TAJIHM の 兵庫の山めぐり <徳島県の山 
 
中津山    なかつさん 1446.8m 三好市(徳島県)
 
1/2.5万地図 : 阿波川口
 
【2020年8月】 2020-139(TAJI&HM)
 
   塩塚峰より  2020 / 8

 中津富士とも呼ばれる祖谷の名峰、中津山に向かったのは2020年8月のお盆休暇中のことで、四国山行三日目だった。前夜は祖谷のかずら橋に近い旅館に泊まったのだが、その旅館に入る前に中津山の登山口を下見していた。中津山は南面側にある田ノ内集落からのコースを登る予定だったので、田ノ内集落への林道に入ってみると中津山の標識を見た。後はそれに従って走ったのだが、山の斜面に広がる田ノ内集落は標高800mまであり、一番高い位置に建つ民家の前で林道は終点となった。終点の位置から登山道が始まっており、そこに中津山登山口の標識を見た。その下見のおかげで翌日の登山口までのアプローチはスムーズで、何の迷いもなく林道終点まで走った。問題は駐車場所だったが、林道の終点位置に出来るだけ路肩に寄せて駐車した。その旨を民家の人に伝えようと声をかけたが、その日は無人のようだった。そこからの登山の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。地形図には南西尾根上に破線路が描かれていたが、林道終点からのコースは描かれていなかった。その描かれていない小径を歩き出すと、植林地の中を北西方向へと登り、7分ほどで破線で示されていた尾根上のコースに合流した。後は北東方向へと植林地の尾根を登って行くことになった。気温は高くはなかったが、ずっと登りが続くことで、けっこう大汗をかいての登りだった。そのまま地図の破線路コースを登るものと思っていると、途中で尾根筋を離れて尾根の東斜面をトラバース気味に歩くようになった。GPSで位置を確認すると、993m三角点の辺りだった。その993m三角点は登山道のそばでは無かったため、通り過ぎていた。巻き道は尾根筋から大きく離れてはいなかったが、すぐに尾根筋に戻ることはなく暫く続いた。周囲は植林地ばかりではなく自然林になることもあった。標高にして1200m辺りまで登ってきたとき、漸く尾根筋に戻って尾根上を歩くようになった。その尾根上を歩いているとき、左手が開けることがあった。そこは崩壊地になっており、ちょっとした展望地だった。そこから見えていたのは西向かいの国見山で、20年ほど前に登った山であることを思い出した。尾根歩きを続けると、山頂が近づいて急坂が現れた。そこを登りきる頃には周囲は笹が増えていた。但し道ははっきりしており、歩く妨げにはならなかった。急坂が終わって緩やかな道となると、前方に建物が見えてきた。それは山頂に建つ中津山大権現本殿で、山頂到着は歩き始めてから1時間45分が経っていた。辺りはすっかり境内の雰囲気で、黄金の池がアクセントになっていた。その山頂には北側から林道が通じており、大権現本殿のそばまで来ていた。そして弘法大師像の建つそばに一等等三角点(点名・中津山)を見た。山頂は休むには良い所で、西の方向が見える開けた所にはベンチが置かれており、そこに座って涼しい風を受けていた。本殿の東側にも展望があり、さん徳島高知の県境尾根が眺められた。長閑さのある山頂で休んでいたのは50分ほどのこと。下山は登ってきた北西尾根コースを引き返した。易しい道を下る一方だったので気楽な下山だった。この下山では巻き道から尾根筋に戻ったとき、往路で訪れていなかった四等三角点(点名・田ノ内)に立ち寄った。登山コースから離れた尾根上にあり、植林地の真っただ中だった。後は登山道をひたすら辿って登山口へと戻った。山頂での休憩時間を入れるとトータルで4時間のハイキングになっており、十分に中津山を楽しんだと思えた。下山後は近くにある祖谷渓温泉で汗を流したのは言うまでもない。
(2020/10記)
<登山日> 2020年8月14日 8:44林道終点登山口スタート/8:51尾根コースに合流/9:08巻き道に入る/9:46尾根筋に戻る/10:00国見山を見る展望地/10:29〜11:18山頂/12:16点名・田ノ内/12:39登山口エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は全く見なかった。山頂の気温は21℃。風が涼しく快かった。視界は澄んでいた。 
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田ノ内集落の道に入ると、中津山の標識を見た 林道をどこまでも走って終点に着いた 終点位置から登山道が始まっていた
壊れてはいたが中津山登山口の標識を見た 植林に囲まれた中を北西へと歩いた 以前は棚田だったのか、石垣を見た
朽ちた小屋のそばを通った 南西尾根のコースに合流した 北東方向へと登って行く
自然林を見ることがあったが ほぼ植林地の登りが続いた 「中ツ山」の標識に従って尾根筋を離れることになった
巻き道に入っても、周囲は植林地だった この巻き道でも自然林を見たが、すぐ終わった 巻き道を歩いていたが、また尾根筋の方向に向かった
尾根に近づいていると、ヌタ場を見た 尾根に戻って尾根歩きに入ると、周囲は自然林が続いた 左手に崩壊地が現れた

その崩壊地に近づ
くと、南南西方向
に国見山が大きく
見えていた

白髪山の左手後方
に見える山を大き
く見る
自然林の尾根歩きに戻った ブナの木を多く見るようになった 尾根の傾斜が増してきたが、涼しさに助けられた
足下に笹が増えてきた 緩やかな尾根となって、山頂に近づいた 山頂が目前となって、中津山大権現本殿が現れた

本殿の横を抜けて
山頂に向かう

展望地が現れて、
そこはベンチが幾
つか置かれていた

展望地から眺めら
れたのは南の方向
だった
上の写真に写る梶ヶ森を大きく見る 本殿を正面側から眺めた 本殿の前が黄金の池だった
本殿より少し離れた位置に弘法大師像が建っていた 大師像のそばに一等三角点(点名・中津山)を見る 黄金の池を挟んで本殿を眺めた

林道が山頂のそば
まで来ていた

本殿の東側に立つ
と、そちらにも展
望があった 東に
向かっての展望だ
った
右上の写真に写る矢筈山の辺りを大きく見る 同じく寒峰の辺りを大きく見る 上の写真の左手に腕山と腕山放牧場を見る

南東方向には三嶺
の尾根が望まれた

左の写真に写る三
嶺を大きく見る
下山は往路を戻った トイレのそばを通る 美しい自然林の中を戻って行く 登れそうなブナの木が現れた
急坂を下って行く 易しい尾根歩きに戻った 尾根を離れて巻き道に入った
尾根筋に戻ってきたとき、コースを離れて近くの三角
点に向かった
すぐに三角点のそばに着いた そこはすっかり植林に
囲まれていた
四等三角点(点名・田ノ内)を見る
登山コースに戻って下山を続けた 林道終点が見えてきた 林道終点に戻ってきた