってバテてきた 休み休みの登りとなって、あと500mの標識を見る 左手に卯辰越への道が分かれた

また道が分かれた

直進が奥宮登山道
で、右手が真名井
の水を経由する道
だった

奥宮登山道を登っ
て行く
表参道と裏参道とに分かれた そこに七合目の標識を見た 左手の表参道に入った 九合目の標識を見る 合目の標識は六合目までは見なかったので、どうやら朽ちてきているようだった 鳥居が現れた その先が山頂に建つ峯神社だった
峯神社を間近で見る 大麻比古神社の奥宮だった 峯神社の前に立って、登ってきた方向を見る 樹林に囲まれて展望の全く無い山頂だった 神社の裏手に回ると鉄塔が建っていた
その裏手で風変わりな山名標識を見た 裏手に裏参道が来ていた 裏手には小さな祠も置かれていた
裏手の木陰で休憩としたが、ヤブ蚊だらけだった 休憩を終えると、展望を求めて北西尾根を下った 下り始めるとすぐに祠を見た
易しい山道を下って行く 77番鉄塔が「見晴らし良好」と書かれた標識を見た 鉄塔が近づくと緩やかな尾根を歩くようになった
鉄塔が見えてきた 鉄塔に着くと、なるほど展望地だったが、鉄塔がけっこう視界を妨げていた 鉄塔は四国電力の阿波鳴門線77番だった

鉄塔の脚の間から
西の方向を眺めた

左の写真に写る大
山を大きく見る
北西に見えていたのはグランディ鳴門GCだった 左の写真の右手を見る 左の写真の右手に小島を見る
東の方向も望めた 鉄塔での休憩を終えると、往路を引き返した 途中で卯辰越に通じる小径が分かれるとそちらに入った
卯辰越への道はほぼ平坦とあって易しく歩けた 奥宮登山道へ通じる道が分かれると、そちらに入った 連絡路も緩やかで歩き易かった
途中の標識を見る 奥宮登山道まで300mだった 奥宮登山道に合流した 石段の道を下って行く
下るうちに南の方向に展望が現れた 相変わらずぼんやりとした視界だった 眉山の背後にうっすら見えたのは、中津峰山の尾根だった
石段の下りが続く 中間地点を過ぎた 登山口まで1kmだった 中間地点の先でベンチを見た

南東方向が望める
と、うっすら海が
眺められた

左の写真の右手を
見る
登山口まで500m地点で祠を見た 登山道が二手に分かれると、尾根コースに入った 尾根上に現れたのは展望台だったが、展望は無かった
登山口の方向へと下って行く 先ほど分岐した道に合流した 合流点の先が登山口だった
後は大麻比古神社に戻るだけだったが ドイツ橋に立ち寄ることにした 標識に従うと、神社の裏手の道を歩くようになった
ドイツ橋は橋は風情のある石積みアーチ橋だった 裏手から大麻比古神社に入った 神社の横を抜けて行く

本殿の前に回って
きた

このクスノキの先
が駐車場だった