TAJIHM の 兵庫の山めぐり <香川県の山 
 
星ヶ城山  ほしがじょうやま 816.1m 小豆島町(小豆島)
三笠山 671.0m
 
 
1/2.5万地図 : 寒霞渓
 
【2018年3月】 No.2 2018-30(TAJI&HM)
 
   碁石山より  2018/3

 星ヶ城山を初めて登った1999年のときは、ロープウェイの紅雲亭駅から表登山道をじっくり登っていたが、途中で見た猿の集団の印象が強く、肝心の星ヶ城山は登山道が遊歩道だったこともあって印象は薄かった。その星ヶ城山登山から20年近く経って再度の小豆島山行を計画したとき、星ヶ城山を再訪して、改めて星ヶ城山を知りたいと思った。但し、山上のハイキングに集中したく、麓側から登るのではなく、ロープウェイの山頂駅を起点にすることにした。
 向かったのは2018年3月で、小豆島山行の三日目となる13日のことだった。朝から快晴だったが、連日快晴が続いていたため視界がどんよりとしていたのは少々残念だった。土庄港に面したホテルを8時半に離れたが、途中で四方指の展望台に立ち寄ったこともあってロープウェイの山頂駅に着いたときは9時半が近い時間になっていた。まだ売店は開いていなかったが、駐車場には既に数台の車が止まっていた。但しハイカーの車とは思えず、単に観光として来ているようだった。その駐車場を起点としてのハイキングの様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。登山コースはずっと遊歩道になっており、10分ほどで最初のピークとなる三笠山に着いた。そこは広々とした公園だった。その先は緩やかな上り坂で、暫くは階段道だった。そして周囲は青々とした常緑樹林だった、星ヶ城山は二つのピークからなり、それぞれ西峰、東峰と呼ばれているようだったが、西峰の方が若干低かった。その西峰が近づくと直登コースと巻き道コースに分かれた。先に東峰に立とうと巻き道を歩いた。巻き道コースと直登コースが合流するとその先で東峰阿豆枳島神社が現れ、程なく山頂(東峰)到着となった。そこに目立っていたのは烽火台で、そのそばにはベンチが置かれており、休むには良い所だった。山頂は南の方向が開けて展望があり、薄ぼんやりとはしていたものの碁石山の尾根を中心に南の海が眺められた。気温は14℃ながらも陽射しをたっぷり受けて暖かい山頂だった。山頂で15分ばかり過ごすと引き返したが、今度は尾根のままに歩いて西峰に立った。そこには西峰阿豆枳島神社が建っており、意外だったのは西峰の方が展望が良かったことで、山頂と同じく南の方向が開けており、内海湾が広く眺められた。どうやら二つのピークに立って星ヶ城山を味わうのが正しいようだった。再び尾根道歩きに移って山頂駅に戻ってきた。休憩時間を入れても2時間弱の軽いハイキングだったが、十分に星ヶ城山を楽しむことが出来たと思えた。
(2019/2記)
<登山日> 2018年3月13日 9:28ロープウェイ山頂駅駐車場スタート/9:38三笠山/10:12〜26山頂(東峰)/10:35〜45西峰/11:02三笠山/11:13エンド。
(天気) 晴れ。周辺に薄雲を見るも、上空は雲一つ無かった。但し青空の色は薄かった。山頂の気温は木陰では14℃ながら、風がほとんど無いとあって、陽射しの下では快いばかりだった。視界は春霞なのかうっすらとしていた。
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星ヶ城山に向か
前に四方指の展
望台に立ち寄っ

駐車場には他に
車を見なかった

展望台へと近づい


展望台の一角に
三角点を見た

三等三角点(点名
・前ノ他)だった
三角点の石碑も設置されていた 展望台からは期待通りに星ヶ城山が眺められた

(←)
碁石山の尾根とそ
の先に続く半島を
眺めた

 (→)
  碁石山の山頂を大
  きく見る
(←)
ロープウェイの山
頂駅に着くと、駐
車場は閑散として
いた

 (→)
  案内図を見ると星
  ヶ城山は東峰と西
  峰に分かれていた
三笠山への遊歩道に入った  三笠山まで500mだった 始めに鳥居を潜った 阿豆枳島神社への石段が現れたが、そこは直進した
緩やかな上り坂となった 足下にロープウェイの駅が見えていた 10分も歩けば、もう三笠山の山頂だった

三笠山は芝生の
広場になってい


三笠山では立ち止
まらず、星ヶ城山
を目指した
星ヶ城山への道は、ごく緩やかな階段の道だった 階段の道は暫く続いた いつしか山道を歩くようになっていた

常緑樹林に包ま
れて歩く雰囲気
は悪くなかった

ごく緩やかな道が
続く
星ヶ城神社が現れた 神社は祠と呼べる小さなものだった 登山道は西峰への上り坂と巻き道とに分かれた
往路は巻き道を選んだ 平坦な道が続く 巻き道と尾根道が合流した 良い雰囲気のまま東峰へと歩いて行く
東峰へと登山道の傾斜が増してきた 山頂手前で現れたのは東峰阿豆枳島神社だった 東峰が間近になった

東峰に着いた

そこが星ヶ城山
の山頂だった

そこに存在感が
あったのは烽火
台だった

烽火台を南側から
眺めた
烽火台の中に数体の石仏を見た 暖かい陽射しを浴びながら休憩とした 山頂の一角に三角点を見た

一等三角点(点
名・星ヶ城山)
だった

山頂からは南に向
かって展望があっ
たが、この日の視
界はうっすらとし
ていた
右上の写真に写る碁石山を大きく見る 上の写真に写る千羽ヶ嶽を大きく見る 東峰を後にして西峰に向かった
西峰の手前まで往路を戻った 巻き道に入らず、西峰への直登コースに入った 西峰まで110mだった 石の多い所を通る

すぐに西峰のピ
ークが近づいた

西峰のピークに着
いた

西峰には展望岩
があった

岩に腰掛けて展望
を楽しんだ

内海湾だけでなく
西の山並みも眺め
られた
三都半島を少し大きく見る 上の写真に写るロープウェイ駅を大きく見る 西峰にも神社が建っていた 西峰阿豆枳島神社だった
西峰を離れて下山の途についた 11時が近づいており、樹林は明るかった 三笠山まで戻ってきた
三笠山の四等三角点(点名・寒霞渓)を見る 三笠山からは近道コースを歩いた 鳥居を潜れば駐車地点は目前だった